Y!mobile(ワイモバイル)は2年縛りの音声SIMのみを販売しているので、通常ならば2年間の契約が終わった段階で別のキャリアや格安SIM(MVNO)に乗り換えするのが普通です。
しかしながら、ワイモバイルには無料通話が10分間かけ放題などのサービスがあるため、使い勝手が良く乗り換えしたくないという人も多いはず。
そこで本記事では、Y!mobile(ワイモバイル)の3年目の料金をプラン毎に解説。また、3年目は乗り換えタイミングとして本当にベストなのかを紹介しています。
ワイモバイルの料金プラン
ワイモバイルのスマホベーシックプランの料金は次のように推移します。
プラン名 | S | M | R |
---|---|---|---|
基本料金 | 2,680円 | 3,680円 | 4,680円 |
データ容量 | 4GB | 12GB | 17GB |
「おうち割光セット」「家族割」「新規割」などを使えば、スマホベーシックプランSだと1,480円で利用することが可能です。
肝心の3年目からの料金は高いのか?
2019年10月1日に行われた料金改定により、契約期間縛りとそれに伴う契約解除料金が廃止されました。これにより、今まで2年縛りで3年目の解約がベストとされていましたが、どのタイミングで解約したとしても、そこまで変わらないようになっています。
ただ、スマホベーシックプランの「新規割」適用が6ヶ月なので、解約するとした7ヶ月目が良いとされています。
ワイモバイルのスマホベーシックプランでは、料金プランの見直しが行われたことにより、2年目、3年目以降の基本料金が変わらないのが特徴です。
2年間はデータ増量オプションが無料
ワイモバイルでは、2年間に限り月間データ容量が増量するオプションが無料で使えます。本来は月額500円のオプションなので、2年間で12,000円お得になる計算です。
ワイモバイルのデータ容量は、増減後で次のように変わります。
プラン名 | プランS | プランM | プランR |
---|---|---|---|
基本データ容量 | 3GB | 9GB | 14GB |
データ増量オプション適用 | 4GB | 12GB | 17GB |
スマホベーシックプランSは1GB、M/Rは3GB増加しています。
無料データ増量オプションの適用が終わる3年目が解約のベストタイミングか
結論を言ってしまうと、ワイモバイルの解約タイミングは3種類あると考えます。
- 新規割が終了する7ヶ月目
- データ増量オプション無料が終了する3年目
- 機種代金の支払いが終わるタイミング
1つ目は、新規割が終わるタイミングでの解約です。新規割は最大6ヶ月間700円基本料金が割引されるお得な特典。ワイモバイルのスマホベーシックプランならいつ解約しても違約金が発生しないので、新規割が終わったら他に乗り換えも検討していいかもしれません。
2つ目はデータ増量オプションが終了する3年目です。無料のデータ増量オプションがなくなると、毎月500円の増量オプションが発生してしまいます。オプションを使わない人であれば問題ありませんが、そうでない人はUQモバイル等に乗り換えも視野に入れてください。
最後は、機種代金支払いが終わるタイミングです。ワイモバイルは36回払い、24回払い、一括払いの3つの支払い方法が用意されており、前者2つの分割払いを選んだ場合は機種代金の支払いが終わるまではワイモバイルを使うのが良いかと思います。
逆にSIMのみ契約の人であれば、新規割や無料データ増量オプションが終わるタイミングが乗り換えタイミング。3年目も基本料金が変わらないのでそこまで乗り換えする意味も薄いですが、少しでもスマホをお得に使っていきたい人は似たような料金体系であるUQモバイルも検討してみてはいかがでしょうか。