「VideoProc」は動画を自分の手で作りたい方から動画を楽しみたい人までオススメできる多機能動画処理ソフトです。
動画編集、画面録画、DVDリッピング等々、このソフト一つあれば、動画に関する様々な操作が可能になります。
実際に数年前よりも動画の需要は確実に広まっていることから、「これからは動画の時代」と言っても過言ではありません。
そこでこの記事では、動画の時代にうってつけのソフト「VideoProc」の機能や使い方を解説します。
実際の使用感も紹介するので、これを読めばあなたにVideoProcが必要かどうか、判断できるようになりますよ。
VideoProcの機能一覧
Digiarty社が提供する「VideoProc」に搭載されている機能は、以下の4つです。
- 自身で撮影した動画を編集できる
- パソコン画面を録画できる
- YouTubeなど動画配信サイトからダウンロードできる
- DVDのリッピングができる
それぞれ一つずつ解説します。
自身で撮影した動画を編集できる
まず、自分自身で撮影した動画を、VideoProcで編集することができます。
- 色合い(明るさ、コントラスト等)の調節
- 字幕挿入
- トリミング
- クロップ
- 上下反転、回転
これらの作業を一通りこなすことが可能です。
パソコン画面を録画できる
PC画面を録画して、動画を作成することもできます。画面録画の使い道を簡単に紹介します。
- YouTubeにアップしたりセミナー用の、事前に作成したスライドを流して解説する動画作成
- PCの使い方が分からない人に向けて、PC操作方法を解説するための動画作成
上記はあくまで一例ですが、画面録画を利用すれば、自分のPC画面を用いた解説動画を作成することができるのです。
ちなみにMac版のVideoProcであれば、iPhoneとパソコンを接続すれば、iPhone画面の録画をすることも可能です。
YouTubeなど動画配信サイトからダウンロードできる
「ネットにアップされている動画をオフラインで見たい」
VideoProcであれば、こんなときも簡単にダウンロードすることが可能です。
YouTubeをはじめとした、ネット上にアップされている動画はダウンロードすることができないようになっています。
しかしVideoProcであれば、YouTubeなどの動画であってもダウンロードが可能で、さらに別の端末で楽しむこともできるようになります。
動画を見る機会が多い人には、オススメの機能です。
DVDのリッピングができる
VideoProcではDVDのリッピングも可能であり、PCにデータを保存することができます。
リッピングしたDVDデータは変換して、AndroidやiPhoneなど様々な端末で再生できるようになります。
ご自身の設定によって画質やファイル形式も設定できるので、ニーズに合わせてファイルを変換することができるのです。
ただしDVDリッピング目当てで購入を検討している方は、同じDigiarty社が提供している『WinX DVD Ripper Platinum』の方が安価に利用できるので、そちらを購入しましょう。
VideoProcの値段については、次の項目で解説します。
VideoProcの有料版と無料版の違い
VideoProcには有料版と無料版があり、それぞれ利用できる機能が異なります。
制限時間が設けられている無料版よりも、全機能とも時間無制限に利用できる有料版がオススメです。
無料版は機能制限に加え、5分の時間制限がある
無料版では利用できない機能があることに加え、5分間の時間制限が設定されています。
無料版をオススメできる人は「お試しに利用してみようかな」という人だけです。
5分以内のショートムービーに限定して編集・変換・リッピングをするのであれば、無料版でも問題ないでしょう。
しかし5分超の動画を扱うとなると、無料版では物足りなくなってきます。
動画を扱う上での自由度が低いことから、無料版の利用はオススメできないのです。
有料版について
一方の有料版では、無料版では制限が掛かっている機能が利用できたり、また編集可能な時間も無制限となります。
有料版は時間無制限、アップデートも可能
有料版では5分以上の動画を扱うことができるようになり、編集・変換・リッピングとも可能です。
また機能制限も解除されるため、VideoProcに搭載されている全機能を利用できるようになります。
それだけでなくアップグレードも可能になるため、常に最先端の動画コンテンツを扱えるようになるのです。
有料版のプラン一覧
有料版のプランは以下の3つがあります。
- 年間更新ライセンス:1年間だけ利用可能
- 永久ライセンス:無期限に利用可能、無償でアップデート可能
- 家庭ライセンス:最大5台のPCで利用可能、iPhoneマネージャー付き
最もオススメなのが永久利用可能の『永久ライセンス』です。期間限定キャンペーンにより『年間更新ライセンス』と同額で購入することができます。
iOS端末のデータをPCのフォルダへバックアップしたい人は、「iPhoneマネージャー」が付いてくる『家庭ライセンス』を購入するのもアリ。
あなたが使用する期間および機能に応じて、プランを選ぶようにしましょう。
VideoProcの使い方
VideoProcの使い方を、画像付きで解説します。
動画関連のソフトを扱うのは初めてでしたが、実際に使ってみて非常に簡単に操作できました。
- VideoProcをダウンロードするまで
- それぞれの機能の使い方
をそれぞれ解説します。
ダウンロードするまで
まず公式HPにアクセスし、
- VideoProcのダウンロード
- 有料ライセンスの取得
の二点を行います。
ダウンロードが完了したらソフトを立ち上げ、メールアドレスおよび購入したライセンスキーを入力すれば、各種機能を利用できるようになります。
動画編集
動画編集を行う場合は、まずソフトトップ画面にある『ビデオ』を選択します。
そこからソフトに記載されている指示に従って動画ファイルを読み込むことで、
- 色合い(明るさ、コントラスト等)の調節
- 字幕挿入
- トリミング
- クロップ
- 上下反転、回転
が自分の手でできるようになります。
DVDをリッピングする
DVDをリッピングする際は、ソフトトップ画面の右から二番目「DVD」をクリックします。
クリックしたらソフトを以下の手順で操作します。
- 画面左上の「ビデオ」をクリックし、DVDを読み込む
- 画面下部に欄がある、DVDデータを出力する設定を選択する
- 画面右下の「RUN」をクリックし、リッピング開始
あとはDVDのリッピングが終わるのを待ち、保存先のフォルダにデータが保存されているのを確認してみましょう。
YouTubeをダウンロードする
ネット上にアップされている動画をダウンロードする際は、トップ画面右から2番目の「ダウンロード」をクリックします。
次の画面で以下の手順の操作をして、ダウンロードを開始します。
- 画面上部「ビデオ追加」をクリック、URLを入力
- 解像度およびファイル形式の選択
- 画面右下の「Download Now」をクリック
あとは動画がダウンロードされるのを待ちましょう。
画面の録画機能
画面の録画機能を活用する際は、ソフトトップ画面一番右の「録画」をクリックします。
この時、あらかじめ録画したい資料等を準備しておくと、スムーズに進められます。
画面が切り替わったら、以下の手順で操作しましょう。
- 画面上部にある「画面録画」をクリック
- 画面右下にある「REC」をクリック
たったの2ステップで、あなたのPC画面内での動作を録画することができます。
VideoProcをオススメしたい人、できない人
様々な機能が備わっているVideoProcですが、誰にでもオススメできるわけではありません。
そこでオススメしたい人・オススメできない人をそれぞれピックアップしてみました。
オススメしたい人
VideoProcをオススメできるのは、以下のような人です。
- 動画編集初心者で、編集作業をこれから始めたい人
- YouTubeなどネット上にある動画をオフラインで楽しみたい人
- 動画コンテンツ作成にあたって、自分のPC上にある資料を動画という形で公開したい人
VideoProcは動画に関する様々な機能が備わっているため、不満を感じる人は少ないでしょう。
さらにソフト上で操作方法が記載されているため、PC初心者であっても十分に使いやすいです。
オススメできない人
一方でオススメできないのは、以下のような人です。
- DVDリッピングが目的の人
- 中級者以上の動画編集者
まずDVDのリッピングをメインで考えている方は、同Digiarty社が提供する「WinX DVD Ripper Platinum」の方が安価に利用できるので、そちらを使いましょう。
→「WinX DVD Ripper Platinum」のレビューはこちら
またVideoProcは中級者以上の動画編集者には機能的にやや物足りないかもしれません。
そのためある程度動画編集のスキルがある人は、もう少しお金を掛けてでも、他のソフトを選んだ方がいいかもしれません。
まとめ
動画を自分の手で作り上げたい人から、視聴する側として楽しみたい人まで、VideoProc一つあれば手広く動画を扱うことができるようになります。
VideoProcの機能 |
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VideoProcをオススメしたい人 |
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幅広い機能が備わっているので、様々なシチュエーションで利用することができます。
動画コンテンツの時代に乗り遅れないためにも、VideoProcで動画できることを増やしてみませんか?