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USB Type-C対応のおすすめモバイルバッテリー5選!失敗しない選び方も併せてチェック【2020最新版】

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2015年頃から日本でも目にするようになった「USB Type-C」。

MacBookがUSB Type-cのポートを搭載したことで話題となりました。最新機種のミドルスペック~ハイスペックのスマートフォンやタブレットでは、この充電ポートが主流となりつつあります。USB Type-Cはメリットも大きいので、ぜひこのままmicroUSBに変わって普及していけばいいなと感じています。

このページでは、そんなUSB type-C搭載スマートフォンの充電をサポートする、おすすめのモバイルバッテリーを7つ紹介します。同時に、UDB Type-Cモバイルバッテリーのメリットについても説明していますので、何が優れているのか実はよくわからない、という人は参考にしてみてください。

USB Type-Cモバイルバッテリーのメリット

現在日本でもUSB Type-C搭載の流れは始まっており、ノートパソコンやスマートフォンだけでなく、オーディオ機器やデジカメ、テレビなどにもUSB Type-Cが使われてきています。

1.上下どちら向きでも挿せる

まず従来のmicroUSBポートと異なるのが、上下左右が同じ形で作られていること。ケーブルを挿し込む向きに決まりがなく、どの向きでも挿し込むことが可能となっています。大きさ自体はmicroUSBポートとほぼ同じくらいとなっているのですが、色々な機能が向上しているのが特徴的です。

そこで心配となってくるのが、普通のUSBポートを変換アダプタを使って挿し込んだ時にきちんとデバイスに認知されるのかという点です。ですがこれも大丈夫で、USB Type-Cの電気信号はUSBとの互換性を保っているので問題なく変換アダプターを使って処理することが可能になっています。

2.充電時間の短縮

従来までのUSB2.0ポートは供給電力が少なく、5V/1.5Aの7.5Wにしか対応しておらず充電速度もそこまで早くありません。ですが、USB Type-Cポートに関しては供給電力量が大幅にアップし、なんと15Wに対応しました。

単純に比較するとその差は6倍となっており、USB Type-C搭載のスマートフォンが発売され始めてから、「急速充電」という言葉も頻繁に見られるようになりました。充電を急いでいる方にとってもこれは大きなメリットと言えるでしょう。

一方で注意してもらいたい点もあります。それは、USB変換アダプターを使って充電してしまうと、USB Type-Cの供給電力ではなく、従来のUSBポートの供給電力で出力されてしまう点です。

ですので急速充電をしたい場合は、USB Type-C対応ケーブルをUSB Type-Cポートに挿し込むようにしてください。

モバイルバッテリーの選び方

次にモバイルバッテリーの選び方について簡単に説明していきます。モバイルバッテリーを選ぶ際に押さえておきたい点は次の

1.バッテリー容量

まずバッテリー容量に関してです。現在のスマートフォンのバッテリー容量は大容量化しています。そのため、最低でも5000mAhは欲しいところです。モバイルバッテリーの容量はmAh(ミリアンペアアワー)という単位が利用され、数値が大きいほど容量が大きいことを示します。容量が大きいほど、充電できる回数が増えます。主要なスマートフォンのバッテリーサイズは次のようになっています。

iPhone 113110mAh1.6回3.2回

端末名 バッテリー容量 充電回数(5000mAh) 10000mAh
iPhone 7 1960mAh 2.5回 5.1回
iPhone 7 Plus 2900mAh 1.7回 3.4回
iPhone 8 1821mAh 2.6回 5.2回
iPhone 8 Plus 2691mAh 1.8回 3.7回
iPhone X 2716mAh 1.8回 3.6回
Xperia XZ 2900mAh 1.7回 3.4回
Galaxy S8 3000mAh 1.6回 3.3回

バッテリーの容量をそのまま充電に利用できるわけではないので注意が必要です。2〜3割が損失するとされ、さらに繰り返し使うことでバッテリーが劣化し容量が下がってきます。
現在発売されているスマートフォンでは、5000mAhでも2回満タンに充電することができなくなってきました。ですので欲を言うならば10000mAhくらいはあったほうが良いのかなと思います。

特に旅行などで遠出する際は地図アプリも頻繁に使うと思いますし、2、3回はフルに充電出来たほうが何かと便利ではあります。家族や友人にも貸し出すことも考えられるので、バッテリー容量はあればあるほどメリットは大きいです。

ですが、大きすぎるとモバイルバッテリー自体の充電時間も長くなるデメリットがありますので、このあたりのバランスも考え、10000mAhくらいがベストではないかと考えております。ただし、飛行機移動をする際は、持ち込むバッテリーの容量に制限がかかる航空会社があるようです。旅行等で利用を考えている人は事前の確認をしておきましょう。
ちなみに、バッテリー容量が大きいほど本体の重量が重くなるというわけではありません。同じ容量のバッテリー同士で重量を比較するのがおすすめです。

2.入力と出力電力は必ず確認

もう一つ絶対に確認しておきたいのが、バッテリーの入力電力、出力電力の値です。

入力電力は、モバイルバッテリーそのものを充電する時の電力で、出力電力はモバイルバッテリーに挿し込んだデバイスの充電に使われる電力となります。

急速充電に必要な電力は「5V/1.8A以上」ですので、この値以上になっているモバイルバッテリーを選ぶようにしてください。ただし、出力USBポートが2つ以上あるときは、この値に注意しましょう。

例えば二つの出力ポートがあったとしたら、最低でも「5V/3.9A以上」の出力に対応したモバイルバッテリーを選ばないと急速充電することができません。ただし、ポートによって出力電力が違うモバイルバッテリーもありますので、購入する際は必ず仕様を確認してください。

また、W(ワット)数もあわせて確認するようにしましょう。ワット数が大きいほど充電速度が早くなります。スマートフォンやタブレットでは20Wあれば充分でしょう。

最近は「急速充電」「USB PD」「Quick Chage 」など、より早くスマートフォンを充電できる機能を持ったモバイルバッテリーもありますので、それを選ぶのも良いかと思います。ただし、スマートフォンがそれらの機能に対応しているかは必ず確認しましょう。

USB Type-Cのおすすめモバイルバッテリー5選

1.【cheero】モバイルバッテリー cheero Bloom 10000mAh

おすすめ度:★★★★★

  • バッテリー容量:1000mAh
  • 出力ポート数:3ポート
  • 入力:5V/3A(USB Type-C)
  • 出力:5V/3A(USB Type-C)

1000mAhの大容量で、リーズナブルな点が魅力。また、USB Type-Cと、Type-Aを2ポートの合計3ポートを搭載。バッテリー本体はType-CとmicroUSBのどちらでも充電が可能です。接続した端末を自動で確認し、最適な電流を流すAUTO-IC機能を搭載。iPhone、Androidなどスマートフォンとタブレットの充電に対応しています。
電池残量はLEDで確認が可能。

2.【Aukey】10000mAh AUKEY スマホ充電器


おすすめ度:★★★★☆

  • バッテリー容量:1000mAh
  • 出力ポート数:3ポート
  • 入力:5V 1.5A, 9V 2A(USB Type-C)
  • 出力:DC 5V 3A, 9V 2A, 12V 1.5A(USB Type-C)

245gと軽量ですが、PD搭載のType-C、Quick Charge 3.0搭載のUSB、AiPower技術のUSBの3ポートを備えているのが魅力。電池残量はLEDで確認ができます。
デザインもシンプルで、スマートフォンと同程度のサイズ感で持ち運びに便利です。
また、2年間の保証期間が設けられているので安心です。

3.【BLUET】モバイルバッテリー BMB-PD101

おすすめ度:★★★☆☆

  • バッテリー容量:10000mAh
  • 出力ポート数:2ポート
  • 入力:9V 2A(USB PD)約4.5時間で充電
  • 出力:5V 2A、9V 2A、12V 1.5A(USB Type-C)

1000mAhの大容量バッテリーで、USB PDに対応したUSB Type-C端子を搭載し、USB Type-A端子はQuick Charge3に対応。電池残量をLED表示で確認することが可能です。
約230gで薄型のボディは携帯性も高いです。カラーは黒と白の2種類を用意。

4.【Anker】 PowerCore 10000 PD Redux

おすすめ度:★★★★★

  • バッテリー容量:10000 mAh
  • 出力ポート数:2ポート
  • 入力:5V=3A / 9V=2A / 15V=1.2A
  • 出力:5V=3A / 9V=2A / 15V=1.2A

Ankerはgoogle出身のエンジニアが立ち上げた会社で、性能の高さとデザイン性が評価されているメーカーです。Ankerの大容量モバイルバッテリーの魅力は、小型で軽量なところ。本製品も、重量は約192g、サイズは約106x52x25mmと世界最小・最軽量クラスです。PowerIQ対応に対応しており、ポートはUSB Type-Aポート、USB PD対応のUSB Type-Cポートが搭載されており、2つの機器を急速に充電することができます。

5.【Anker】 PowerCore 20100 Nintendo Switch Edition

おすすめ度:★★★★★

  • バッテリー容量:20100mAh
  • 出力ポート数:1ポート
  • Power Delivery入力:5V=3A, 9V=3A, 15V=2A, 20V=1.5A
  • Power Delivery出力:5V=3A, 9V=2.6A, 15V=1.6A
  • 通常出力:5V/2A

最後に紹介するのもAnkerの製品。Nintendo Switch Editionと付いていますが、Type-Cを使用した他の製品も利用可能です。
魅力はなんと言っても20100mAhの大容量。iPhone11には約4.5回、12インチMacbookにも満充電が可能です。急速充電が可能で、充電にかかる時間は3時間程度となっています。
マイナスポイントとしては、ポートが1つしかないところです。

USB Type-Cケーブルも一緒に購入しよう

USB Type-C同士の充電をする場合は、ケーブルも一緒に購入しておくといいでしょう。大抵のモバイルバッテリーでは、USB-A to USB Type-Cのケーブルが付属してくるためです。USB Type-Cケーブルは若干値段が張りますからね。

ということでおすすめのケーブルを紹介。

こちらは約1mのAnker製のUSB Type-Cケーブルとなります。Anker製は質が良いのでおすすめ。

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もうちょっと長いケーブルが欲しい方は、こちらの1.8mのUSB Type-Cケーブルもおすすめです。

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最後に

以上が、USB Type-C対応のおすすめモバイルバッテリーの紹介でした。

今回の記事内容をまとめると、

  • バッテリー容量と出力電力は必ずチェック
  • USB Type-Cの入力にしか対応していないモバイルバッテリーもあるので注意

まだまだUSB Type-Cの入出力に対応したモバイルバッテリー製品は少ないようです。
選ぶ時にはType-Cの入出力が可能かよく確認しましょう。入力にしか対応していない可能性もありますので、出力できるのかを必ず確認してください。

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