LINEで友達とトークをしていると、ある時突然四角の羅列文、はてなマークなどの文章が送られてくることはないでしょうか。その正体は「文字化け」で、とある条件を満たした場合に発生する不具合です。
そこで本記事では、LINEの文字化けの原因と、文字化けした絵文字や顔文字を治す方法について紹介します。
LINEが文字化けする原因
文字化けしてしまう原因は様々あります。
【1】LINEアプリのバージョンが違う
人によってはLINEアプリをインストール時からアップデートしておらず、バージョンが古いものを使っている場合があります。
そんな時に自分が最新のLINEを使っていた場合、新しい機能、例えばデコ文字などを送ってしまうと、相手には文字化けして見えてしまうことがあります。
また、LINEのバージョンアップは基本的にAndroidのほうが早く行われる傾向にあります。そんな時に最新機能を使ったメッセージをiPhoneユーザーに送ると、高確率で文字化けしてしまうので注意が必要です。
とりあえずLINEのバージョンが古かったら、最新版にアップデートして下さい。
【2】キャリア独特の特殊記号や絵文字
ドコモ、au、ソフトバンクの大手3キャリアでは、それぞれのキャリア間でしか表示できないような絵文字や特殊記号が存在します。
特にドコモの場合はキャリア独自の絵文字が存在するため、その絵文字を使うとLINEに限らずあらゆる媒体で文字化けが発生してしまいます。
なので、LINEで文字化けを起こさないようにするには、なるべくキャリアで共通の絵文字や特殊記号を使うことをおすすめします。
【3】iOSとAndroidの対応絵文字や記号
iOSとAndroidでは、それぞれの絵文字や特殊記号が自動的に変換されて文字化けしないように対策されていますが、それでも最新の絵文字などは互換対応いていないことがあり、結果的に文字化けに繋がります。
こちらもキャリアと同じように、新しい絵文字や記号を使う場合は、なるべく同じOS同士のユーザーとするようにしましょう。
文字化けしやすい顔文字例
LINEで文字化けしやすい顔文字例として次のようなものが挙げられます。
逆に文字化けしない顔文字例は次の通りです。
2つの顔文字の違いは「特殊記号を使っているか」になります。この特殊記号を使っている顔文字を利用した場合、LINEで文字化けが発生しやすくなるので注意して下さい。
ただ、特殊記号を使った顔文字は非常に表現豊かでかわいいのが特徴的。ついつい使っちゃいたくなりますよね。
文字化けした顔文字を直す方法
文字化けしてしまった顔文字が何だったのか知りたい、という場合は、顔文字の文字化けを直す「顔文字の文字化けを解消!」アプリを利用すると良いでしょう。ただし、Android専用のアプリなので、今回はiPhoneの文字化けはこのアプリを使って直せません。
実際にこのアプリを使って文字化けを直すと、次のように表示されるようになります。
LINEのトークで、文章中に謎の豆腐や四角があった場合、このアプリを試してみて下さい。
Google Play事前に文字化けを防ぐ方法
主に絵文字や顔文字の使用でLINEは文字化けを起こします。絵文字はどうしようもありませんが、顔文字に関しては事前に対策することができるので、その対策方法についてご紹介します。
事前に顔文字の文字化けを防ぐには「文字化けしない顔文字」を利用すれば良いです。その特殊記号を使っても文字化けしない顔文字を集めたのが、iPhone、Androidそれぞれ次のアプリになります。
iPhone:「文字化けしない顔文字」
特殊記号を使っても文字化けしない顔文字をひたすら収録したアプリです。
このアプリの良い点は、アプリにいちいち戻ってコピーせずとも、顔文字の変換と一緒に登録した顔文字が同時に表示される点です。アプリとLINEを行き来せずに使えるのは非常にユーザービリティーが高いと言えます。
App StoreAndroid:Tofu Destroyer
前章でも軽く紹介しましたが、Androidでは顔文字修復アプリの「Tofu Destroyer」を利用します。
iPhoneのように文字化けしない顔文字を集めたアプリというのが存在しないので、Androidでは修復アプリを使って修正した顔文字を送るという、ちょっとひと手間加えなければなりません。
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