2017年6月に日本で販売が開始された「Galaxy S8」と「Galaxy S8+」。
ドコモ・auにてそれぞれ発売されていますが、どちらも人気が高く初動ではあっという間に売り切れてしまいました。そんなGalaxy S8/S8+の再販を待っている間に、「果たしてどっちを買えば後悔しないんだろう」と悩む人も少なからずいるはずです。
そこでこのページで、Galaxy S8とGalaxy S8+のどっちを選ぶべきかを、それぞれの違いを比較しながら確認して頂けたらと思います。Galaxy S8/S8+の購入を検討している方は必見です。
Galaxy S8とS8+のスペック比較
まずは簡単に、Galaxy S8とGalaxy S8+のスペックを比較して見ていきましょう。それぞれの端末スペックで違いが生じている部分を赤文字で表示しています。
Galaxy S8 | Galaxy S8+ | |
OS | Android7.0 | Android7.0 |
プロセッサ | Snapdragon835(MSM8998) | Snapdragon835(MSM8998) |
ストレージ | 64GB | 64GB |
メモリ | 4GB | 4GB |
ディスプレイ | 約5.8インチ | 約6.2インチ |
アウトカメラ | 約1220万画素 | 約1220万画素 |
インカメラ | 約800万画素 | 約800万画素 |
バッテリー容量 | 3000mAh | 3500mAh |
最大通信速度(上り/下り) | 500Mbps/50Mbps | 788MBps/50Mbps |
認証方法 | 指紋/顔/虹彩 | 指紋/顔/虹彩 |
サイズ | 約68 * 144 * 8mm | 約73 * 160 * 8.1mm |
重量 | 約150g | 約173g |
それぞれの端末で違いが生じているのが、「ディスプレイ」「バッテリー容量」「最大下り速度」「サイズ」「重量」の5つとなっています。
表からもわかるとおり、Galaxy S8/S8+に使われているOSのバージョンやメモリ、プロセッサやストレージなどの内部に関する大まかな基礎部分は両方とも同じような作りになっています。
バッテリー容量に関してはGalaxy S8とS8+で約500mAhの違いがあり、この差がどのくらいの影響力になるのかというと、連続待受時間が約50時間の向上、連続通話時間が約180分の向上、そしてバッテリー自体の持ち時間が約20時間向上するくらいの差があります。
この差が大きいか小さいかは自分次第ですが、個人的にこの差は結構大きいのかなと感じます。
次に最大下り速度がGalaxy S8+では最大788Mbpsまででるとありますが、正直このくらいの速度を出すことはほぼ不可能なので、おまけ程度に考えてもらっても良いかと思います。
最大の違いはディスプレイサイズ
Galaxy S8とS8+の最大の違いは、やはりディスプレイサイズではないでしょうか。どちらも同じ材質の有機ELを使ったディスプレイになっていますが、そのディスプレイの大きさはGalaxy S8で約5.8インチ、Galaxy S8+で約6.2インチとなっています。
ディスプレイサイズ自体は異なりますが、Galaxy S8/S8+の画面解像度は「1480 x 720(HD+)」「2220 x 1080(FHD+)」「2960 x 1440(WQHD+)」の3種類から選ぶことができて、どちらも全く同じ解像度となります。
これがどんな影響をもたらすかというと、Galaxy S8のほうがディスプレイサイズが異なるので画素密度がS8+よりも高いです。そのため、同じ解像度で画面に文字などを表示した場合、Galaxy S8+に比べると文字が小さく見えるでしょう。
ただし、設定画面にて文字サイズの変更ができるので、このデメリットをカバーすることはできます。ですがデフォルト状態で見たときはGalaxy S8+のほうが視認性は高いと感じるはずです。
このことから言えるのは、高い解像度を誇る端末を使っているのなら、その機能を活かせるように大きめのディスプレイを使ったほうが良いということです。
値段で比較すると・・・
仮にドコモでGalaxy S8とS8+を契約する場合に、それぞれの端末の実質価格は「新規契約」「MNP」「機種変更」でどのように変わるのかを詳しく解説していきたいと思います。
新規契約・機種変更
Galaxy S8 | Galaxy S8+ | |
販売価格 | ¥93,960 | ¥118,584 |
月々サポート割 | ¥-38,880 | ¥-53,784 |
実質価格 | ¥55,080 | ¥64,800 |
MNP(他社乗り換え)
Galaxy S8 | Galaxy S8+ | |
販売価格 | ¥93,960 | ¥118,584 |
月々サポート割 | ¥-78,408 | ¥-103,032 |
実質価格 | ¥15,552 | ¥15,552 |
それぞれのパターンでGalaxy S8/S8+と契約した場合の値段の違いがこんな感じです。
新規契約または機種変更の場合は約10,000円程度の差がつくのですが、注目してもらいたいのはドコモにMNPで転入して来た時の価格です。
実はMNPで契約した場合は、Galaxy S8/Galaxy S8+の実質端末価格は同じ値段になります。Galaxy S8を契約予定の方にとってはちょっと納得がいかないかもしれませんが、逆にGalaxy S8+で契約したい人にとっては朗報です。
詳しくはドコモの販売ページをご確認お願いします。※ 時期によって価格は変動している可能性もあります。
正直どっちも捨てがたい
Galaxy S8とGalaxy S8+のどっちを選ぶべきかという難問ですが、正直言ってしまうとどっちも捨てがたいと感じます。
スマホが大きいと持ち歩きづらいと感じる人もいると思いますし、または多少大きくても良いから画面解像度を最大限活かせるように大きなディスプレイで使いたいという人もいると思います。
スマホの大きさに関してですが、今回のGalaxy S8/S8+に関してはディスプレイの横幅はそこまで大きくなく、縦に長い形状になっています。ですので横幅が大きいと片手で持てないという問題が多少は改善されたスマホになっているので、どっちを選んでも持ちやすさはそこまで変わらないかなと思います。
それらを踏まえて私個人の主観では、「Galaxy S8+」を推します。
大は小を兼ねるとも言いますし、横幅がたったの5mm程度しか変わらないのでしたら持ちやすさもさほど変わらないです。
どっちを選ぶかは自分次第ではありますが、どっちを購入しても後悔しないように身長にGalaxy S8を選びましょう。
参考:Galaxy S8+のSIMフリー版実機レビュー!技適マークはないので利用時は注意