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iPhone 8の格安SIM対応状況まとめ 発売から1ヶ月経ち大体のMVNOで使えるように

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このページでは、iPhone 8およびiPhone 8 Plusの格安SIM対応状況についてまとめています

iPhone 8の発売から1ヶ月ほど経った今、もしかするとiPhone 8のSIMフリー版を購入して格安SIMを差して使おうと検討している人も増えてきているかもしれません。また、iPhone Xが購入できなくiPhone 8に流れるケースも。

そんな時に自分が使っている格安SIMがiPhone 8に対応していなかった残念です。そこで、ここで各種MVNOやユーザーが本当に使えているのかをチェックしていきましょう。

iPhone 8は対応端末として載っていないことがある

iPhone 8に限らず、新作のスマホに関しては格安SIM公式サイトや公式Twitterで対応端末として発表していないことが多々あります。ですので、購入を検討する時は「人柱」の報告を待ってから購入するのが鉄板です。

例えば、UQモバイルでは公式サイトで販売されていないiPhoneに関しては動作確認端末として公式ホームページ上に載せることはありません。

iPhone 8が発売していてもiPhone 7について載っていない

公式サイトの動作確認端末一覧を見て「じゃあiPhone 8はこの格安SIMでは使えないのか」と諦める人もいますが、実際は使えるケースが多いです。

なぜなら、この動作確認端末一覧に載っているiPhoneは、あくまでもMVNOが独自で調査した結果なので、使えないのではなく単純に調べていないだけの可能性もあるからです。

周波数帯(バンド数)に対応していれば基本的に格安SIMを利用できる

ほとんどの場合は、スマホの対応周波数帯域と使っている格安SIMの回線がマッチングしていれば利用することが出来ます

日本では「ドコモ回線」「au回線」「ソフトバンク回線」の3つを使っている格安SIMがほとんどなので、これらの周波数帯とiPhone 8の周波数帯がマッチングしていれば大丈夫です。現在日本で主要な格安SIMの回線種別は下記のとおりです。

ワイモバイル ソフトバンク回線/自社回線
UQモバイル au回線/自社回線
mineo ドコモ回線/au回線
LINEモバイル ドコモ回線
楽天モバイル ドコモ回線
BIGLOBE ドコモ回線/au回線
IIJmio ドコモ回線/au回線

実は格安SIMの多くはドコモ回線を利用しています。ソフトバンク回線を使っている所はほとんどなく、ワイモバイルとb-mobileくらいとなっています。そしてau回線も比較的少ないです。

そしてほとんどの格安SIMではドコモ回線を使っています。

各種ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線、ワイモバイル回線、UQ回線の周波数帯は次のとおりです。

周波数帯(バンド)DocomoauUQソフトバンクワイモバイル
2100MHz(Band1)W-CDMA
LTE
CDMA2000
LTE
W-CDMA
LTE
1800MHz(Band3)LTELTE
800MHz(Band6)W-CDMA
900MHz(Band8)W-CDMA
LTE(プラチナ)
W-CDMA
LTE
1700MHz(Band9)W-CDMA
1500MHz(Band11)LTEW-CDMA
800MHz(Band18)CDMA2000
LTE(プラチナ)
800MHz(Band19)W-CDMA
LTE(プラチナ)
1500MHz(Band21)LTE
800MHz(Band26)LTE
700MHz(Band28)LTELTE
2.5GHz(Band41)TD-LTELTE
3.5GHz(Band42)LTELTELTE

自分が使っている格安SIMの回線種別と上記対応周波数帯さえわかれば、海外のスマホでも問題なく使うことができます。

各種格安SIMのiPhone 8の対応状況

1.ワイモバイル

管理人も動作確認済みです。

ワイモバイルでは動作確認端末一覧にiPhone 8およびiPhone 8 Pliusを追加しております。SIMフリー版だけでなく、SIMロックを解除したドコモ、au、ソフトバンクのiPhone 8の動作も確認済みです。

ワイモバイル公式Twitterでは特に発表しておりませんが、公式サイトには載っているので問題ありません。

2.UQモバイル

管理人も動作確認済みです。

UQモバイルでは公式サイトの動作確認端末一覧、および公式TwitterでiPhone 8の動作に関しては一言も言及しておりません。なので、これはちょっと使えないかなと思いましたが、iPhone 7時代は使えたのでおそらく大丈夫だろうと試してみたところ、問題なく通信が行われました。

ただし、テザリングに関してはダメっぽいです。そして、UQモバイルで通信するにはマルチSIMでなければいけません。通常の黒いSIM(VoLTE非対応SIM)は動作しないという罠があるのでご注意を。不安な方は辞めておきましょう。

3.mineo

管理人はDプランにて動作確認済みです。

mineoにはDプラン(ドコモ回線)とAプラン(au回線)が存在しており、一応どちらの回線もiPhone 8およびiPhone 8 Plusの動作確認が出来ております。Dプランに関してはテザリングもできます。

しかし、Aプランはそうもいきません。UQモバイル同様にVoLTE対応のマルチSIMでなければデータ通信すらできません。そしてテザリングもできないのでかなり不便です。

4.LINEモバイル

管理人も動作確認済みです。

LINEモバイルでは公式サイトにて動作確認端末にiPhone 8およびiPhone 8 Plusを追加しております。ドコモ回線ですと格安SIMの種類関係なく、ほぼ問題なく使えるようですね。

5.楽天モバイル

管理人も動作確認済みです。

楽天モバイルではSIMフリー版に限り、iPhone 8およびiPhone 8 Plusの動作確認が完了しております。ドコモ回線なのでテザリングも問題なくできるようになっています。

ドコモ、au、ソフトバンクのSIMロックを解除したiPhone 8については書かれていませんが、おそらく過去の傾向からしても問題なく使うことは出来るでしょう。

6.BIGLOBE

BIGLOBEでは2017年10月10日からau回線にも対応しました。従来通りドコモ回線ではiPhone 8で動作確認ができております。SIMロックを解除した端末に関しても問題なく使えています。

ただし、au回線に関してはSIMフリー版のiPhone 8しか動作確認をしておらず、もしかするとSIMロックを解除したiPhone 8では利用できない可能性がありますので、チャットサポートなどで利用できるかを確認したほうが良さそうです。

7.IIJmio

IIJmioでは公式Twitter、および公式サイトの動作確認端末一覧にてiPhone 8とiPhone 8 Plusの動作確認を行っており、いずれも動作に支障はないと発表しております。

IIJmioはD回線(ドコモ)とA回線(au回線)の2つが用意されていますが、どちらもiPhone 8に対応しているようです。

iPhone 8を格安SIMで使うならドコモorソフトバンク回線に

ここまで各種格安SIMの対応状況についてまとめてきました。

そして、確実にiPhone 8を利用したい場合は、ドコモ回線かソフトバンク回線の格安SIMを選ぶのが無難です。au回線は少し癖があり、VoLTE対応のマルチSIMでないとiPhone 8では使えなかったりするのがネックです。

ドコモ回線ならLINEモバイル一択

ドコモ回線でiPhone 8を利用するのでしたら、格安SIMの中では比較的通信速度も速めなLINEモバイルがおすすめです。SNSを多く使う人にとって便利な「カウントフリー」機能がついていたり、500円ポッキリ出使えるLINEフリープランなどが魅力です。

また、LINE MUSICを使っている人と相性が良く、音楽を聴く際のデータ通信量をカウントしないプランも用意されているのでおすすめです。10分間電話かけ放題サービスも付随しているので、満足度は非常に高い格安SIMといえます。

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ソフトバンク回線ならワイモバイル一択

管理人も愛用しているワイモバイルです。ワイモバイルは正確に言うとMVNOではなくMNOですが一応格安SIMの部類ではあります。通信速度も安定して速いですし、なにより音声通話の質が良く、それでいて月額料金が安いのが魅力的です。

iPhone 8はもちろん使えますが、ワイモバイルではiPhone 6sやiPhone SEも販売されています。月々の支払いも3大キャリアより安いので、通話の質も確保したいけど安さも求めるという人に非常におすすめな格安SIMです、

ワイモバイルの公式サイトでチェック

最後に

以上が、iPhone 8の格安SIM対応状況のまとめでした。

iPhone 8の発売から1ヶ月経ったので、殆どの格安SIMでは動作確認が終わっているようでした。ただし、au回線を使っている格安SIMに関してはマルチSIM以外はデータ通信ができないようなので注意してください。

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