本記事では、Androidスマホの充電ができない原因や対処方法を紹介しています。現在、スマホの充電ができなくて困っている方の参考になりましたら幸いです。
なお、ここで紹介する対処方法は膨大にある解決方法の中でよくある例です。存在する全ての対処方法ではないことをご了承ください。
モバイルバッテリーの残量がない/入出力が間違っている
もし、モバイルバッテリーを使って充電できないユーザーは、次の2点を疑ってください。
- モバイルバッテリーの電池残量がない
- IN / OUTの差込口が間違っている
初歩中の初歩ではありますが、まずはモバイルバッテリー自体の電池残量がないと充電は絶対できません。また、モバイルバッテリー自体の充電口である「IN」を使ってスマホの充電を試みた場合、充電ができないので注意してください。
なお、最近のモバイルバッテリーはIN / OUTが一緒の差込口になっている製品もあります。間違いをふせぐのでしたら、そういったモバイルバッテリーの購入も検討してみてください。
供給される電力が少ない
充電器とスマホを接続した時に、1%まで充電された後にすぐ0%になることがあります。この時、充電中の証明であるランプ点灯もしてある状態ですと、充電自体はできていることになります。
スマホの殆どは、1%でも充電が開始されると自動的に電源がオンになります。この時消費電力より供給電力が少ない場合、当然消費される電力が大きくなるため、充電が進まない状況に陥ります。
対処方法としては、電力を供給する充電器部分を別のものに変更したり、USBケーブルを変えること。または、GPSやWiFiをオフにし、常駐アプリを消すことをオススメします。
AC充電器を使えば供給される電力が少なくなることはほぼありませんが、例えばパソコンに接続している時は思ったより充電が進みません。なるべくAC充電器を使ってスマホを充電しましょう。
ケーブルの断線・不良
今現在スマホの充電に使っているケーブルの断線、および不良によって充電ができなくなっている可能性もあります。
ケーブル使えば使うほど劣化しやすく、特に100均などで購入した安価な製品だと1ヶ月使ったら充電できなくなることも。以前筆者も100均のケーブルを使っていましたが、思ったより充電スピードが遅かったり、端子部分が割れたりしたので、それ以降使うことはなくなりました。
最も安心できるのは家電量販店やショップに行き、スマホの専門家にケーブルを選んでもらうことです。使うケーブルで充電速度が違ったり、最大供給電力も異なったりしますので、専門家と相談しながら購入すると失敗が少なくなります。
AC充電器の不良
一度筆者のスマホが充電できなくなった時に試したのが、AC充電器の交換です。
AC充電器の寿命はそこまで長くなく、1年位で充電ができなくなることもあります。もし、今使っているAC充電器を使って充電ができない場合は、一度ショップに行って充電を試すか、思い切って別の製品を購入することをオススメします。
バッテリー(電池)に異常がある
スマホのバッテリーに異常が出た場合、充電ができなくなることもあります。
その中で最も多い症状が、「過充電によるバッテリーの劣化」です。電池残量が100%の状態で充電しようとすると、必要以上に電力が供給され、それと同時に電池が劣化していきます。
過充電されたスマホは、できれば電池を一度外したいところですが、最近のスマホは自分でバッテリー交換ができないように電池パックを取り出すことができません。ですので、一度スマホをシャットダウンして、15分ほど放置してみてください。
もし過充電を事前に防ぎたい場合は、バッテリーが100%になったら電力供給がストップされるAC充電器の購入をオススメします。昨今のスマホやAC充電器には過充電防ぐ仕組みが組み込まれているので、安心ではありますが、古い端末を使っている人は注意してください。
スマホ本体の故障
バッテリーに異常がなかった場合、スマホ本体の故障も疑わなければなりません。
特に疑いたいのは、スマホのコネクター部分・差込口の端子に不具合が起きていないかどうかです。試せるのでしたら、同じAC充電器とケーブルを使って、家族の携帯を充電してみてください。
その時もし充電が正常に行えるのでしたら、スマホの差込口の接触が不良になっているか、本体そのものの不具合の可能性が高いです。この症状に関しては自分でなんとかすることは難しいので、できればショップなどで修理を頼むのが望ましいでしょう。