Youtubeを使っていると突然エラー画面が表示され、スマホやPCからYoutubeが見れない時があります。
原因は様々ありますが大抵は一時的に見れないようになっているだけですので、きちんと原因を確認して適切な対処をすればYoutubeを見られるようになります。よくあるエラー内容としては、「問題が発生しました。◯◯をやり直してください」などというエラー。
そこで本記事では、YouTubeがエラーで見れない、動画が再生できない時の原因と対処法をまとめました。
PCでYouTubeが見れない原因と対処法
PC(パソコン)からYoutubeを見る場合は、基本的にGoogleChromeを使うことをおすすめします。
理由は、YoutubeがGoogle傘下なので当然GoogleChromeはYoutubeを視聴するのに不便なく使えるようにしているからです。EdgeやFirefoxで視聴していると、勝手に自動再生が止まってしまうこともあるので、GoogleChromeが推奨されています。
【1】ブラウザの更新/再起動/キャッシュ削除
長時間視聴しているとYoutubeの自動再生がきれたりエラーを起こす場合があるので、一度ブラウザを更新するかブラウザを再起動してみてください。
大抵はブラウザを更新すれば再生できるようになりますが、もしそれでも頻繁にエラーを起こす場合は一度Chromeのキャッシュを削除してみましょう。
ブラウザキャッシュの削除は、「三点リーダ → 履歴 → 履歴の削除」から行うことが出来ます。この時に「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れてから削除するようにしましょう。
【2】アドオン、プラグインの停止
FirefoxのアドオンやGoogleChromeのプラグインが原因でYoutubeが見れない状態が続いている可能性もあります。
もし大量のアドオンやプラグインをブラウザ上で起動している場合は、1つ1つそれらを停止して原因を調べてみましょう。
基本的にアドオンやプラグインが原因でYoutubeが見れないというケースは稀だと思うので、とりあえずの対処方法として紹介しておきました。
【3】HTML5対応ブラウザか確認する
Youtubeを含め数々の動画サイトでは、2015年頃まではAdobe Flash Playerを使ったFlash形式のストリーミング再生がメジャーでしたが、現在はHTML5動画再生となっています。(一部のコンテンツはFlash形式な模様)
ですので、Adobe Flash Playerを更新したり再インストールしたところで無意味です。まずはHTML5に対応しているブラウザを使用しているのかを確認しましょう。
現在HTML5動画を再生できるメジャーなブラウザは「GoogleChrome」「FireFox」「Opera」「Edge」「IE11」「Safari」などとなっています。ほとんどのブラウザでHTML5動画再生対応となっているので、おそらくは大丈夫だと思います。
ちなみにYoutubeはガラケーから見られなくなったそうですね。
【4】PCのスペックが低すぎる
このケースは殆どないと思いますが、PCの基礎スペックが低すぎて動画の再生に時間がかかったり、画面を開くのが遅くなっている可能性があります。
最近は3万円程度のPCでもYouTube程度なら問題なく視聴できる製品が多いので、もし現在利用しているPCが長年使っていてもうボロボロという場合、買い替えを検討してみても良いでしょう。
【5】YouTube自体の原因
2016年6月ころに、YouTubeのサイト自体が原因で動画が再生できない事がありました。見れない期間は数日に渡りやっと見られるようになりましたが、近年はこのようなエラー等は一切起こっていません。
これからもYouTubeが原因のエラーは少ないと思いますが、念のためこんな事が過去にあったと認識しておくのも良いでしょう。
スマホでYouTubeが見れない原因と対処法【iPhone/Android】
次にスマホでYouTubeが見れない原因と対処法を、iPhone/Androidそれぞれで解説していきます。
【1】キャッシュの削除
とりあえずYoutubeアプリのキャッシュやブラウザの履歴などを削除しましょう。Youtubeの他にゲームアプリなどでも有効な手法なので試してみる価値がある対処方法です。
iPhone/iPadの場合
iPhone/iPadの場合はYoutubeアプリのキャッシュがありません。
ですが、iPhoneのSafariブラウザを使ってYoutubeを見ている場合は、ブラウザのキャッシュを削除することでYoutubeを見られるようになる可能性もあります。
まずSafariを開きましたら、フッターバーの「ブックマークアイコン」をタップしてください。開くと「履歴」が存在しますのでタップします。
画面右下の「消去」をタップしてキャッシュを削除します。キャッシュ削除する期間を選べますので、Youtubeが見れなくなった期間から削除してもいいですし、全てのキャッシュを削除しても良いです。
キャッシュを削除した状態でもう一度SafariからYoutubeを視聴してみるとエラーが消えているかもしれませんので確認してみましょう。
Androidの場合
Androidの場合はYoutubeアプリかChromeのキャッシュを消すことで解決出来る場合があります。
先にChromeのキャッシュを消す手順を紹介します。
まずはChromeアプリ右上の縦の「三点リーダ」をタップしてください。次に設定一覧のなかに「履歴」があるのでタップ。あとは履歴を消去すると同時に、ブラウザのキャッシュもクリアにしてキレイな状態にしてあげましょう。
次に、Youtubeアプリのキャッシュ削除方法を紹介していきます。(お使いのAndroidのバージョンで操作方法が若干異なります。この記事ではAndroid7.0で説明しています。)
まずは「設定」アプリを開き「アプリ」をタップします。アプリ一覧の中にYoutubeがあるのでタップしてYoutubeアプリの管理画面に移動します。
次に「ストレージ」をタップして、次の画面に存在する「キャッシュを消去」を押し、YouTubeアプリのキャッシュを削除しましょう。
この状態で再度Youtubeアプリを立ち上げて、Youtubeが視聴できるか確認してみてください。
【2】速度制限に引っかかっている
これはエラーというよりも自分のネット環境が原因ですが、WiFiではなく3G/4GLTE回線でYouTubeを視聴している場合、あっという間に月のデータ容量の上限を突破してしまい通信速度を制限されてしまいます。
もしWiFi環境を持っていない場合、3G・LTEの速度制限を解決するには次の方法があります。
- データ容量のチャージをおこなう
- データ通信無制限のSIMに変更する
キャリアのスマホを使っている場合はデータ通信無制限のSIMに変更することは出来ませんが、格安SIMの場合データ通信無制限のSIMに変更することで速度制限によりYoutubeが見れない状態から開放されます。
特に私が速度制限なしの格安SIMでおすすめしているのが、nuroモバイルのデータ通信量無制限のプランです。
このプランは1日5時間までいくら通信しても速度制限がかからないプランで、私も実際契約してみて使っていますがスマホから1日2時間程度Youtubeを見ていても速度制限にひっかかったことはありません。
他にも色々なデータ通信量無制限の格安SIMがでていますが、常時無制限にしているような格安SIMは最初から通信速度を絞っているところもあるので、そういった意味ではnuroモバイルは時間制限のデータ通信量無制限ということもあり、速度自体を絞られているとは感じませんでした。
nuroモバイルの詳細は下記ページにて紹介していますので参考にしてみてください。
参考:nuromobileとは?特徴やメリット・デメリットを紹介!1日5時間プランがおすすめ速度制限時にはポケットWiFiのレンタルもおすすめ
速度制限がかかってしましYoutubeが見られない場合ときに、レンタルポケットWiFiもおすすめです。
レンタルポケットWiFiはキャリ契約がなしに、必要な期間だけ利用できるサービスです。
1日からレンタルできるものもあるので、月末にいつも容量が足りなくなるという方には上手に活用してもらえます。
ポケットWiFiの短期レンタルについて詳しく知りたい方は、下記を参考にしてください。
また個別のポケットWiFiについて下記のページで詳しく紹介しています。
→よくばりWiFiのレビューページへ
→Mugenwifiのレビューページへ
→縛りなしWiFiへのレビューページへ
→大容量WiFiのレビューページへ
【3】Youtubeアプリのアップデート/再インストール
Youtubeアプリの再起動をおこなっても依然としてYoutubeを見れない場合は、Youtubeアプリのアップデートがないかを確認しましょう。
もしかしたらYoutubeの仕様が変更されて新しいバージョンでないとYoutubeが見れないということもありますので、App StoreやPlay Storeは確認しておきましょう。
基本的にAndroidは自動的にアプリが更新されますが、もし自動更新を切っている場合はPlay Storeからアップデートをしましょう。
iPhoneやiPadの場合は、App Storeを開きフッターバー右下のアップデートからYoutubeアプリをアップデートしてください。もしアップデートをしても見れない場合は、一度Youtubeアプリを削除して再インストールしてみるのも一つの手段です。
【4】ストレージ容量の確保
ストレージ容量が足りないと、Youtubeアプリだけではなくアプリ全般のパフォーマンスが落ちてしまい動作が不安定になることがあります。
ですので、個人的には空きストレージを最低でも10%は確保しておいたほうがいいのではないかと思っています。
iPhone/iPadの場合
iPhoneの場合は外部ストレージが存在しませんので、iCloudなどに写真や映像を移動させてストレージ容量を確保しましょう。iCloudは無料で5GBまで利用することが可能です。
また、不要になったアプリを削除するのも良いでしょう。
Androidの場合
「設定」アプリを開き、「メモリとストレージ」をタップします。
あとは写真や音楽ファイルを全てSDカードに移動したり、撮影した写真やダウンロードした画像などを内部ストレージぁらSDカードに移すために、デフォルトの保存場所を外部ストレージ変更してストレージ容量を確保しましょう。
また、iPhone同様に不要になったアプリは削除したりしても良いです。
YouTubeが見れない原因と対処法/まとめ
以上、YouTubeがエラーで見れない原因と対処法をPCとスマホに分けて紹介してきました。
iPhoneやAndroid機からYoutubeを視聴する場合は、データ通信量には気をつけて見てください。とりあえず家ではWiFiに接続するなどして対策しましょう。