スマホ代の節約のために、ワイモバイルへの乗り換えを考えている方も多いはずです。
でも格安スマホであるワイモバイルの「セキュリティは大丈夫?」と不安を持っている方もいると思います。
しかしワイモバイルは格安スマホの中でも、とくにセキュリティ面で信頼できるものです。
この記事では、ワイモバイルのセキュリティについて詳しく紹介していきます。
この記事の目次
ワイモバイルのセキュリティは安心?
ワイモバイルを含めたスマホで、もっとも気を付けたいのがウイルスです。
以前まではネットのウィルスといえばパソコンのイメージでしたが、今はスマホへの感染も問題になっています。
ここではスマホのセキュリティリスクと、そのリスクに対するワイモバイルの対策について紹介します。
スマホでもセキュリティリスクはある
最初にもお伝えしたように、パソコンだけでなくスマホでもウィルスにかかる可能性はあります。
実際に2016年にAndroidOSを対象にしたマルウェア(不正や有害な動作のために作成されたソフトウェア)は400万本を超えたと報告されました。
たとえばGoogleの公式サイトで公開されたアプリをインストールしたら、端末内の個人情報が勝手に送信されたという事件もありました。
この事件により、1,000万人超の個人情報が流出。アプリの開発者たちは逮捕されています。
こうした事件はあくまでも氷山の一角であり、他にもスマホをターゲットにしたウィルスが多く存在しているのです。
Androidはリスクが高いとされる
スマホにはiOSとAndroidの2種類がありますが、Androidの方がウィルスのリスクが高いと言われています。
これは、アプリの配布方法が原因です。
iOSはApple社と契約を結ばなければアプリの開発もできず、配布する際にも審査が必要になります。
そのため危険なアプリが一般的に配布される可能性は高くありません。
一方Androidは誰でも開発でき配布も可能のため、危険度の高いアプリも一般的に広がって可能性もあるのです。
そのためAndroidを利用している場合は、しっかりとセキュリティに気を配る必要があります。
ワイモバイルは各種セキュリティオプションを用意
ワイモバイルでは、危険なウィリス対策ができるセキュリティパックがオプションとして用意されています。
一般的に考えられるリスクに対応した、ひと通りのセキュリティオプションがパックで利用できる非常に便利なサービスです。
「ウィルス対策とか難しいことは分からない」という方にも安心な上でに、割安なので非常にお得になります。
もちろんワイモバイルのスマホは、McAfeeなどのセキュリティソフト単体での利用も可能です。
iPhoneへは非提供
ワイモバイルではiPhoneに対してはセキュリティソフトが提供されていません。
その理由はiOSのアプリはApple社により管理されているため、セキュリティ上の問題がないためです。
ワイモバイルでiPhoneを利用する方は、セキュリティについてはあまり心配せずに利用ができます。
実店舗があるのでトラブル時の相談が可能
格安スマホの多くは実店舗を持たず、オンライン上でのみ運営をしています。
そのため、セキュリティ面での不安などを店員さんへ細かに相談する機会がありません。
しかし、ワイモバイルは全国4,000店以上を展開しています。
もしワイモバイルのスマホを利用していて、セキュリティなどに不安があれば店舗の店員に気軽に相談ができるのです。
スマホのシステムについて不安があるという方でも、実店舗のあるワイモバイルなら安心して利用できます。
ワイモバイルで使えるセキュリティ機能
ワイモバイルには、セキュリティ機能がオプションとして用意されていることをお伝えしました。
ここではワイモバイルのセキュリティ機能について、詳しく紹介していきます。
スマートフォン基本パックS/Wを提供
ワイモバイルのセキュリティパックには、「セキュリティパックS」と「セキュリティパックW」の2種類があります。
料金は「セキュリティパックS」と「セキュリティパックW」ともに、月額500円で利用が可能です。
「セキュリティパックS」と「セキュリティパックW」の違いは下記のとおりになります。
パック名 | S | W |
対応機種 | かんたんスマホ DIGNOE AQUOSCRYSTALY2 AQUOSXx-Y LUMIERE AQUOSCRYSTALY DIGNOC Spray DIGNOT ARROWSS | AQUOSPhoneef AQUOSPhonees DIGNODUAL2 DIGNODUAL STREAM |
セット内容 | ・スマートセキュリティ ・詐欺ウォール ・留守番電話サービス ・紛失ケータイ捜索サービス ・位置ナビ ・みまもりマップ ・安心遠隔ロック ・一定額ストップサービス ・割込通話 ・グループ通話 | ・スマートセキュリティ ・詐欺ウォール ・安心遠隔ロック ・紛失ケータイ捜索サービス |
「セキュリティパックS」も「セキュリティパックW」も同じ料金ですが、「セキュリティパックS」の内容のほうが充実しています。
「セキュリティパックS」の対応機種の場合は、こちらを選んでください。
スマートセキュリティpoweredbyMcAfee
スマートセキュリティpoweredbyMcAfeeは、McAfeeが提供するセキュリティアプリです。
スマートフォンを危険ウィルスから守る働きがあります。
他にも端末のバッテリーの消費を抑えたり、処理速度を上げる機能も利用できます。
利用料は月額300円なのでかなり割安です。
詐欺ウォール
詐欺ウォールはワンクリック詐欺などからスマホを守るアプリです。
危険なサイトを検知して、知らせてくれます。
こちらはスマートフォン基本パックS・W、もしくはスマートセキュリティに加入した方が利用できます。
安心遠隔ロック
安心遠隔ロックはスマートフォン基本パックS・Wに加入することで利用できます。
携帯電話をなくしたりどこかに置き忘れてしまったときに、遠隔操作で携帯電話をロックできます。
なくなった端末から個人情報が漏れてしまうリスクを減らせるサービスです。
紛失ケータイ捜索サービス
紛失ケータイ捜索サービスは、スマートフォン基本パックS・Wもしくは故障安心パックを利用することで、受けられるサービスです。
携帯電話がなくなったときに、大体どの位置にあるのか確認できるサービスです。
紛失した携帯もすぐに見つければ、個人情報が漏れる心配は少なくなりますよね。
自分でできるスマホのセキュリティ対策
スマホのセキュリティ対策は、まず自分で気をつけることが前提です。
オプションでセキュリティを強化しても、自分自信の意識が高くなければリスクはゼロにはなりません。
ここでは、ワイモバイルでスマホを利用するときに自分で可能なセキュリティ対策を紹介します。
アプリを無闇にダウンロードしない
スマホのウイルス感染は、アプリのダウンロードで起きる可能性が高いです。
実際にアプリにウイルスが含まれており、ダウンロードで感染した例は多くあります。
そのためGooglePlayストア以外のアプリは、ダウンロードしてはいけません。
またGooglePlayストア内のアプリでも、ウイルス感染の報告があるのでダウンロードは慎重に行ってください。
フリーWiFIの利用を避ける
カフェやファストフード店など、フリーwifiが利用できる場所は増えています。
通信容量の節約のために、さまざまなところでフリーwifiを使う方も多いはずです。
しかしフリーwifiは暗号化されておらず、セキュリティは非常に脆弱です。
フリーwifiの利用によるトラブルは年々増加しているので、できるだけ利用は避けてください。
ポップアップ広告を踏まない
スマホでサイト閲覧中に、画面に突然現れるポップアップ広告は頻繁に目しますよね。
興味を引くものが多く、思わずクリックした経験のある方も多いはずです。
しかしポップアップ広告の中には、詐欺サイトへ誘導するものも多くあります。
あまりよく分からない広告は、興味本位でクリックすることがないように気を付けてください。
OSアップデートをおこなう
OSはセキュリティ上の脆弱性に対応するため、定期的にアップデートを行っています。
そのため、アップデートの通知がきたらその都度更新するのも大切なセキュリティです。
アップデートは面倒だからと後回しにせず、常に最新のOSを利用している状態にしておいてください。
iPhoneを利用する
iOSの場合はセキュリティがしっかりしているため、アプリを通してのウイルス感染というのありません。
そのためAndroidよりもiPhoneを利用するのもひとつのリスク回避です。
Android端末にこだわりがないのであれば、iPhoneを利用するのもよいでしょう。
子どもにワイモバイルを使わせる場合のセキュリティ対策
ワイモバイルはコスパがとても良いため、子ども用のスマホとしても人気を集めています。
しかし、子どもにスマホを持たせるときには、より安全面が心配になるはずです。
ここでは、子どもがワイモバイルを使う際のセキュリティ対策について紹介します。
ワイモバイルは子ども用にも人気が高い
ワイモバイルは利用料金が安いため、子どもにも人気が高いサービスです。
ソフトバンクのサブブランド、テレビCMや実店舗も多いなど、安心して利用できるポイントが多いことも理由だと考えれます。
それだけ子どもにも人気がある分、セキュリティ対策もしっかりと行う必要があるのです。
5歳から学割利用可能
ワイモバイルには、月額料金が1,000円割引されるお得な「ワイモバ学割」があります。
学割と聞くと中学生、高校生、大学生が対象というイメージがありますが、ワイモバイルの学割は5歳以上が対象です。
小学生も対象となるので、お子さんに初めて持たせるスマホとしても人気を集めています。
子どもが安心して利用できる機能が充実
ワイモバイルの学割はお得だけど、セキュリティを考えると子どもに持たせるのは不安という方も多いはずです。
でもワイモバイルには子どもが安心して利用できる、下記3つの機能があります。
- フィルタリング機能
- 位置情報の確認
- 利用時間の管理
それぞれを詳しく確認していきましょう。
あんしんフィルター(フィルタリング)
ワイモバイルには、インターネット上にある「子どもに不適切なコンテンツ」や「有害なアプリ」を制限する『あんしんフィルター』という機能があります。
この機能を設定しておけば「アダルトサイト」や「出会い系サイト」の閲覧制限が可能です。
対象年齢に応じたアクセス制限もできるので、安心して子どもにスマホを持たせられます。
「あんしんフィルター」は、申し込みさえすれば無料で使えるので必ず利用してください。
位置情報の確認
ワイモバイルには、子どもの居場所がわかる「位置情報の確認」できる機能があります。
この機能があれば、どこに子どもがいるのかの確認が可能です。
「子どもの帰りが遅い」「子どもと連絡がつかない」など、心配なときのもこの機能があれば安心できます。
この機能も無料ではありますが、iPhoneでの利用はできないので事前に注意が必要です。
利用時間の管理
ワイモバイルには、子どもの勉強時間や夜間利用を防ぐための設定が可能です。
この利用時間の管理を活用すれば、「勉強のために部屋に一人でいる時間」「親が寝ている深夜帯」などに利用を防げます。
また利用不可の管理をかけていても、「緊急通報」「緊急速報メール」「災害用伝言板」「位置ナビLink」の機能は利用できるので安心です。
ワイモバイルのセキュリティ まとめ
今回はワイモバイルでスマホを使うときに、気をつけたいセキュリティについてお伝えしてきました。
ワイモバイルには、さまざまなセキュリティオプションが用意されており、必要に応じて選択が可能です。
また全国に4,000以上の実店舗を構えているためセキュリティに不安があるときには、スタッフに直接相談ができます。
ぜひこの記事を参考にして、ワイモバイルでAndroid端末を安心して利用してください。