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UQモバイルのエリアは狭い?田舎(地方)で電波状況を確認してみた

UQモバイル(UQ mobile)について、「自分の住む地方で電波が繋がるのか」「田舎で格安SIMは繋がらないかも…」と心配をしている人は少なくありません。

都心では簡単に繋がるUQモバイルですが、地方の電波状態はどうなっているのでしょうか。

本記事では、UQモバイルが使えるエリアは本当に狭いのか、地方で実際に使っている筆者の電波状況や通信速度を紹介します。

結論:UQモバイルのエリアは田舎(地方)でも問題なし!

UQモバイルのエリアは広くてお得

結論からお伝えすると、UQモバイルのエリアは広く、通常の用途なら問題なく利用可能です。

UQモバイルのエリアには以下のような特徴があります。

UQモバイルのエリアについて

  • 回線はau 4G LTE
  • 3Gのエリアより広い
  • 無料お試しも可能

UQモバイルはauの4G LTE回線を用いてサービスを提供しており、通信・通話ともにストレスなく利用することができます

もしエリアに不安があるなら、「Try UQ mobile」という無料お試しサービスで確かめる方法もありますよ。

大手キャリアよりも格段に安く利用できるので、この機会にぜひUQモバイルを申し込んでください!

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UQモバイルのエリアは本当に狭いのか?

ネット上の書き込みやTwitterなどを見ていると、UQモバイルに対して次のようなコメントがちらほら見られます。

  • UQモバイルはUQ WiMAXと同じ回線を使っているから繋がりにくい
  • 室内だとWiMAXみたいに電波が悪くなるのでは?
  • UQモバイルだと3G回線が使えないから対応エリアが狭いと聞いた

これらの内容には、真実もありますが、間違った知識もあります。続きから徹底的に解説していきます。

UQモバイルとは?

まず、UQモバイルとは、今話題になっている格安スマホの一種です。

運営しているUQコミュニケーションズはKDDIのグループ会社で、UQモバイルもauの提供している4G LTEを利用しています。

格安スマートフォンサービスの満足度調査で2年連続No.1になったり、格安SIMアワードの通信速度部門で5連続最優秀賞になったりなど、その実力は折り紙付き。

「サービス」と「通信品質」という、格安スマホ会社における2つの重要ポイントにおいて、UQモバイルは高い評価を得ているのです。

UQモバイル = UQ WiMAXではない

UQモバイルはUQ Communicationsが提供しているサービスですが、WiMAX2+回線を使っているわけではないので、WiMAXとは別物の回線となります。

UQ Communicationsの公式ホームページでは、「スマホでもWiMAX」というキャッチコピーを打っているので、「UQモバイルってWiMAX回線なの?」と勘違いしてしまう人もいます。

しかし、実際は全くの別物で、UQモバイルは「auの回線」を利用しています。

つまり、UQモバイルではauと同じエリアのネットワークが使えるので、エリアが狭いということは決してありません。

ただし、auの回線を使っていると言っても、利用しているのは一部となります。

UQモバイルはauの4G/LTEのみ対応!3G回線はないけど問題なし

UQモバイルでは、auの4G/LTEのみ使えます。しかし、auの場合は3G回線がなくても全く問題ありません。

一般的に4G/LTE回線と言えば、「高速データ通信ができる電波」と思われています。

そのため、「データ通信専用の電波だから、電話をするなら3G回線を使わないといけない」というのが一昔前の常識でした。

しかし、UQモバイルはauはもちろん、他社の3G回線を使っていません。「UQモバイルでは音声通話はどうやって行っているんだろう」と疑問に思う人も少なからずいるでしょう。

結論としては、3G回線が無くても電話は可能です。

UQモバイルでは、auの4G/LTE回線を使った「VoLTE」という通話方式を採用しています。4G/LTEにさえ繋がっていれば電話ができるようになっているので、3G回線がなくても大丈夫なのです。

でも、通信エリアは3G回線のほうが広いって聞くし、結果的にエリアは狭くなっちゃうんじゃ…?
その辺りは大丈夫です。今では人口カバー率は3G以上になっています。

3G回線のほうが通信エリアが広いのは本当か?

少し前までは、「4G/LTE回線よりも3G回線の方がエリアが広い」というのは当たり前の認識でした。

しかし昨今では、4G/LTEのエリア拡大も十分になってきており、auの場合人口カバー率が99%になったと発表しています。

実際にauのサービスエリアマップで、4G/LTEと3Gのカバーエリアを見れば分かりやすいかと思います。

4G LTEエリア

3Gエリア

上記は、東北地方でのauの4G/LTEおよび3G回線の対応エリアです。実は、すでに3Gエリアよりも4G/LTEエリアの方が若干広くなっているのです。

そのため、UQモバイルで3G回線が使えなくても全く問題ありません。通話もできますし、エリアも狭くないので地方で利用することも可能になっています。

通信エリアの調べ方

UQモバイルの通信エリアは、公式ホームページで確認できます。

サイトにアクセスしたあと、右上のメニューから、「エリア」→「エリアトップ」→「サービスエリアマップ」に行けば、住所や都道府県から調べたいエリアの情報を確認できます。

PC、スマホの両方から確認できるので、興味のある方はぜひ調べてみてください。

室内より屋外の方が繋がりやすく速度が速いのは本当

WiMAX回線だから室内で繋がりにくい」という噂もありますが、UQモバイルはWiMAX回線ではないのは先ほどお話ししたとおりです。

その上で、UQモバイルが室内で繋がりにくいかどうかですが、「外より繋がりにくいのは確実」と私は感じています。

auユーザーだった人はわかるかもしれませんが、自宅などで使っていると電波の繋がりが良くないと感じる人は結構いるようです。

私も何年かauのスマホを使っていましたが、「ビル内などの高い建物内で電波が弱いかも?」と感じていました。

これは都心、田舎関係なく事実だと思います。

室内(ビル)での通信速度結果

実際にUQモバイルで、室内の通信速度を測定してみました。

速度測定環境


使用端末:iPhone XR
使用アプリ:スピードテスト.net
屋内:ビル5Fの窓際

有名な速度測定アプリを用い、室内で速度を測った結果が上記となります。室内ではありますが、時間帯によっては下りで100Mbps以上の速度で通信ができました。

他の格安SIMだと1Mbpsも速度が出ないサービスもあるので、それらと比較した時UQモバイルがいかに優れているかがわかります。

auの4G/LTEプラチナバンド(800MHz)は広範囲で繋がる

UQモバイルがここまで通信速度が速く、なおかつ対応エリアが広いのは「au 4G/LTEの800MHzプラチナバンド」を利用しているからです。

一般的に700~900MHz帯をプラチナバンドと呼んでおり、800MHzもこの中に含まれています。そして、この800MHz帯は次のような特徴を持っています。

800MHz帯の特徴

  • 電波の届く範囲が広く、ビルの窓際、中心、陰でも変わらず繋がりやすい
  • 山や田舎など、基地局から遠い場所にも電波を届ける
  • 凹凸した環境に強く、障害物を避けて電波を届けてくれる

電波の周波数帯が小さければ小さいほど遠くまで届くようになっています。

ただし、その分高周波数帯域よりも通信速度が劣りますが、現状そこまで大きな差を感じることはありません。

UQモバイルの電波品質は?

UQモバイルの電波品質に関して、「遅い」や「時間によってつながらない」といった意見も見られます。

そこで、次からは電波品質の評判や速度の維持について解説していきます。

キャリア(au)と同じ回線なので高評価

UQモバイルの最大の特徴は、運営会社がKDDIの関連会社ということ。3大キャリアの1つであるauの回線を使用しているのがUQモバイルの強みとなっています。

普通、格安スマホの場合はキャリアから回線の領域を借りて電波事業を運営しています。

UQモバイルも同じくauの回線領域を使って運営していますが、どちらも系列企業のため、UQモバイルは他社より電波を利用する自由度が高くなっていると考えられます。

また、キャリアは自社の回線から格安スマホへ乗り換えられると売上が下がってしまいますが、auからUQモバイルに乗り換える場合は同じグループ企業への変更なので、影響も少ないのです。

さらに、別のキャリアからUQに乗り換えてくれれば、KDDIからすると顧客が増えることになります。

こうした点から、auはUQモバイルに対して有利な通信領域を貸し出していると推測されているのです。

他の格安スマホと比べてピーク時も速度維持が可能

格安スマホのデメリットとして挙げられるのが、ピーク時の速度低下です。

しかしUQモバイルは、他の格安スマホと比較して、混雑していてもある程度の速度維持が可能です。

特にスマホの利用率が増加するランチタイムや夜のゴールデンタイムなどは、多くの格安スマホの通信速度が遅くなりますが、低下する量が少ないため、わずかな遅延で済むのが特徴と言えます。

ただ、いくら混雑に強いといっても、満員電車の地下鉄などでは速度の低下が顕著になります。あくまで他の格安スマホと比べて安定しているという認識にとどめておきましょう。

UQモバイルの電波状況が不安なら無料お試しを活用

UQモバイルは他の格安スマホと比較しても電波状況は安定している格安SIMです。

とは言っても、「本当に速いのか不安」「自分の利用環境でちゃんと使えるか分からない」という方もいますよね。

そういう方向けに、UQモバイルでは無料お試しサービスも提供しています。

Try UQ mobileとは

Try UQ mobile」とは、文字通りUQモバイルのお試しサービスです。申込みをすると、15日間UQモバイルを試すことができます。

現在利用しているスマホで使用できたり、申込みも店頭とWEBの両方からできたりなど、サービスが充実しているのが特徴です。

次から、このTry UQ mobileについて具体的に解説していきます。

手持ちのスマホで利用できる

Try UQ mobileは手持ちのスマホで利用が可能です。SIMカードを入れ替えるだけなので、色んな種類のスマホで気軽に試せるのが魅力。

今使っている回線に不満がある方や、ちょっと試してみたいという方には特にオススメな内容となっています。

自分のスマホで使えるか、きちんと電波が入るエリアなのかをしっかり確認しましょう。

SIMフリーの対象端末が条件

Try UQ mobileを手持ちのスマホで利用するためには、スマホをSIMフリーにしておく必要があります。

SIMフリーとは、SIMロックが解除された状態のこと。大手のキャリアから購入したスマホは、その通信事業者でしか利用できないようになっているものも多いです。

SIMロックされていると、他のキャリアだけでなく格安スマホ会社の回線は一切使えません。そこで、前もってSIMロックの解除手続きが必要になるのです。

解除方法は各キャリアによって異なりますが、キャンペーンや一部機能の制限などのデメリットがあることもあります。

SIMロックを解除する際には、今後の契約の方針などを事前に決めておくようにしましょう。

スマホとセットでお試しも可能

Try UQ mobileは、スマホとセットで試すこともできます。これはWEB限定のサービスで、最新のスマホとUQモバイルの通信を同時に試用できます。

スマホは、GalaxyやXperia、HUAWEI、AQUOSなど、有名な機種を試すことができます。

長年同じスマホを使っていてそろそろ買い替えたいなと思ってる方や、らくらくスマホから乗り換えたいという方には特にオススメ。

また、初めてスマホを持つという方にとっても、お試し期間で操作に慣れることができるので、十分価値のあるサービスといえるでしょう。

あくまでWEB限定のサービスですが、この機会にぜひ最新のスマホを利用してみてください。

Android端末のみなので注意

先ほどの説明で、有名どころのスマホを試せることを紹介しましたが、「iPhoneはないの?」と思う方も中にはいるのではないでしょうか。

残念ながら、iPhoneはお試しサービスで貸し出しはしていません

というのも、iPhoneはアップルの製品であり、アップルが独自の商品ライセンスを持っているのです。

そのため、どうしてもTry UQ mobileでiPhoneを使いたいのであれば、中古の機種を購入しSIMカードを入れるしか方法はありません。

中古店で出回っているiPhoneならSIMフリーになっていることが多いので、中古でもよければそちらを購入してみるのもいいでしょう。

【店舗】申込みから返却までの流れ

ここからは、実際にTry UQ mobileモバイルの申込方法を紹介します。Try UQ mobileモバイルは、店舗とWEBから申し込みが可能です。

まずは店舗での申込み方法について解説します。

UQモバイルの公式サイトにある「tryUQモバイル」のページから店舗を検索しましょう。希望の店舗が見つかったら来店予約をして、予約日当日にお店に行きます。

その際、本人確認書類とスマホが必要になるので前もって準備しておきましょう。受付を済ませたら、15日間の無料貸出が始まります。

返却は15日以内に店舗に持っていくだけ。

店舗での待ち時間が必要なこと、来店予約が取れない場合があるなどのデメリットはありますが、対面でのやり取りなので安心して申し込めます。

【WEB】申込みから返却までの流れ

続いて、WEBからの申込方法を解説します。

公式サイトから仮登録後、確認メールに記載されているアドレスにアクセスし、認証コードを入力します。

UQモバイルのエリア確認後の申し込み手順1

その後、必要事項を必要事項を入力し、入力確認画面に進んで、内容に間違いがなければ申し込みが完了します。

UQモバイルのエリア確認後の申し込み手順2

UQモバイルのエリア確認後の申し込み手順3

返却は貸出の際に同梱されている着払い伝票を使い発送します。

発送方法は窓口、ネット集荷、電話申込みの3種類。窓口の場合は佐川急便の窓口で受け付けを行っています。

ネットの場合は、佐川急便の公式サイトにアクセスし、必要事項を入力し申込みを行います。

電話なら営業所へ電話して申請も可能です。集荷受付時間が営業所によって異なるので事前に確認しておきましょう。

WEB申込みの注意点は、返却までの期間が15日なので、13日目くらいには返却手続きが必要な点。

期間を超過してしまうと延滞金がかかるので、特に注意が必要です。

まとめ:UQモバイルは田舎(地方)でも電波は問題なし

極論を言ってしまうと、auのスマホが繋がる場所であれば、UQモバイルも間違いなく繋がります

日本全国を見回しても、auのスマホの電波が入らず圏外になる地方はそこまでありません。

「自分の住んでいる場所が田舎だからMVNOは避けていた」「地方じゃ格安SIMは使えないのでは」と思っていた方でも安心して使えるのがUQモバイルなのです。

UQモバイルは対応エリアが広い格安SIMというだけでなく、通信速度が安定して速く、3大キャリアと同じ感覚で使えるという点で見ても、非常に優れたMVNOだと言えます。

特に、auユーザーがUQモバイルに乗り換えする場合は手続きを簡単に済ませられるので、今よりもっとスマホ代金を節約したいという方には特におすすめです。

UQモバイルの申し込みはこちら

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その他の格安SIM(スマホ)について詳しく知りたい方は、下記の2記事を参考にしてください。

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