これからY!mobile(ワイモバイル)を契約する予定がある人の中で、ワイモバイルは審査が厳しい、もしくは甘いと聞いたことがある方もいるはずです。また、審査に落ちる人はどんな条件で落ちるのかも気になるところです。
筆者も一度審査落ちしたことがあります。その時は、”とあること”をしてから契約の申し込みしたところNGでした。
そこで本記事では、Y!mobile(ワイモバイル)の審査に落ちる人の条件や、私が経験した審査落ちの具体例を紹介します。
一般的に言われているワイモバイルの審査に落ちる条件一覧

- 一括購入ではなく分割払いでスマホを購入している人は機種変更の審査で落ちやすい
- 割賦代金が残っていると審査に落ちやすい
- 登録者情報と本人確認書類の住所などが異なっている
- ソフトバンク/ワイモバイルのいずれかを直近に解約 or MNPしている
- 過去に支払いを滞納したことがある
- MNP予約番号が異なる/期限が切れている
- 未払いの料金がまだ残っている
- 未成年であること
- クレジットカード支払いの滞納
これらは全て、審査落ちの材料としてありうるものです。ワイモバイルだけでなく、au、ドコモ、ソフトバンクでも上記のような事がある場合審査に落ちます。
特に気をつけたいのは過去に料金を滞納していたり、まだ支払っていない料金が残っている場合。これらはほぼ間違いなく審査落ちの要因となります。ただし滞納に関しては、精算してから1~2年間滞納無しで支払っていればリセットされるはずです。
もちろん上記に挙げたもの以外の何かしらの原因で落ちることもありえます。
ちなみに即落ちの契約拒否をされる人は、おそらく携帯会社のブラックリスト入りしている可能性が高いです。
筆者がワイモバイルの審査に落ちた時の具体例
以前私がワイモバイルに申し込みをしたのは、ドコモからのMNPです。その契約で審査落ちしてしまいました。

審査開始から審査結果がでるまで3日間
2017年の6月14日にオンラインストアから音声SIMのみでのMNP契約を申し込みました。審査結果がでたのが6月17日なので、審査期間は3日間ということになります。
実際にその間ワイモバイルから送られてきたメールがコチラ↓↓。
- 6月14日:お申込み完了のお知らせ
- 6月14日:加入審査開始のご連絡
- 6月14日:出荷完了のお知らせ
- 6月16日:切替手続き開始のご連絡
- 6月16日:審査結果のお知らせ
オンラインストアから申し込んでその日すぐSIMカードの発送。非常にスピーディーで、この時は既に審査も終わったから商品を送ったんだろうなと思っていました。
その後6月16日にワイモバイルから商品を受け取った段階で切替手続きが開始されます。切り替え時間は「午前10時から午後19時まで」の間に完了するようです。
なお、契約の成立は回線の開通が完了してからになります。メールにもそのように書かれていました。
なのでまだ審査自体は終わっていないのですね。
とりあえずSIMカードの差し替えをして開通を待ちました。すると同日に、審査結果に関するメール「【Y!mobileオンラインストア】審査結果のお知らせ」というタイトルで届きます。
結果、審査に落ちました。その時のメール内容がコチラ↓↓。
○○ 様
この度は、
ワイモバイル通信サービスへお申し込みいただき誠に有難うござい ます。 今回のお申込みに対する審査結果の件でございますが、
お申込みを総合的に検討させて頂きました結果、
誠に申し訳ございませんが、ワイモバイル通信サービスのご契約を見合わせて頂く事となりまし たのでご連絡申し上げます。 Web受注番号:xxxxxxxxxxxxxxx
具体的な審査内容の詳細につきましては開示致しかねます。
ご希望にそえず誠に恐縮ではございますが、何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。 なお、大変お手数ですが、すでに商品が到着している場合は、
後日返却キットをお送りさせていただきますので、箱・取扱説明書を含む一式を下記宛先へご返送ください。 【送付先】
〒135-0064
東京都江東区青海3丁目4-19
青海流通センター1号棟トラックバース1-3SBフレームワークス株式会社
MDセンター(YM返品端末)宛何卒宜しくお願いいたします。
SIMカードのみの契約だと、おそらく返却は必要ありません。
1ヶ月以上経っても返却キットが自宅に送られてこなかったので、おそらく端末とセットで購入した方のみ返却が必要になるのだと思います。なので私はSIMカードをハサミで切ってからゴミ箱に捨てました。

筆者が審査落ちした原因
メールにも書かれていたとおり、ワイモバイルでは具体的な審査内容について教えてくれません。これはどのキャリアでも同じなので諦めるしかありません。
ただ、筆者の場合は審査落ちした原因に関してなんとなく見当がついています。
今回審査落ちした最大の理由は、1台目のスマホでワイモバイルからUQモバイルにMNP後、2台目のスマホでドコモからワイモバイルへMNPしたからです。
つまり、「ソフトバンク/ワイモバイルのいずれかを直近に解約 or MNPしている」に該当しているのです。(自営業で無職扱いにされた可能性は低い。)
MNP前まで1年半ワイモバイルを使っていましたが、ワンキュッパ割も終わっているのでUQモバイルに乗り換えてスマホ料金を安くしようと思い乗り換えをしました。
ですが、1回線くらいワイモバイルを持っておきたい、更にスマホ代金を節約したいと考え、MNP後にドコモからワイモバイルへの乗り換え手続きを行ってしまいました。

ワイモバイルの審査について
審査時間は何日くらいの日数が必要?
筆者の場合審査結果がでるまでに3日間かかりましたが、人によっては申し込みをしてその日のうちに結果が届く場合もあります。
特に、ブラックリスト入りしている人は即日契約拒否のメールが送られてきます。これはワイモバイルショップで契約手続きをしたとしても同じです。
審査結果が出るのが遅い人は、アウトかセーフか判断しにくいグレーゾーンにいる人です。グレーゾーンにいる人の特徴としては、過去に何かしら審査落ちに該当するような事をしたことがある、というのが定説です。
審査は遅いですが、1週間以内には結果が来ると思いますので気長に待ちましょう。
審査結果の内容は教えてくれる?
具体的に審査落ちした理由を教えてくれることはありません。
今回私はY!mobileオンラインストアにて契約したので、審査結果はメールで来ました。メールには審査結果の具体的な内容については教えかねますと書かれており、何一つ落ちた理由がわからないようになっています。
窓口なら審査に落ちた理由を教えてもらえる?
お問い合わせ窓口からサポートセンターに電話をしたとしても、審査結果を教えてもらうことはできません。
審査が発生する契約はどんなものがある?
ワイモバイルでは、何かしらの契約に関するものは全て審査が入ります。具体的には下記です。
- 新規契約/MNP
- データプランなどの契約変更
- 機種変更
- 支払い方法(口座振替/クレジットカード)
支払い方法の審査に関してですが、クレジットカードはOKで口座振替は契約拒否される人が多いです。
口座振替での契約が拒否される理由は、過去に料金の滞納がどこかのキャリアであったからです。滞納が一度でもあると、「本当に支払能力があるのか」と疑問視されてしまうため、口座振替はNGになってしまいます。
逆にクレジットカードがOKな理由は、ワイモバイル側で料金未回収のリスクを減らせるからです。
クレジットカードは、その会社が先に料金をワイモバイルに支払い、後からクレジットカード利用者から利用料を領収する仕組みになっています。なので、ワイモバイルはいずれにせよ請求額分の料金を貰うことが出来るので、クレジットカードならOKとしています。
口座振替の場合、ワイモバイルが直接ユーザーの口座からお金を引き落とすので、もし口座から引き落とせなかったら未収となってしまいます。
そういったリスクを減らすためにも、過去に料金の滞納があった場合は口座振替での契約を拒否されてしまうのです。
結局ワイモバイルの審査は甘い?厳しい?
3大キャリアと比べるとちょっと緩い、もしくは同等程度ですが、格安SIMと比べると審査は厳しいです。
ワイモバイルの審査が厳しいと言われるのは、全て音声SIMの契約となるからです。データSIMとは違い電話番号が必要になってくる契約なので、本当にこの人に電話回線を与えて大丈夫なのかを調べなければならないので、その分審査が厳しくなるのも仕方がありません。
逆にMVNO(格安SIM)が提供しているデータSIMだと審査はありません。ワイモバイルはソフトバンク傘下のMNOであることも審査が厳しい要因の一つですね。
ただし、普通にスマホを運用している、料金の滞納は一度もないという人は問題なく契約できるので、そこまで審査が厳しいと感じることはないでしょう。むしろすんなり通るので、「ワイモバイルの審査は甘い?」と思うかもしれません。