デスクトップPCを使って、なおかつマルチモニタでパソコン作業をしている人がたまにやってしまうのが、ウインドウが画面外に行ってしまい作業ができないという事象。
昨日までマルチモニタを使っていたけれども、今日からはシングルモニタで作業をしようと思っていたら、ソフトを立ち上げてもディスプレイに表示されないことはよくある話だと思います。
そこでこのページでは、一度画面外にでてしまったウインドウを画面内に戻す方法を紹介します。どう頑張ってもウインドウを移動できない人は必見です。(※ 今回はWindows10を使った手順での紹介となります。)
画面外からウインドウを戻す方法
では早速、画面外にでたウインドウを戻す方法を紹介していきます。
マウス操作では直接ウインドウを動かすことが出来ないので、今回紹介する方法はキーボード操作も必要になってきます。
① ツールバーからウインドウを戻す
まずWindowsのツールーバーに画面外から戻したいウインドウが起動されているか確認してください。起動できたら、そのアイコンにマウスカーソルを1秒ほど乗せてください。
すると、上に小さなプレビューウインドウが表示されるので、今度はそちらにマウスカーソルを合わせて右クリックを押してください。右クリックをするとプログラムメニューが表示されるので、その中の「移動」をクリックしてください。
後はキーボードの移動カーソル(←↑↓→)を使ってウインドウを移動させます。画面外から画面内に移動させたら完了となります。
② ショートカットキーを使って移動させる
ツールバーからでなくても、キーボードのショートカットを使うことでウインドウをウドウさせることも可能です。
まず、移動させたいウインドウをアクティブ状態にして、その後に「alt + スペースキー」を押してみてください。すると、プログラムメニューが表示されるので、「移動(M)」を押したいところですが、画面外にでたウインドウだと、そもそもプログラムメニューが見えない可能性があります。
その場合、「移動(M)」もキーボードのショートカットを使って選択してあげるといいでしょう。ショートカットはキーボードの「M」になっています。
あとはキーボードの移動カーソルを使ってウインドウを画面内に移動してあげるだけでOKです。
ウインドウが画面外に出てしまう原因
ウインドウが画面外にでてしまう原因は、マルチモニタを使っている時に画面を別のPCに切り替えたり、モニタの枚数を減らした時に起こりやすいです。
使っているソフトの設定で、「次の起動時は終了した位置にウインドウをを表示する」という機能が大抵のもので実装されており、それが減らした分のモニタ上で表示していたのでしたら、ウインドウが画面外に行ってしまうという現象が起こります。
またはマウスの操作ミスなどで、自分から画面外にウインドウを飛ばしてしまうことも原因として挙げられます。
この現象に関しては、Windowsのスナップ機能を有効にすることで防ぐことが可能になります。
Windowsのスナップ機能を有効にする手順
- Windowsの設定画面を開く(歯車マークのアイコン)
- システム → マルチタスクまで移動
- 「ウインドウを画面横または隅にドラッグした時に自動的に整列する」をオンにする
これだけでウインドウが画面外に出されてしまいそうになったときに。自動的に画面内にウインドウが戻ってくれるようになります。スナップ機能はWindows7~10で実装中です。
最後に
以上が、画面外に出たウインドウを画面内に戻し移動させる方法の紹介でした。
今回は2種類の方法を紹介しました。自分のやりやすい方で実践してみてください。