iPhone7(iOS10)にアップデートして以降、iPhoneを手に持って少し端末を傾けるだけでスリープが解除されて、電源が勝手につくような機能が追加されました。便利と言えば便利なのですが、少し傾けただけでロック画面が表示されてしまうので鬱陶しいと感じる人もいるかと思います。
そこで今回は、iPhone7(iOS10)の電源が勝手につく場合の対処方法を紹介していきます。
電源が勝手につくことによるメリット・デメリット
この機能はiPhone7にかぎらず、iOS10にアップデートすることで、iPhone6sでもそれ以前の機種でも利用することが可能です。
この機能を利用することで、今までは【ホームボタンを押す → ロック画面 → ロック解除】の3ステップでロックを解除していましたが、【端末を持ち上げる → ロック画面 → ロック解除】となり、ボタンを押す手間が省かれました。iPhone7以前のホームボタンは物理ボタンのため、使えば使うほど劣化してしまいホームボタンの反応が悪くなってしまうデメリットがありましたが、端末を持ち上げると電源が勝手につくようになり、以前より劣化歩スピードを抑えることが可能になりました。
しかし、デメリットも存在しており、例えば、持ち上げただけでロック画面が表示されてしまうので、通知などが他人に見られてしまう可能性。電源が勝手につくことによる電池の消耗スピードの促進など、気になる部分も存在します。
ですが安心してください、この機能はオフにすることができます。
iPhoneの電源が勝手につかないようにする方法
ではiPhoneの電源が勝手につかないようにする方法を紹介していきます。手順はいたって簡単です。
まず「設定」アプリを開き、「画面表示と明るさ」をタップしてください。次の画面に移動すると、「手前に傾けてスリープ解除」のオンオフの切り替えができますので、電源が勝手につくのを防ぎたい方はオフにしてあげましょう。
これでiPhoneを持ち上げても電源が勝手につくことはなくなりました。
非常に便利な機能ではあるのですが、勝手に電源がつくと誤作動を起こしたりして、知らない間に変な操作をしてしまう可能性も充分考えられます。例えばポケットの中に入れて移動している最中に電源が勝手につくと、間違ってロック画面の通知に表示されている音楽のボリュームを上げてしまうということもあります。
最後に
以上が、iPhone7(iOS)の電源が勝手につくときの対処法の紹介でした。
メリットもデメリットも両方兼ね備えた機能ですので、使う際は自分のライフスタイルと相談してオンオフの設定をしてください。