数ある光回線の中でも特に安いと評判の、おてがる光。
「おてがる光は何がお手軽なの?」「どれくらい安いの?」といった疑問をお持ちの方もいるでしょう。
この記事では、おてがる光の特徴やメリットについて詳しく解説していきます。
おてがる光は契約期間の縛りがないおすすめの光回線!
「おてがる光」は、「よくばりWiFi」でも有名な株式会社エクスゲートが運営する新しい光回線サービスです。
おてがる光の特徴を以下にまとめました。
おてがる光の特徴 | |
月額 | ● マンション:3,280円 ● 戸建て:4,280円 |
契約期間 | 縛りなし |
契約事務手数料 | 2,000円 |
新規工事費用 | 15,000円~18,000円 |
支払い方法 | クレジットカード、口座振替、請求書払い |
ルーターレンタル料金 | 月額400円 |
特徴 | ● 光コラボレーションなのでフレッツ光から転用可能(=工事不要) ● 回線とプロバイダが一体型で料金体系がシンプル ● 月額150円でIPv6が利用可能 |
おてがる光は光回線では珍しく、契約期間に縛りがないのが最大のメリット。料金体系もシンプルで、他社に比べ分かりやすくなっています。
NTTが提供する「フレッツ光」の光回線を利用した光コラボレーション事業者なので、高品質で安定性のあるインターネットの利用が可能です。
また、現在期間限定で新規申し込みされた方の基本料金を最大6,000円割引するキャンペーンを実施中。
おてがる光をお得に利用したい方は、ぜひこの機会に申し込んでみてください!
おてがる光とは
ここではまず、おてがる光の基本知識について解説します。
光コラボレーションサービスの1つ
「おてがる光」は光コラボレーションサービスの1つで、業界最安値級と注目を浴びる光回線です。運営会社は株式会社エクスゲートで、2019年11月18日にサービスを開始しました。
おてがる光の特徴としては、月額料金の安さと縛りがない契約です。
おてがる光の月額料金は、戸建てタイプで4,280円、マンションタイプで3,280円です。
また、契約期間の縛りがないため、解約のタイミングを図る必要がありません。さらに解約料金も設定されていないので、スムーズに解約の手続きができます。
光コラボレーションとは
光コラボレーションとは、NTTが提供する「フレッツ光」の回線を、別の事業者が自社のサービスを追加で付与して提供する光回線のことです。
つまり、NTTの光回線を借り受けて利用している光回線ということです。フレッツ光の通信回線を使えるため、安定性のある通信速度でインターネットを利用できます。
ぷらら光やSo-net光、OCN光などが光コラボレーションとして有名です。
光コラボレーション事業者ならではのサービスが付与されていることが多く、お得に光回線を利用できます。
光コラボレーションについては、以下の記事でさらに詳しく解説しています。
2019年11月にサービス開始
おてがる光は、2019年11月にサービスを開始しています。数ある光回線の中でも歴史は浅く、あまり認知されていません。
そのため、口コミなどが比較的少なく、評判を判断しにくい光回線ではあります。
しかし、業界最安値と謳われるほどの月額料金の安さと、契約期間の縛りがないというサービスで、少しずつ注目を集めています。
業界最安値級の低価格が魅力
おてがる光は、業界最安値級の低価格が魅力です。
おてがる光にはキャンペーンやキャッシュバック、セット割などの割引制度はありませんが、圧倒的な月額料金の安さで他の光回線と勝負をしています。
他の光回線と比較して、どれほど月額料金が変わるのか気になる方もいると思うので、まずは他の光回線と料金を比較して確認してみましょう。
以下は、光回線の月額料金のみで各光回線を比較した表です。
各光回線の月額料金比較 | ||
光回線 | マンション | 戸建て |
おてがる光 | 3,280円 | 4,280円 |
eo光 | 3,300円 | 4,300円 |
ソフトバンク光 | 3,800円 | 5,200円 |
ビッグローブ光 | 3,980円 | 4,980円 |
auひかり | 4,050円 | 4,900円 |
マンションタイプや戸建てタイプにおいて、他の光回線事業者より月額料金が安いことが確認できます。
比較対象によっては500~1,000円ほどの差があり、おてがる光のお得具合が分かりますね。
おてがる光はなにが手軽?
名前にもある「おてがる」ですが、おてがる光では一体何がお手軽なのでしょうか。
ここでは、おてがる光のお手軽ポイントを3つご紹介します。
- 契約期間の縛りがない
- フレッツ光からの転用が可能
- 利用中のオプションを引き継げる
順に見ていきましょう。
契約期間の縛りがない
お手軽ポイント一つ目は、契約期間に縛りがないことです。
契約期間に縛りがある場合、途中解約をする際に高額の解約金がかかってしまいます。他社の光回線だと2、3年契約になることも少なくありません。もちろん、途中解約をすると解約金がかかります。
一方、おてがる光の場合は縛りがないので、違約金や契約期間に不安を感じることなく契約が可能です。
おてがる光は他社に比べ契約期間を気にする必要がない分、お手軽だと言えるでしょう。
フレッツ光からの転用が可能
お手軽ポイント二つ目は、フレッツ光からの転用が可能なことです。これはおてがる光のみならず、光コラボレーションの光回線すべてに当てはまるポイントです。
転用とは、NTTのフレッツ光から光コラボレーション回線へ乗り換えることを指します。
光コラボレーションはNTTの光回線を借り受け利用しているため、乗り換えもスムーズにできるのです。
転用の場合は工事不要
フレッツ光からの転用の場合、工事不要で利用できる点も嬉しいポイントです。
なぜならば、フレッツ光で利用していた回線をそのまま、おてがる光でも利用できるためです。
これもおてがる光に限らず、光コラボレーションであればどの光回線でもスムーズに転用が可能です。
仮におてがる光を契約してすぐに解約したくなったとしても、簡単に他の光コラボレーションへ変更することができます。
利用中のオプションを引き継げる
お手軽ポイント三つ目は、利用中のオプションを引き継げることです。
転用でおてがる光を利用する場合は、フレッツ光で利用していたオプションの一部を引き継ぐことが可能です。
ただし、オプション全てを引き継げるわけではないので注意が必要です。
おてがる光に引き継げるオプションは以下の3つです。
- フレッツテレビサービス
- 光電話サービス
- リモートサポートサービス
上記以外のオプションサービスは、契約者の方とNTT東日本・NTT西日本との契約として残る形になります。
おてがる光の料金プランと諸経費
ここでは、おてがる光の料金プランと諸経費についてご紹介します。
回線とプロバイダ一体系
おてがる光は、NTTのフレッツ光の回線を借り受け利用している光コラボレーションです。そのため、安定した回線を安く利用できます。
しかし、プロバイダを任意で選ぶことはできません。これは、回線とプロバイダをセットとして提供しているためです。
契約が一体型になっている分料金の支払いもシンプルになっているので、複雑な契約を避けたい方にぴったりの光回線とも言えます。
プランはファミリータイプとマンションタイプの2つのみ
おてがる光の料金プランは非常にシンプルで、以下の2つのプランから選択できます。
- マンションタイプ:月額3,280円
- ファミリータイプ:月額4,280円
最低利用期間も、解約事務手数料もありません。定額でおてがる光のインターネットを利用できます。
複雑な料金プランを設定する光回線事業者もある中で、非常にシンプルで分かりやすいプランだと言えます。
新規工事費
フレッツ光からの転用の場合は、工事不要のため新規工事費はかかりません。
しかしフレッツ光からの転用でない場合は、新規で工事が必要です。新規工事費用は以下のとおりです。
おてがる光の新規工事費用 | ||
お支払い方法 | 料金 | |
ファミリータイプ | 一括払い | 18,000円 |
分割払い | 500×36回 | |
マンションタイプ | 一括払い | 15,000円 |
分割払い | 500円×30回 |
新規工事費用は、契約内容とお支払いの方法によってお支払い料金が変わることが確認できます。
各種初期費用
各種初期費用としては、契約事務手数料や口座振替手数料などがかかります。
契約事務手数料は2,000円、口座振替手数料は100円です。
その他の費用
その他の費用としては、ルーターレンタルやIPv6接続費用が別途かかります。ルーターレンタルとIPv6の利用にかかる費用は以下の通りです。
- ルーターレンタル:月額400円
- IPv6:月額150円
ルーターとは、パソコンやスマホなどの複数の機器をインターネットに接続する機器です。レンタルできるのはいわゆる無線LANルーターで、WiFiが利用できます。
ルーターレンタル料金は月額400円かかるため、長期で利用をする場合は自前で用意しておくことをおすすめします。
また、IPv6接続とは、インターネットの混雑を回避し、従来より速い速度でインターネットの利用ができる次世代の接続方法です。
快適な接続環境が欲しいと考えている方は利用を検討することをおすすめします。
おてがる光の特徴とメリット
ここでは、おてがる光の特徴とメリットを4つご紹介します。
縛りがないため契約期間や違約金を気にしなくていい
おてがる光の特徴は、なんといっても契約期間に縛りがないことです。
契約期間に縛りがないため、解約時期を気にする必要がありませんし、解約の際の解約違約金を支払う必要がありません。
他社の光回線だと2,3年ほどの契約期間の縛りがあり、途中解約をすると高額な解約違約金を支払う必要があります。
解約違約金は契約の光回線のプランやプロバイダによっても異なりますが、10,000円ほどかかることが多いです。10,000円の費用が浮くと考えるとお得ですね。
料金プランがシンプルでわかりやすい
お手軽光の料金プランは非常にシンプルでわかりやすいです。料金はマンションタイプとファミリータイプの2つしかありません。
複数のプランがあり分かりづらい光回線もある中、誰が見てもわかる料金プランだと言えます。これなら、プランを選ぶ際も悩まずスムーズに契約できるでしょう。
IPv6接続に対応
高速通信を望む方であれば、IPv6の接続方式に対応しているかどうかで光回線を選ぶ方もいるでしょう。
IPv6は新しい接続方式で、飽和しかかっているIPv4方式より快適にインターネットを利用できると言われています。
Webサイト自体がIPv6に対応していない場合はIPv6での接続はできませんが、最近ではサイトも少しずつIPv6に対応しはじめています。
GoogleやYouTube、Facebook、Netflixなどのサイトでは、すでにIPv6に対応しています。
口座振替が利用できる
おてがる光は口座振替にも対応しています。支払い方法は、口座振替とクレジット決済、請求書払いから選べます。
クレジットカードでお支払いをする際は手数料が無料ですが、口座振替は100円、請求書払いは800円の手数料を毎月支払う必要があるため、クレジットカードでのお支払いがおすすめです。
おてがる光のデメリットと注意点
ここでは、おてがる光のデメリットと注意点を7つご紹介します。
新しいサービスなので信頼性が不安
おてがる光は他の光回線と比べ、サービス提供期間が浅い光回線です。新しいサービスであるがゆえに、おてがる光を信頼できないという方もいるでしょう。
しかし実は、おてがる光を提供しているのはよくばりWiFiを運営している会社です。
おてがる光のサービス提供期間は短いですが、怪しい会社では決してありませんので、安心して利用することができます。
スマホセット割はない
スマホセット割とは、スマホとセットで使うことで月額料金を抑えられる割引プランです。
例としてドコモ光の場合、ドコモのスマホをセットで使うことで月額料金が最大1,000円割引されます。
こういったセット割はキャリアのスマホを利用している方などにおすすめですが、おてがる光はスマホセット割がありません。
しかし、スマホのセット割こそありませんが、月額料金が他の光回線よりも安くなっているため、必ずしもデメリットは言えません。
工事費は有料
2~3年契約で工事費が実質無料の光回線が多いなか、工事費が有料であることはデメリットと言えそうです。
NURO光やauひかりなどは、契約期間まで契約を全うすれば工事費を実質無料で利用できます。
おてがる光では工事費が15,000円~18,000円ほどかかりますので、新しく工事が必要な方にとっては大きな出費となるでしょう。
NURO光とauひかりについては、以下の記事で詳しく解説しています。
長期利用は必ずしもお得ではない
おてがる光は長期利用した場合、2~3年の縛りがある回線よりトータル料金が高くなる場合があります。もちろん月々の支払い金額が安いため、そこまで高くなるわけではありません。
長期での利用で料金が高くなる原因として、キャンペーンが適用されないことが挙げられます。
光回線にもよりますが、キャンペーンでの割引額は高額なことが多いです。場合によっては、20,000円~60,000円ほどのキャッシュバックを受けられることもあります。
ただ、キャンペーンを適用すること自体は非常にお得ですが、適用条件が複雑になる傾向があるのがネック。
複雑な契約が苦手な方は、月額料金が安いおてがる光がおすすめです。
追加オプションが少ない
おてがる光のデメリットとして、追加オプションが少ないことが挙げられます。
他の光回線では利用できるオプションが、おてがる光には無いことがあります。たとえば以下のようなサービスです。
- プロバイダメール
- 無料セキュリティサービス
- 訪問設定サポート
上記のサポートなどには対応していないため、注意をしておく必要があります。
プロバイダのメールアドレスがない
おてがる光にはプロバイダ独自のメールアドレスがありません。そのため、メールを使う場合は、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールを利用する必要があります。
プロバイダのメールアドレスは、プロバイダを乗り換える際に利用できなくなることが多いため、この機会にフリーメールを利用するのも良いでしょう。
支払先を登録しないと請求書払いになる
おてがる光は、支払い方法の登録をしないと自動で請求書払いになってしまいます。請求書払いだと手数料として毎月800円の支払いが発生します。
請求払い以外のお支払い方法には、クレジットカード払いや口座振替があります。それぞれの手数料は、クレジットカード払いは無料、口座振替は100円です。
おてがる光を契約する場合は、早めに支払先や方法の登録を済ませておきましょう。
キャッシュバックがない
おてがる光はキャッシュバックなどの割引プランがありません。
キャッシュバックのキャンペーンで大幅に値引きする光回線事業者もあるので、これもデメリットと言えるかもしれません。
しかし、キャッシュバックこそありませんが、毎月の月額料金が安いのは大きなメリットです。
他の光回線と選択に悩んでいるのであれば、長期で契約することを考え、契約期間のトータルでどちらがお得なのか比較することをおすすめします。
おてがる光の申し込み・解約方法
ここではおてがる光の申し込み・解約方法についてご紹介します。
申し込み窓口は公式サイトのみ
おてがる光を申し込みは公式サイトから手続きをする必要があります。店頭や郵送では申し込みができないので注意が必要です。
電話での対応も可能なため、確認したい内容がある方などは電話で申し込むのもよいでしょう。
工事日調整
新規でフレッツ光の回線を利用する場合は、申し込み後に工事日の調整が必要です。
フレッツ光や他の光コラボ事業者からの転用の場合は工事が必要ないので、工事日の調整は必要ありません。
転用は転用承諾番号の事前取得が必要
フレッツ光から転用される方は、転用承諾番号を事前に取得する必要があります。この番号はNTT東日本/NTT西日本から取得が可能です。
電話やインターネットからお手続きができます。転用をする際は、事前に取得しておくようにしておきましょう。
転用承諾番号とは
転用承諾番号とは、フレッツ光から光コラボレーションに転用する際に必要な番号です。
この転用承諾番号がなければ、フレッツ光から光コラボレーションへの転用ができません。こちらは、契約者本人による手続きが必要となります。
転用の場合は工事不要で利用可能
転用承諾番号を取得し、公式サイトから申し込みをすることで、転用ができます。転用の申し込みをしてから転用が完了するまでは1~2週間ほどかかります。
工事は不要で、転用の切り替えはNTT局内で実施されるため、契約者は何もする必要がありません。
工事実施・機器設定
転用ではない場合は、工事を実施し必要な機器を設定することで手続きが完了します。
事前に調整した工事の日程で、工事が実施され特に問題がなければ開通できます。
解約は電話手続きが必要
おてがる光を解約する場合は、カスタマーセンターでの電話手続きをする必要があります。
電話で手続きをする際に、回線の撤去工事が必要なのか、機器の返却をどうするのかなどの確認も可能です。撤去工事が必要な場合は、別途工事費用が必要になります。
また、工事費用を分割で払いきっていない場合は、残債が一括で請求されることになるため注意が必要になります。
まとめ
今回はおてがる光について解説しました。
おてがる光は、業界最安値級と言われる月額料金と、契約期間に縛りがないことが魅力の光回線です。
フレッツ光から転用をする際は、工事が不要でスムーズに転用できるのも嬉しいポイントです。料金プランも非常にシンプルで利用しやすいサービスだと言えます。
キャンペーンやセット割などの割引プランがないのが大きなデメリットになるますが、それを補うほどの月額料金の安さを誇っています。
光コラボレーションのご利用を考えている方は、ぜひおてがる光を検討してみてください。