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【Androidスマホ】おサイフケータイの設定・使い方

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Androidユーザーなら一度は耳にした事があるかもしれないおサイフケータイ。Apple Payの登場でキャッシュレスでのお買い物が年々増えてきていますが、それでもまだ現金での支払いをしている人も少なくないです。

おサイフケータイの使い方や、利用できるシーンなどが分かりにくいというのも原因の一つかもしれません。

そこで本記事では、おサイフケータイの設定方法、使い方を徹底解説。これを機におサイフケータイを活用してみましょう。

おサイフケータイとは

おサイフケータイとは、ドコモが2004年よりサービスを開始した日本独特の電子マネーです。

意外な事にガラケーの時から既におサイフケータイは運用されていました。そして元々はドコモがシステムを開発・商標登録をしましたが、独占することなく他社にも開放したことで、auやソフトバンク、ワイモバイルなどの他キャリアでも使用されるようになりました。

おサイフケータイの使い道

おサイフケータイの使い道は大きく分けて3つあります。

1.キャッシュレスで買い物ができる

あらかじめお金をチャージして電子マネーにする事で、現金を用いずにコンビニやお店での支払いを済ませられます。

財布を取り出してお金を出すという手間が要らず、スマホをかざすだけで操作が完了するため手軽になります。

2.切符いらずで改札を通れる

おサイフケータイは切符や飛行機のチケットの代わりにもなります。

ネットなどで購入した切符や飛行機のチケットを印刷することなく改札にかざすだけで入場できるので、切符を落としたり、自宅に忘れてしまったというミスをしなくて済みます。

なお、これを利用するにはモバイルSuicaをおサイフケータイに設定する必要があります。

3.会員証・クーポン等で使える

おサイフケータイは会員証やポイントカード、クーポンとして利用できます。

登録さえしていればアプリを立ち上げることなく、かざすだけで会員証としての役目を果たしたり、自動的にクーポンが効果を発揮してくれます。財布の中身を圧迫することなく、クーポンが何処にあるかと探す手間を省いてくれます。

このようにおサイフケータイを活用すれば、利用者の生活をスピーディーにかつ快適にすることができます。

大前提!おサイフケータイを使うには

おサイフケータイは全てのAndroidスマホで利用できるわけではありません。

もしおサイフケータイを使いたい場合は、おサイフケータイに対応したスマホを購入しなければなりません。ただ、キャリアで購入したスマホだとおサイフケータイに対応している端末も多いので、店員さんに聞けば使えるかどうかすぐ教えてくれます。

問題はSIMフリースマホです。

SIMフリースマホの場合最初からおサイフケータイアプリがインストールされていませんし、そもそも使える機種が少ないのが問題です。特に海外で購入したAndroidスマホはおサイフケータイを組み込んでいるわけがないので、当然ながらほぼ利用することが出来ないので注意しましょう。

おサイフケータイの設定方法/使い方

ここではおサイフケータイの設定方法を説明します。

まずは、おサイフケータイアプリを起動します。インストールされていない場合はGoogle Playストアからダウンロードして使ってください。アプリを起動すると、現在登録されているサービスが一覧として表示されます。

サービスを追加したい場合は、「サービスを追加する」をタップします。

おサイフケータイで利用できるサービスは幾つもありますが、今回は代表的な物を2つ挙げて設定方法を解説します。

iDアプリ

iDアプリはドコモが提供するサービスですが、ポストペイ・プリペイド両方の方式に対応した電子マネーのため、利用できるシーンが多いのが特徴です。

アプリケーションを起動をタップするとiDアプリが開きます。すると、初めてのご利用か、機種変更前からiDを利用していたか聞かれます。今回は「はじめてiDを使う方」を選択します。

初めての場合はiDマークのあるクレジットカードを登録するか、クレジットカードの登録無しで登録するかを聞かれます。クレジットカードを登録する場合は、事前に申請して審査を通っておく必要があります。今回はクレジットカードの契約無しで登録してみましょう。

クレジットカードの契約無しで登録する場合はdカードminiと呼ばれるカードを作成します。このカードはスマホ内部に登録され、次々の利用可能額が設定され、スマホ使用料金を支払う時に請求されます。

登録の際にネットワーク暗証番号を聞かれるので、事前に確認しておきましょう。

申請が通ると、このようにクレジットカードが発行されます。これでiDのマークがあるお店で支払いが可能となります。

モバイルSuica

モバイルSuicaは首都圏のみならず全国各地の路線で利用できる他に、交通ICカードに対応しているお店での支払いや、新幹線の予約やグリーン券の購入にも利用できます。スマホに登録しておくと、いざという時に大変便利です。

サービスを利用するために、まずはモバイルSuicaアプリをインストールします。

アプリを開くと確認事項が表示されるので、今後表示させたくない人は「同意する(以降確認なし)」をタップ。

モバイルSuicaにはお手持ちのクレジットカードを登録する方法、クレジットカードを不要とする登録方法の2種類のサービスがあります。全ての機能を利用したい場合、クレジットカードを登録する必要があります。

今回はクレジットカードが不要な「モバイルSuicaEASY」で登録します。なお、クレジットカードは後から登録する事も可能です。

規約に同意した後、会員情報を入力します。登録が完了するとモバイルSuicaのメニュー画面が表示されますので、早速チャージするをタップ。次の画面では、チャージ金額やチャージ方法を選べます。

チャージの方法はクレジットカード払い、もしくは銀行口座からの引き落としになります。

以上でモバイルSuicaの設定は完了です。チャージ金がある限り改札もスマホをかざすだけで通れるようになります。

おサイフケータイを利用する際の注意点

一見便利そうなおサイフケータイですが、便利な反面注意するポイントがあります。その点について詳しく解説します。

注意点1:おサイフケータイが勝手に起動する

おサイフケータイアプリは、スマホの精度が上がった事で勝手に起動する事があります。例えば、PASMOやSuicaの入った財布と重ねただけで読み取って画面が切り替わる事があります。ですが、おサイフケータイの設定を変更すれば自動で読み取るのをオフにできます。

おサイフケータイを開き、左上のメニューアイコンをタップします。表示された一覧から設定を選択します。「ICカード残高自動読み取り設定」をタップします。これで勝手に起動する事は無くなります。

注意点2:スマホと紐づけするため貸し借りは難しい

電子マネー全体に言える事ですが、自分のスマホの中に入れてしまった現金を家族に貸したりするのは難しいです。一応、送金機能のあるLINEpayのような電子マネーアプリも登場して来ましたが、設定が面倒なこともあって認知度は低いです。

注意点3:バッテリー切れ・故障だと反応しない

スマホの画面が消えているスリープ状態でもおサイフケータイは利用できます。

しかし、完全に電源がオフになったり、出先で落として故障した場合は反応しなくなります。もしもの時に備えて現金を持つのもわすれずに。

また、モバイルバッテリーが一つあれば普段の生活でもスマホの充電切れを気にせずにすみます。

注意点4:機種変更・故障などでスマホを買い替える場合

おサイフケータイの最大の弱点は、新しいスマホを購入してデータアプリなどで移行しても、おサイフケータイの残高は自動的に引き継がれない点です。

どのサービスも、個別に設定・変更しないといけないため、機種変更の際には余計な手間となってしまいます。

かといって、設定をきちんと引き継がないまま前のスマホを売却した場合、自分のクレジットカードが悪用されるリスクがあるので、絶対に引き継ぎはしましょう。

おサイフケータイの設定・使い方まとめ

以上、Androidスマホでのおサイフケータイの設定方法・使い方のまとめでした。

今回紹介したのは、おサイフケータイの代表的なサービスばかりです。

おサイフケータイは年々進化していき、新しいサービスや、これまでのサービスをアップデートしてより快適な利用方法を提案しています。これからキャッシュレスはどんどん流行ってくると思われるので、これを機におサイフケータイデビューしてみてはいかがでしょうか。

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