「子どもをプログラミングスクールに通わせたいけど、質の高いスクールがいい」という親御さんは多いはずです。
確かに通わせるなら質の高い教室がいいですよね。というわけで、今回はLITALICOワンダーをご紹介します。
LITALICOワンダーは、独自の教育システムで質の高い授業が受けられる人気のプログラミングスクールです。
記事ではLITALICOワンダーの概要やメリット、入会の仕方を解説。他のスクールと比較できる内容になっているので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
ITとものづくりを学べるLITALICOワンダー
LITALICOワンダーは、ITとものづくりを学べる教室です。プログラミングやロボットなどのテクノロジーを活用。
子どもたちにとって貴重な体験ができるのです。まずは、そんなLITALICOワンダーの概要を紹介していきます。
子供向けのIT×ものづくり教室
LITALICOワンダーは、ITテクノロジーとものづくりをかけ合わせた教室です。
テクノロジーの面では、日々進化するIT技術を活用するスキルが身につけられます。
自分の考えたアイデアやを発信したり、世界の人との交流を実現する能力を学べ、可能性や表現の幅を広げられるのです。
またモノ作りでは、制作の中で試行錯誤を繰り返し、より良いアイデアを生み出したり、いろいろなことを発見できます。
自ら主体的に考え取り組むことで、イメージを形にする力を取得できるのです。
このようにLITALICOワンダーはITと、ものづくりの体験機会を子供たちに提供している教室といえるでしょう。
就労支援サービス事業をおこなうLITALICOが母体
LITALICOワンダーを運営するLITALICOは、就労支援サービス事業を展開している企業です。主な事業内容としては以下の4つ。
LITALICOの事業内容
- 障がい者の就労支援事業
- WEBメディア事業
- 障害者支援事業
- 学習塾や幼児教室の運営
具体的には、働くことに障がいのある人への就労支援、発達障がいのある方が集まるポータルサイトなどが挙げられます。
さらに自分に合った人生を選ぶための相談など、様々な就労支援をしているのです。
こうした事業の一環として、将来の人材を育成するIT教育事業を展開しているといえるでしょう。
東京・神奈川・埼玉で開講
LITALICOワンダーは、東京、神奈川、埼玉で開講。東京は13箇所、神奈川は4箇所、埼玉は大宮で授業をしています。
関東限定ですが、全部で18の教室が開かれています。周辺にお住まいの方は、ぜひ検討してみてくださいね。
LITALICOワンダーで学べること
ここからは、実際に得られる能力と受講できる5つのコースをご紹介。他の教室との比較にもなるので、詳しく解説します。
「3つの力」を身につけることを目指す
LITALICOワンダーでは、主に3つの力を身につけることを目的にしています。
それは自分で考える力、自分の意見を伝える力、自分で作る力です。
それぞれ解説していきます。
自分で考える力
最初は自分で考える力です。
自分だけのロボットを作ったり、ロボットコンテストに出場したりなどのモチベーションを持つことで、自発的に行動するようになります。
またプログラミングでゲームやアプリを制作、レゴブロックを使ったプログラミングなどいろいろな体験できるのです。
自分の作ったものが動く喜び、自分の得意を見つける楽しさなどを味わえます。
こうした楽しさを味わうことで、モチベーションが高まり自分で考える力を養うことができるのです。
自分の意見を伝える力
2つ目は、自分の意見を伝える力。自分がやりたいこと、作りたいものをしっかりと伝えられるようになるのです。
作品を完成させるためには、聞きたいことをまとめたり、言いたいことをしっかりと伝えたりする力が必要になります。
また作品が完成したあとのフィードバックでは、子どもたちの意見にもしっかり耳を傾けているのです。
こうした環境の中で、自分の意見を伝える力を身につけていけるのです。
自分で作る力
3つ目は、自分で作る力です。
LITALICOワンダーでは、子どものレベルにピッタリ合わせたコースを選べます。最初はマウス操作だけでプログラミングできる教材を選択するなどです。
さらに小さな子どもロボットが作れるので、年齢が低くても試行錯誤する経験を得られます。
このような過程を経ることで、自分で想像し作る力を身につけられるのでしょう。
興味に応じて選べる5コースを用意
ここまでLITALICOワンダーによって得られる3つの能力を紹介しました。
次に実際のコースを5つ紹介します。
どのコースも特徴的で魅力的なので、ぜひお子さんと一緒に選んでくださいね。
ゲーム&アプリプログラミングコース
スマホやパソコンでプレイできるゲームや、アプリ制作をすることによってプログラミングの基本を身につけられます。
子どもの興味や関心をきっかけにして、楽しくプログラミングを学べるのです。
また制作側の考えを把握することで、最初から何かを作っていく能力が育ちます。
ゲームだけでなく、パソコンやスマホなどで遊ぶのが好き、自分でキャラクターをつくってゲームやアプリを作りたいという子どもにオススメです。
ゲーム&アプリエキスパートコース
スマートフォン向けのゲームやVRゲームなどの本格的なゲーム制作だけでなく、HTMLやCSS、JavaScriptなどを利用したWeb制作を学べます。
プログラミングを応用的、発展的に使えるようになるためのコースです。
作品のフィードバックはプロのクリエイターが行います。より高レベルなところを目指す子どもに、オススメのコースです。
ゲームやホームページを作りたい、コーディングにチャレンジしたいという制作大好きな子どもにピッタリといえるでしょう。
ロボットクリエイトコース
ロボットを組み立てるコースです。
外枠を作成したらパソコンでプログラミング。実際にロボットを動かしていきます。
マウスでもプログラミングできるので、ロボットに初めて触れる子どもでも安心。
また、センサーやモーターなどのパーツの使い方、プログラミングの基本などを取得できるので最初に選ぶコースとしてもオススメです。
ロボットやブロック遊び、機械の改造が好きな方や、ロボットを自分で作りたい子どもに向いているコースといえます。
ロボットテクニカルコース
いろいろなロボットを作り、課題を解決していくコースです。
センサーやモーターなどの仕組みを理解し、プログラミングによるロボットへの指示や制御について学べます。
制作するロボットは、自分の興味や関心がある題材にできるのも特徴。高レベルなロボット制作や、複雑なプログラミングなども身につけられるのです。
ロボットや機械が好きなだけでなく、仕組みに興味を持っている子にオススメ。
また、課題への取り組みやロボコンへの参加をモチベーションにする生徒もいます。
デジタルファブリケーションコース
レーザーカッターや3Dプリンタを使用し、ものづくりをしていくコース。
パソコンなどでデザインを行い、3Dプリンタに出力し制作していきます。
作れるものは、2Dだけでなく3Dも可能。最先端なものづくり技術を味わえます。
何かを作るのが好きだったり、3Dプリンタに興味を持っていたりする子どもにオススメです。
また最初から自分でデザインしたい子にもピッタリで、ものづくりに関する興味を高められます。
LITALICOワンダーの学習システムと設備
ここまでは身につけられる能力と、コースの解説をしてきました。この章では、実際の学習システムと設備を紹介します。
制作実績なども載せておくので、よりイメージが鮮明になることでしょう。
授業時間は90分
LITALICOワンダーの授業時間は90分になっています。これは、他のスクールに比べて少し長くなっています。
理由はテキスト外のことや、試行錯誤して自分で考える時間を大切にしているため。
自分で積極的に楽しく学習することで、先ほど紹介した能力を身につけるための90分といえるでしょう。
子供に合った学び方を選べる
LITALICOワンダーでは90分というやや長い時間を、全て子どもの成長のために使っています。そしてそれは、自発性を重視した成長なのです。
子ども一人ひとりにピッタリな学習方法選べるので、楽しく学習できます。自分でこうしたいという気持ちが出てくるから、モチベーションが長続きするのです。
子供のペースで制作を進められる
LITALICOワンダーのカリキュラムは、講義形式ではありません。そのため、一人ひとりに合ったペースで学習や制作を進められるのです。
教室内では、いろいろな年代の子どもたちが楽しく一緒に制作活動をしています。
協力したり、ときには競ったりしながら楽しく学んでいるのです。
教材はテキストと動画を用意
学ぶ教材も子ども自身が選べます。
テキストを読むのか動画を見て作っていくのかなど、やりやすい学習方法を自分で選択できるのです。
多様な形で作られた教材の中から、自分にぴったりなスタイルを見つけるという体験も可能。学び方まで自分で決められるので、やる気が高まるのです。
子供4人に対しスタッフ1人を配置し学習をサポート
LITALICOワンダーでは4人の子どもに対して、1人のスタッフを配置しています。
通常のスクールだと、1人のスタッフが大勢の子どもたちを教えるところもあります。一方、LITALICOワンダーは担当をつけずに子どもたちをサポート。
いつでも質問に答えるなどのサポート体制が整っているので、子どもたちも安心して学習できます。
家庭では用意が難しい教材を完備
LITALICOワンダーでは、家庭では揃えられない教育ソフトや、本格的な機材やソフトを利用できます。
例えば、スクラッチというプログラミングソフトは、アイコンをドラッグするだけでゲームやアニメを製作可能。
さらにアジアのITコンテストで優秀賞を獲得したエンチャントジェイ・エス、Appleの純正プログラミングソフト、3Dプリンタなど本格的な設備を使えます。
このように充実した設備での学習によって、子どもたちのITスキルを伸ばしていけるのです。
制作事例
実際に、LITALICOワンダーのYouTubeチャンネルでは制作実例が紹介されています。
簡単なものでは、レゴで作成する遊園地や動物などの動画がアップされています。またドローンのプログラミングや、ロボットサッカーなどの高度なものまで揃っているのも特徴。
興味がある方はLITALICOワンダーのチャンネルを覗いてみてくださいね。
LITALICOワンダーの魅力と注意点
LITALICOワンダーには、他のスクールにはない独自のメリットがあります。
ここからは少し掘り下げて、教室の魅力と注意点を解説。実際に通わせる前に覚えておきたいことを厳選して紹介します。
ものづくりを通してプログラミング的思考が育つ
LITALICOワンダーでものづくりを体験することで、これから必要になるプログラミング的思考が身につきます。
とくに論理的に考えたり、問題を解決するといった能力は、国が進めるプログラミング学習の必修化で求められているのです。
また、デジタルの強みである修正や改善のしやすさと、ロボットによる可視化で問題解決に対しての積極性を育てられます。
ロボットで楽しく学びながら、これからの時代に必要な力を手に入れられるところは大きなメリットといえるでしょう。
想像力と科学への関心を伸ばせる
LITALICOワンダーで学べば想像力が伸び、科学への関心を強めることができます。
単に知識を取得するだけでなく、自分でイメージしたものを作って伝えるという過程で、創造する力を磨けるのです。
さらにロボット製作やプログラミングはかなり自由に扱えるので、好きなように作り込めます。
そうなると子どもたちのモチベーションが高まり、結果として科学への関心を伸ばすことに繋がるのです。
創造力と科学への関心、主体性まで身につけられるのがLITALICOワンダーなのです。
子供の興味と成長にあわせて学習を進められる
LITALICOワンダーでは、子どもの興味と成長に合わせて学習できます。
ひと言でプログラミング学習といってもその幅は広く、どの分野に興味を持つかはそれぞれ違うのです。
そこでLITALICOワンダーには、内容の異なる5つのコースがあります。それぞれレベルや内容がちがうので、それぞれに合った学習の進め方ができるのです。
すべて直営教室なので質の高い指導が受けられる
LITALICOワンダーの教室は、全て直営店になっています。
多くのプログラミングスクールがフランチャイズでの運営になっている中で、かなり特徴的といえるでしょう。
直営店である強みは、講師に対して運営の指導が行き届いていること。そのため講師のレベルが高く、高品質なプログラミング教育ができるのです。
ただし授業料は高め
ここまでの解説からLITALICOワンダーは教室数が少なく、少数精鋭のスクールといえるでしょう。授業が上質なので、少し料金は高めです。
価格は初期費用が16,500円、月額料金は月2回コースなら16,500円、4回の場合は26,400円となっています。
ちなみに、ヒューマンアカデミーの場合月額9,500円、エジソンアカデミーなら10,000円となっており、これらと比較すると少し高いですね。
ただし料金が高い分質の高い授業を受けられるので、そのあたりをどう判断するのかが重要なポイントといえます。
LITALICOワンダー入塾の流れ
LITALICOワンダーはとても特徴的なプログラミングスクールです。
独自のカリキュラムによって、高品質なIT教育を受けられるので少し値段が高くなっています。
ここまでの解説で「実際どうなんだろう」と思う方もいるのではないでしょうか。そこで、無料体験から実際の入会までの流れを解説します。
無料体験授業へ参加
LITALICOワンダーが気になる方は、まず無料体験授業に参加しましょう。
前述した5つのコース全てを無料体験できるので、お子さんの興味のある講座を受けましょう。
また、体験授業でありながらお子さんのITスキルや興味を確認。教材をスタッフが選択して提供するので、安心して学べます。
そしてスタートからロボットやパソコンを操作。難しい説明などは一切ないので、楽しく参加できるのです。
親子で授業内容や雰囲気を理解できる
体験授業のメリットは、授業内容や雰囲気を把握できることです。子どもは50分の授業で、どんなことをするのか体験できます。
一方の親御さんは、子どもの様子を観察。本当に楽しんでいるかやスタッフの質、関わり方を見れるのです。
さらに質問にも対応しているので、気になる点があっても解決できます。充実した体験入学によって、スクールのことを理解できる内容になっているのです。
コースを選択し申込み
体験入学を通して、気に入ったコースについて説明を受けます。その際には、具体的な授業内容や料金なども説明されるのでしっかりと聞きましょう。
もし、受講コースが決まったら申し込み手続きに入ります。
ここまでの間にお子さんとしっかりコミュニケーションをとり、意思を確認しておくことが重要です。
決まった曜日・時間で通塾スタート
申し込み手続きの際には、いつ通うかを決定します。曜日や時間なども決められるので、家庭状況に合わせて決めましょう。
申し込みをして、次の該当日時から通塾スタートになります。
授業料と内訳
先ほど初期費用と月額料金について簡単に解説しました。最後にその内訳を掲載します。
少し変化している講座もあるので、該当するコースを希望する方は注意しましょう。
入塾金
入塾金は入会の際に必要なお金です。
金額は、一律税込16,500円。
事務手数料などで別れていないので、分かりやすいシステムといえるでしょう。
毎月の授業料
毎月の授業料は、月に何回受講するかで異なります。具体的な授業料は以下の通り。
- 月2回受講:税込13,200円
- 月4回受講:税込22,000円
金額的には月4回通ったほうがお得ですが、金額は当然上がります。この辺りは考えどころですね。
ちなみに「ゲーム&アプリエキスパートコース」は、月4回コースのみで、税込26,400円となっています。
教材費
教材費は、月4回コースが税込2,200円。月2回は1,100円で、どのコースでも一緒になっています。
また別途購入しなければならない教材もあるので、入会前に確認しておきましょう。
教室運営費
教室を運営するための費用です。
暖房や冷房など、施設を維持するために払います。金額は税込2,200円です。
随時イベントを開催
LITALICOワンダーでは、イベントを随時開催しています。
月1回開いているワークショップではボール型ロボットバトルや、ボールリレーなどの楽しい体験が可能。
またプログラミングとロボットセンサーによるガンシューティング、タブレットで遊べるゲーム制作などの高レベルな作品制作もできるのです。
こうしたイベントに参加してみて、スクールの雰囲気をつかむのも良いですね。
人気コースは満席になる場合も。早めの申し込みがおすすめ
LITALICOワンダーのイベントには、多くの参加者が集まります。
また、授業コースも教室が少ないため、多くの子どもたちが集まっているのです。
そのため参加したいコースが人気の場合、満席になってしまうこともあります。
なので、できるだけ早めに申し込むことが大切。事前にお子さんとしっかり話し合っておきましょう。
まとめ
2020年から始まるプログラミング教育の義務化。多くの学校で対応に追われる中、プログラミングスクールに通う子どもが増えているのです。
今回紹介したLITALICOワンダーは、自由な教育でプログラミング的思考を身につけられます。
さらにオリジナリティあふれるカリキュラムが揃っており、質の高い授業を行っているのです。
そして子どもたちの自主性を重視した教育で、楽しみながら能力を高められます。
金額は少し高めですがその分、質の高いスクールなのでぜひ一度、体験入学に行ってみてくださいね。
お子さんのプログラミング教育について、詳しく知りたい方は次の記事を参考にしてください。