どうも、出島です!
今回の記事ではiPhone7/7Plus/6s/6sPlus/SEのテザリングをau・Docomo・ソフトバンクの3キャリアで設定する方法を紹介していきます。テザリングには3種類の設定方法があります。また、テザリングをするためには、それぞれテザリングができるパケットプランに入っている必要がありますので注意してください。
今回はiPhone7を親機としてテザリングする方法をメインとして紹介しますが、最後に別の端末でテザリングを設定してiPhone7でつなぐ方法もご紹介していますのでチェックしてみてください。
テザリングを利用するために必要な事
まず簡単にテザリングについて説明。テザリングとはスマホをルーター替わりにして、他のスマホやタブレット、PCやゲーム機などをインターネットに接続できるようにする機能です。ルーターというよりアクセスポイントかな?
そして3キャリアでテザリングを利用するには、それぞれのテザリングオプションに加入しておかなければなりません。
au
下記データパケット定額サービスを契約しているとテザリングは無料で使うことが出来ます。
- データ定額1/2/3/5/8/10/13
- データ定額1(V)/2(V)/3(V)/5(V)/8(V)/10(V)/13(V)
- データ定額2(VK)/3(VK)/5(VK)/8(VK)/10(VK)/13(VK)
- ダブル定額(VK)
- LTEダブル定額
- カケホ(電話カケ放題プラン/VK)
- VKプランM
- VKプランS
- VKプラン
- シニアプラン
- シニアプラン(V)
- ジュニアスマートフォンプラン
- データ定額cp(0.8GB)
次のプランの場合、テザリングオプションは1000円/月となります。
- データ定額20/30
- データ定額20(V)/30(V)
上記以外のデータパケット定額サービスの場合、500円/月のテザリングオプション料金となります。
auさんでは基本的には無料というスタンスをとっているようです。おそらくほとんどの人はデータ定額1ではないでしょうか?もし不安がある人は契約書やauお客様サポートから、自分の契約内容の確認をしてみてください。
Docomo
ドコモはテザリングオプションの追加申し込みは必要ありません!さすが太っ腹だ!
しかし、機種によってはテザリングを使えない場合もあるので、ドコモ公式から対応機種を確認してみて下さい。
ソフトバンク
ソフトバンクではau同様にテザリングオプションの加入が必要となる場合がありますのでご注意ください。
スマホ放題/スマ放題ライト加入の場合
対象機種 データ定額サービス 料金 4G LTE対応 iPhone 4Gスマートフォン
4G LTE対応 iPad
タブレット
データ定額ミニ(1GB/2GB) 無料 ギガモンスター データ定額(20GB/30GB)
1000円/月 ※ 2017年4月末まで無料
上記以外の場合
対象機種 データ定額サービス 料金 4G LTE対応 iPhone パケットし放題フラット for 4G LTE 500円/月 4G スマートフォン パケットし放題フラット for 4G パケットし放題フラット for シンプルスマホ
4G LTE対応 iPad ベーシックデータ定額プラン for 4G LTE タブレット ベーシックデータ定額プラン for 4G
最近発表されたデータ定額プラン、ギガモンスターはテザリング料金が1000円/月もとられてしまうようです。ギガモンスターを契約する人はiPhoneをテザリングでアクセスポイント代わりに使って、出先でノートPCなどをインターネット接続させたい人が多いと思うんですよね。しかし別途1000円か…せめて500円/月まで料金を落としてほしいですね。
テザリング3つの設定方法
テザリングには3つの設定方法があります。
- WiFiで接続
- USBで接続
- Bluetoothで接続
それぞれの特徴と設定方法を合わせてご紹介していきますね。ちなみに、au・Docomo・ソフトバンクでテザリングの設定方法は同じです。
WiFiのメリットと接続設定方法
WiFiで接続のメリットは、以下の2点です。
- 対応機器が多く、複数台に同時接続可能
- データ通信がわりと速い
他の2つと決定的に違うのは、複数台の対応機器(PC、スマホ、ゲーム機など)に接続が可能な事です。個人的にはWiFi接続が一番オススメですね。それではWiFiでの接続設定の方法をご紹介します。
WiFiでのテザリング設定方法
【設定→モバイルデータ通信→インターネット共有】をタップして、インターネット共有の設定をしましょう。デフォルトではインターネット共有がオフになっているはずです。
インターネット共有をタップすると次のような画面になりますので、インターネット共有をONにしてください。すると右のようなポップアップが出現するので、「WiFiとBluetoothをオンにする」をタップ!
オンにすると、WiFiのパスワードを設定する画面になるので、「WiFiのパスワード」をタップ。そして、好きなパスワードを設定して完了をタップしましょう。
これでiPhone側の設定は完了となります。あとは子機となる端末でiPhone7のWiFiを拾って、パスワードを入力するとインターネットが使えるようになります。
そのときに子機にでてくるネットワーク名を設定するには、【設定→一般→情報→名前】のところからiPhoneの名前を設定してあげてください。なるべくわかりやすい名前がいいですが、自分の本名はやめてください。他の人がWiFiの電波を拾って、ネットワーク接続一覧に表示されてしまうので、本名がバレてしまいます。
自分にしかわからないようなネットワーク名を決めてあげましょう。
USBで接続する
USBで接続するメリットは、以下の2点!
- データ通信が一番速い
- 充電しながらテザリングできる
PCとスマホをUSB接続していれば勝手に充電されるので、電池切れの心配は必要なくなります。また、USBにより高速データ通信が可能になるのでWiFiよりも体感速度はあがります。ただし、基本的にPCで使うことが条件となってきます。それでは、USBで接続する方法をご紹介します。
USBでのテザリング設定方法
※ あらかじめUSBでiPhoneと他デバイスを繋いでおきましょう!
基本的にはWiFiと一緒の手順です。しかし、1ヶ所だけ違うので注意が必要です。
【設定→モバイルデータ通信→インターネット共有】まで行きましょう。そして、インターネット共有をオンにしてください。すると、次のようなポップアップ画面が出現しますので「USBのみ」を選択してあげてください。
すると、ヘッダー部分に「インターネット共有:1台接続中」と表示されます。この状態になるとインターネット接続が他デバイスでも可能に!これでUSBでのテザリング接続設定は終わりです。
Bluetoothで接続する
Bluetoothで接続するメリットは、次の1点。
- WiFiより電池持ちが良い
出先で長時間使うならBluetoothがいいかもしれませんが、今はモバイルバッテリーというアイテムがあるので、電池持ちはそこまで気にしなくていいかも。Bluetoothの場合、1つのiPhoneに対して1つの機器の接続となります。それではBluetoothの接続設定の方法をご紹介します。
Bluetoothでのテザリング設定方法
Bluetoothも基本的にはWiFiと一緒になります。
【設定→モバイルデータ通信→インターネット共有】まで進み、インターネット共有をONにします。
そして子機となる端末のBluetoothをONにすると、使用一覧にiPhoneデバイスが表示されますのでタップしましょう。すると、ペアリング設定コードの入力を求められるので、iPhone側に表示されているコードを子機のデバイスに入力して、「ペアを設定する」をタップすると完了です。
これでBluetoothを使ってのテザリング設定方法は終わりとなります。
iPhone7から親機に接続する方法
まずは親機となる端末にテザリング機能がないと使えないので注意してください。
では初めに、親機のほうでテザリングの準備をします。今回使った端末はフリーテルの雅です。ホーム画面からテザリングボタンを押して「WiFiアクセスポイント」に移動します。移動したらアクセスポイントをONにしましょう。
次はiPhone側の設定です。【設定→WiFi】の順に移動します、ネットワーク一覧が表示されるのを少し待つと、フリーテル雅(ネットワーク名)が出てくるので、こちらをタップしてください。すると、パスワードが求められますので、親機の端末で設定したネットワークのパスワードを入力してください。
パスワードを入力し、接続が完了できた状態です。今回はフリーテルの雅をWiFiとしてiPhoneで使っています。この方法はiPhone7/7 Plus/6s/6sPlus/SEのどれでも使えるので試してみて下さい。接続が完了すると、親機の接続済みユーザーに表示されます。
まとめ
以上、iPhone7/7Plus/6s/SEで使えるテザリング設定方法の紹介でした。au/Docomo/ソフトバンクはテザリングするための契約オプションも必要だと言う事を忘れないでください。