どんなときもWiFi

速度改善!どんなときもWiFiは遅いのか検証【2020年1月】

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CMでも大々的にPRされている、完全無制限で使える「どんなときもWiFi」を2019年5月頃に契約し現在に至るまで使い続けています。CM効果や完全データ使い放題という触れ込みから、どんなときもWiFiは端末の確保が難しくなり、同時にユーザー数も激増しています。

ここで心配となってくるのは、「ユーザー数が増えたことにより、どんなときもWiFiの速度は落ちていないか」ということです。

そこで本記事では、サービス開始直後のどんなときもWiFiと、2019年11月時点での通信速度を徹底レビュー。どんなときもWiFiを契約するかどうかの判断材料となりましたら幸いです。

どんなときもWiFiの通信方法

どんなときもWiFiは、「クラウドSIM」と呼ばれるシステムを使ってインターネット通信を行っています。

一般的なポケットWiFiだと、ソフトバンクやdocomoの回線を借りて通信をしています。しかし、クラウドSIMの場合は、現在位置を確認した上で最適なSIMカード情報を引っ張るようになっているので、通信エリアが広いのが特徴的です。

基本的にはソフトバンクのLTE回線をキャッチしますが、もし繋がらない場合はドコモやauの回線をクラウドサーバーから引っ張ってくるイメージだとわかりやすいかと思います。

クラウドSIMに関する懸念点

私はクラウドSIMに対して、いくつか疑問を抱いています。

本当に位置情報で最適なキャリアを選んでいるのか?

1つは、「現在位置で最適なSIMカード情報を引っ張ってくる」という説明。サービスを提供する側の視点で考えれば、コストを安く済ませるためにも、一番安く接続できるキャリアをクラウド上からチョイスすると考えるためです。

実際に筆者はどんなときもWiFiを3ヶ月契約している最中に、宮城県、東京都、千葉県と移動しましたが、いずれもソフトバンク回線以外で繋がったことはありません。あくまでも推測になりますが、ほぼ優先的につながるキャリアが存在するのは間違いないと思われます。

日本国内の場合だと、回線のコストがドコモやauより安いソフトバンクに繋がっているのではないでしょうか。

結局ソフトバンクに集約するため、回線速度が落ちるのでは?

優先的にソフトバンクのLTE回線に繋がるということは、おそらく多くの人がソフトバンク回線に接続してしまうため、一人あたりに割り当てられる帯域も絞られるのではないかという懸念点があります。

格安SIMは、ドコモやau、ソフトバンクの回線をキャリアからレンタルしているため、量や使える帯域に限りがあります。そのため、利用するユーザーが増えれば増えるほど回線が込み合ってしまうため、回線速度が落ちます。

この格安SIMの通信速度が遅い理由は、推測にはなりますがクラウドSIMでも同じことが起こるのではないかと、どんなときもWiFiを契約する前に考えました。

ただ、検証したことは一切ないので完全に推測です。そこで今回良い機会だと思って、リリース当初の通信速度と2ヶ月経ってからの通信速度の比較を行うことにしました。

【レビュー】どんなときもWiFiの通信速度を測定してみた

どんなときもWiFiの通信速度をなるべくリリースから早めに契約しましたが、それでもリリースから期間が1ヶ月空いています。そのうえで、契約してから約2ヶ月でどのように通信速度が変化したのかを比較しました。

契約当初の通信速度【2019年5月】

おおよそ、どんなときもWiFiがリリースされてから約1ヶ月経過した時点での通信速度が下記となります。

測定時間下り速度(Mbps)上り速度(Mbps)PING(ms)
8時台18.510.238
9時台22.25.6141
10時台9.333.9732
11時台15.417.230
12時台4.7311.248
15時台40.117.730
16時台36.521.821
17時台2.589.8429
18時台24.217.236
19時台16.626.033
20時台39.111.721
21時台12.45.5647
23時台15.27.3821
0時台8.203.6123

夜の時間帯ですが、下り速度が10Mbpsをほぼ下回らずに快適な通信ができています。

リリースから1ヶ月過ぎた段階では、限りなく快適に使えていました。しかし、表をみてわかるとおり、お昼と学生の帰宅時間に重なる17時台で通信速度がガクッと低下しています。それでもまだ十分に使えるレベルではあるので、2019年5月時点では速度が遅いと感じることはほぼありませんでした。

契約から2ヶ月経過した時点での通信速度【2019年7月】

2019年5月頃から、どんなときもWiFiの利用者が激増しました。ユーザー数が増えた理由はCM効果や、様々なメディアでも紹介され始めたことが挙げられます。やはりデータ通信完全無制限で使えるのは魅力的ですからね。

契約してから約2ヶ月経った2019年7月時点での、どんなときもWiFiの通信速度が下記となります。

測定時間下り速度(Mbps)上り速度(Mbps)PING(ms)
10時台15.212.625
11時台2.949.0032
12時台6.1910.643
13時台6.138.3738
18時台15.67.2346
20時台0.435.8661
21時台0.935.8257
22時台1.385.8554
23時台6.395.3137
0時台3.516.4147
1時台15.18.7834

どんなときもWiFiのサービスが開始してから約3ヶ月後の通信速度が上記表となります。

日中はそこまで極端に通信速度が落ちていないのですが、夜のゴールデンタイム帯になると使い物にならないレベルで通信速度が遅くなりました。これは数字上の速度だけでなく、明らかに体感でもわかるくらい速度が遅くなっています。

正直WiMAXの速度制限より酷い遅さの時もあるので、データ通信完全無制限と言えど、やはり利用者が増えれば増えるほど格安SIM同様に通信速度はだんだん低下していくのかもしれません。ある意味推測どおりの結果となりましたが、夜の時間帯にもう少し使えるレベルにならないと、ネットサーフィンすら厳しいです。

ちなみに7月は回線速度調査のため以外にどんなときもWiFiは使っていないので、速度制限に引っかかっていることもありません。

【2019年10月】速度状態が改善された?

2019年10月からは、電波が届きやすい低層階だけでなく、11階以上の電波がやや届きにくい高層マンションでどんなときもWiFiの速度を測定してみました。

低層階(5階部分窓際)

まずは低層階である5階部分の窓際で、どんなときもWiFiの速度をしました。結果をグラフにしたのが下記です。

低層階であればあるほど電波の届きやすさが良くなるため、10月はいい感じで速度が出ています。夜の回線が混雑しやすい19時~22時の間でも20Mbps以上の下り速度が出ているので、決して遅いとは言えなく、むしろポケットWiFiでは速い部類に入るのではないでしょうか。

10月以前の測定結果では10Mbpsを切ることもあったので、多少はどんなときもWiFiの速度が改善されたかもしれません。

高層階のマンション(20階部分窓際)

次に、20階部分の高層階でどんなときもWiFiの速度を測定。その結果が下記グラフです。

低層階では速い速度で通信出来ていたどんなときもWiFiですが、高層階のマンションで測定してみると、ガクッと遅くなります。

この理由は、電波を発している電柱からの距離が遠くなってしまい電波が弱まるからです。

逆に低層階の5階付近だと電柱の高さと同じくらいであるため、強い電波を受信できることから速度が速くなります。どんなときもWiFiを快適に使うには速度が低下しない低層階で使うことをおすすめします。

【2019年11月】速度測定中

現在11月の通信速度を測定中です。

Twitterでは速度に関してどんな評価が集まっているのか?

実際どんなときもWiFiの速度が遅くなっているのは自分だけなのか不安になったので、Twitterでも遅いとツイートしている人がいるかを調べてみました。

どんなときもWiFiが遅いという口コミ

そしていきなり不安になったのが、2019年7月時点で、Twitter検索のサジェストに「どんなときもWiFi 遅い」と一番上にきていること。おそらく、筆者同様に遅いと感じ始めた人が増えてきたのではないかと思います。

 

2019年5月時点でも遅いと感じている人もいらっしゃいます。筆者同様に、格安SIM同様に利用者が増えたら一気に悪化するのではと懸念点を抱いているようでした。

どんなときもWiFiが速いという口コミ

逆に、どんなときもWiFiの速度が速いという評判もツイッターではよく見かけます。

https://twitter.com/shesidesummer/status/1180934358351282177

基本的にインターネットを快適に使えるのは下り速度が10Mbps以上であることが大前提だと思うので、それ以上の速度が見込めるどんなときもWiFiは非常に優秀だと感じます。

どんなときもWiFiの速度が遅い原因と改善方法

もしかすると、どんなときもWiFiを使っている人の中には「遅くて使い物にならない!」と感じている人も多いかもしれません。

そんな時の改善案をいくつかのパターンに分けてご紹介します。

11階以上のビル/マンションで使わない

この記事では、どんなときもWiFiを低層階と高層階の2つで測定しています。その結果からわかるとおり、高層階では5Mbps以下の速度しか出ないことが多いです。

逆に低層階では安定して10Mbps以上の速度が出ています。なぜここまで速度に違いが生まれるのか疑問に思うかもしれません。

別の例になりますが、Softbank Airでは住所が11階以上だった場合契約できません。その理由は、電波が届きにくく通信速度の担保が出来ないからです。

WiFiを発する装置は電柱に備え付けられているため、高層階だと電波が届きにくくなります。逆に低層階は電柱の高さと近いので、強力な電波を受信でき、快適な速度で通信が可能です。

ですので、もしどんなときもWiFiを使うのでしたら10階以下のマンションやビルでの利用をおすすめします。11階以上だとどう頑張っても速度が出ません。

ルーターを窓際に置く

アンテナの強度を高めるには、部屋の中心にルーターを置くのではなく窓際に置くことをおすすめします。

電波は電柱から向かって届くことに加え、障害物があると多少電波が弱まります。部屋の中心部分似ルーターを置いてしまうと、障害物にぶつかって若干電波が弱まることに加え、窓際よりも距離がどうしても遠くなってしまいます。

ですので、窓際にルーターを置いてスマホやパソコンとWiFi接続することをおすすめします。

どんなときもWiFiの個人的な評価

2019年11月時点では、まだまだコスパが良い部類に入ると思います。

高層階を除けば通信速度が安定して速いので、一戸建てや低層マンションやアパートに住んでいる方であればどんなときもWiFiを遅いと思うことなく使えるはずです。

どんなときもWiFiは月額3,480円から利用できる完全無制限で使えるポケットWiFiです。実質費用の完全無制限のポケットWiFiの中では圧倒的に安い部類なので、個人的に契約して正解だと思っています。

ポケットWiFi選びに悩んでいる方は、ぜひ一度どんなときもWiFiを検討してみてください。

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