たくさんの本を持ち歩く必要がなく、端末ひとつで好きなだけ読書が楽しめる「Kindle」に、キッズモデルがあるのをご存知でしょうか?
今回は、Kindleのキッズモデルの特徴やスペック、実際に利用している方の口コミなどを紹介していきます。
これから導入を検討している方や、興味がある方はぜひ本記事を参考にしてください。
Kindleキッズモデルのスペック/発売日は?
まずは、Kindleキッズモデルの基本的なスペックや、発売開始時期などを紹介していきます。
通常のKindleにはない機能も備わっていますから、お子さんにKindleをと検討している方は要チェックです。
2019年10月7日に販売開始されている
Kindle キッズモデル・Fire HD 10 タブレット キッズモデルは、それぞれAmazon.co.jpから2019年10月7日に販売開始されています。
価格は、Kindle キッズモデルは10,980円(税込)、Fire HD 10 タブレット キッズモデルが19,980円(税込)と、通常のkindleよりも多少高めに設定されています。
基本スペックは、ほぼKindleと同じです。
違うのはストレージが8GBであること、広告が表示されないこと、保証が2年とKindleより長いことの3点です。
軽い本体に1,000冊以上の子どもに人気の書籍を保存できる
他のKindleシリーズ同様、ゲーム・ビデオ・アプリ通知などが来ることなく、集中して読書ができる仕様となっています。
本体はカバーを付けると多少の重みは出ますが、床やテーブルの上、車の中などで膝の上に載せて使うのであれば問題なく活用できます。
スタンド機能を使えば、子供が持っても負担のない重量となっています。
Kindleキッズモデルは、ハリーポッターなどをはじめとした子どもに人気の本が1,000冊以上読めるのが最大の魅力と言えるでしょう。
後半で詳しく説明しますが、子供向け定額サービス「FreeTime Unlimited」が1年間追加料金なしで利用できるため、本を何冊も購入せずともよく、また、重たい本を持ち歩く必要がなくなるのです。
画面の明るさ調節ができるフロントライトを搭載
kindleキッズモデルのもう一つのスペックが、明るさ調節ができるフロントライトを搭載した、解像度167ppiの6インチディスプレイです。
お子さんと一緒に外へ出た時、陽の当たる屋外での読書でも見づらいことなく読書ができます。
さらに、就寝前の薄暗い部屋でも光が強まることなく、快適な読書を楽しめます。
明るさ調節により電力の消費が抑えられるため、通常の使用時間であれば、一度の充電でバッテリーが数週間持つのも特徴です。
充電を心配せず、お子さんに読書体験をさせてあげられるのです。
ペアレンタルコントロールで保護者にも安心な豊富な機能
最後に紹介するスペックは、実際に使用するお子様ではなく、保護者の方に向けてのスペックです。
ペアレンタルコントロール機能といい、お子さんのKindle使用状況が管理できるものとなっています。
例えば、日々の学習目標の設定をおこないたい場合は、学習タイムやアクティビティ別の使用時間を設定できます。
年齢フィルターをかければ、アクセスできるコンテンツの選択ができるようになります。
これらの操作はすべて、PCやモバイルデバイスからペアレント・ダッシュボート(https://parents.amazon.co.jp)にアクセスすれば可能なので、お子さんが使っている端末に触れることなく、リモートで管理ができるのです。
新登場 Fire HD 10 キッズモデル ブルー (10インチ HD ディスプレイ) 32GB
kindleキッズモデルの特徴やおすすめの使い方は?
ここからは、Kindleキッズモデルの詳しい特徴や、おすすめの使い方を解説していきます。
なのか、通常のKindleとどう違うかについても見ていきます。
子供向け定額サービス「FreeTime Unlimited」がおすすめ
Kindleキッズモデルにおける特徴として欠かせないものが、子供向け定額サービス「FreeTime Unlimited」です。
「FreeTime Unlimited」は、お子様向け書籍・ビデオ・学習用アプリやゲームなど、数千点のキッズコンテンツが楽しめる定額サービスで、1年間Amazon FreeTime Unlimitedが使い放題となります。
絵本・図鑑などの電子書籍だけでなく、しまじろうの知育アプリや漢字検定・漢検漢字トレーニングなども含まれています。
FreeTime Unlimitedを継続して利用したい場合は、クレジットカードを登録し、プライム会員は月額480円、一般会員は月額980円で継続利用が可能です。
辞書機能と単語帳で学習に活用できる
kindleのキッズモデルでは、電子書籍やアプリだけでなく、辞書機能や単語帳機能も搭載されています。
本を読んでいる間に知らない単語があれば、その単語をタップし選択するだけで、Kindleに内蔵された辞書から意味や定義を調べられるため、分からないまま本を読み進めることがなくなります。
さらに、辞書機能で調べた単語はリストとしてまとめておくことも可能です。勉強中に分からなかった単語をリスト化して単語帳として活用したり、本文中の言葉で気になったものをまとめて参照したりできます。
バッジ機能で楽しく読書ができる
Kindleキッズモデルは、読書を習慣化できるゲーム感覚の機能が搭載されているのも特徴です。
「バッジ機能」といい、あらかじめペアレント・ダッシュボートから設定しておいた読書時間や目標を達成すると、「本の虫」「スーパースター」などのバッジが送られるのです。
バッチというひとつの指標ができることで、「今日も本を読もう」「今日はこのくらい勉強できた」というモチベーション維持にもつながります。
子供向けに設計された、kindleキッズモデルならではの機能と言えるでしょう。
対象年齢は6歳以上とされているが、大人も活用できる
kindleキッズモデルは、基本的には子供用に設計されているので、対象年齢は6歳以上とされています。
しかし、活用方法によっては、大人も充分活用できるのです。
大人用アカウントからコンテンツを追加しておけば、キッズモデルでも、フル機能を使えるようになります。
Kindleのキッズモデルと通常版でストレージ容量に差があり、通常版の倍となる8GBがkindleキッズモデルで活用できます。
キッズモデルは本体の4辺をそれぞれ1.5cmずつ上回る大きさのカバーが最初から付属しているので、衝撃に強いこともメリットと言えるでしょう。
また、アクシデントがあって本体を壊してしまったとしても「2年間の限定保証」があるため、無償で新しいものと変えてもらえるのも嬉しいポイントとなっています。
kindleのキッズモデルの口コミ/評判は?
最後に、Kindleキッズモデルのリアルな口コミ・評判を紹介していきます。
優秀なスペックを持つKindleキッズモデルてますが、いい部分もあれば悪い部分もあります。
双方比較して、用途に合わせて購入しましょう。
Kindleキッズモデルはいい評判が多い
kindleキッズモデルは、多くのSNSやAmazonレビューが投稿されています。
中でも数多く投稿されているのが、
★最初の一か月は大量の本が無料で読めるから、初期投資が高くても余裕で元がとれる
★目に優しいディスプレイになっているから通常のタブレットより負担が少ない
★子供を読書や勉強に集中させられていい
など、高い評価のレビューです。
紙の本や絵本も、もちろん重要なツールのひとつです。
実際に手でめくる作業も、とても重要な読書体験だからです。
しかし、読みたい本をすべて紙で購入するのは金銭的にも困難になるでしょう。
そんな時、kindleキッズモデルが役立っているのですね。
カラーが非対応なので図鑑系には向いていない
一方で、マイナス面の意見として目立ったのが、『カラーが非対応』という点でした。
★カラー対応していないので図鑑や絵本はいまいち
★Kindleキッズモデルは解像度が低いから繊細な絵には向かない
確かに、図鑑や写真がたくさん載っているようなカラー本は、白黒表示では分からない点もあります。
さらに解像度が低めということは、画面内の鮮明さに欠けるということです。
写真の多く掲載されている本をメインで活用したい場合は、kindleキッズモデルでは物足りないかもしれませんね。
実際のユーザーの評判を紹介
kindleリーダーにキッズモデル出た〜!対象年齢は小学生くらいからかな〜。子供に…というよりも、私が小学生のときにめっちゃ欲しかった〜!って感じの内容。我が子らがこういうのを「最高やん!」って思ってくれるようになると良いなと夢想…。
新登場 Kindle キッズモデルhttps://t.co/SvXi7Ays7A pic.twitter.com/2Slp3slmkd— かざり (@kazarigiri) October 10, 2019
先日Amazonギフト券を1万円ちょうだいしたので使い道を思案してたんだけど、これに決めた!
以前から下の子が、おれとお姉ちゃんがkindleで本を読んでるのを羨ましがってたのでちょうど良い。Kindle キッズモデル 1,000冊以上の子ども向けの本が1年間読み放題!https://t.co/qKWVVP8Jf5
— サシシ (@sashishi_EN) November 22, 2019
先月娘にKindleキッズモデルを購入して使わせていたんだけど、前から持っていたfireタブレットでfreee time unlimitedが使えるということが判明した!!しかも兄弟別々のアカウント作って使えるー!
すごくコスパ良い。オススメです。
本読み放題、学習アプリ使い放題、使用時間設定可能〜✨— kai (@jmkaikai) January 26, 2020
Kindleのキッズモデルを旦那がポチった。1年間子供向けの本が無制限ダウンロードらしい。白黒モデルしかまだないので、図鑑とか微妙じゃん…カラー出るまで待てば良かったのにと思ったけど「一年も読んだら元取れるでしょ」と。まぁそうかな?
持ち運びに軽いのが良いね。また目悪くなりそうだけど。 pic.twitter.com/3eZLi7xsqw— ばう (@ov6jAY1Qynjqb7c) November 2, 2019
このように、「いい」という意見もありつつ、「微妙」という意見もありました。
紙の本だとどうしても読書しない子供や、タブレット端末でたくさん本を読みたい子供には適しているようですね。
一方、カラーで図鑑を見たい子供や、読書好きでもう本をたくさん読んでいる子供には、少し物足りない仕様となっているようです。
まとめ
Kindleキッズモデルは、読書離れが叫ばれる今こそぜひ導入して頂きたいガジェットです。
特に子供の頃というのは、多くの物語や世界に触れることで、豊かな感性を育むことができます。
また、子供だけでなく、大人でも使い勝手の良い仕様となっていますので、気になった方はぜひ試してみてください。
Kindleキッズモデルで、素敵な読書ライフを送ってくださいね。
新登場 Fire HD 10 キッズモデル ブルー (10インチ HD ディスプレイ) 32GB
お子さんの勉強にぴったりなタブレット学習については次のページを参考にしてください。