このページでは、Galaxy S8およびGalaxy S8+のSIMフリー版を購入したら絶対にやるべき初期設定を紹介しています。
国内版のGalaxy S8/S8+の場合、言語の設定やキーボード変更は必要ありませんが、SIMフリー版の場合はデフォルトの表示言語が中国語や英語だったりするので、日本で使う場合はそれらの項目を必ず変更する必要があるので、多少面倒ですが初期設定は必ずやっておきましょう。
言語の変更
まずは言語の変更からしていきましょう。Galaxy S8/S8+のSIMフリー版を購入すると、いきなりホーム画面が表示される端末もあるので、設定画面から自分で言語を変更しなければなりません。私の場合は漢文だったので、その表記で言語の変更方法を紹介させていただきます。
ではまずは設定アプリを起動しましょう。ホーム画面には設定アプリがないので、画面を上にスワイプしてアプリ一覧画面を表示させてください。そして、「一般管理」→「語言和輸入」までタップします。
次に「語言」→「加入語言」をタップしてGalaxy S8+に言語を新しく追加します。追加言語の中に「日本語(日本)」がありますのでタップしてください。
タップすると、設定するかキャンセルするか選択肢がポップアップしますので、「設定為預設」をタップしてください。すると、言語一覧に日本語が追加されます。
言語の表記をホーム画面のアプリ名などを見て確認してください。きちんと日本語表記になっていたら言語の設定は完了となります。
キーボードの変更
言語の設定が終わったらキーボードの言語の変更しましょう。デフォルトだとUSキーボードやSamsungキーボードとなっているので日本語が入力できないかと思います。
ですので、今回はPlayストアから「Google日本語入力」をインストールしてSIMフリー版のGalaxy S8/S8+でも日本語入力ができるように設定します。ダウンロードリンクは下記からどうぞ。
あとは手順に沿ってキーボードの設定をしていきます。インストール&設定が終わったら、デフォルトで使用するキーボードにGoogle日本語入力が設定されているかチェックしてください。
設定アプリを開いて「一般管理」→「言語とキーボード」→「標準キーボード」の順番でタップ。
もし標準キーボードがGoogle日本語入力でなかった場合、この設定画面から変更してあげましょう。
日付と時間の設定
SIMフリー版のGalaxy S8/S8+では、日付と時間が日本時間ではない場合がありますので、この項目も変更していきましょう。
日付と時間を設定するには、手動設定と自動設定の2択があるのですが、個人的は自動設定をおすすめしています。理由は、自動設定のほうが時間のズレが少ないからです。
日付と時間の設定方法は、設定アプリを開き「一般管理」→「日付と時刻」まで移動します。そして「自動日時設定」のオン/オフを切り替えて自動で日付と時間を設定するか、手動で時間を合わせるかお好みで設定してあげましょう。
日付と時間を自動設定するためには、位置情報サービスのオンが必要不可欠です。位置情報サービスをオンにするには、ショートカットを画面上部から下部にスワイプして表示させます。ショートカット一覧の2ページ目に位置情報サービスのオン/オフ切り替えアイコンがあるので活性化させてください。
認証関連の初期設定
今回のGalaxy S8/S8+ではロック解除などの認証方法に「指紋認証」、「顔認証」、「虹彩認証」、「パスコード認証」の4つが用意されております。
パスコード認証、指紋認証についてはおなじみですが、顔認証や虹彩認証については馴染みがないと思いますので、これらの初期設定方法を紹介していきたいと思います。
1.指紋認証
まずは設定アプリを開き、「ロック画面とセキュリティ」をタップしてください。端末のセキュリティ項目に指紋スキャナーがありますので、そちらをタップします。
あとは手順に沿って指紋を登録していくだけです。チュートリアルにもあるように、Galaxy S8/S8+は指紋認証ボタンが背面に存在するので、左手か右手の人差し指で登録するのが一般的みたいですね。
指紋スキャンは1回では終わらないので、何度も人差し指を押して離してを繰り返して100%になるまで続けましょう。指紋の追加が終わったら右下の「完了」を押して終了となります。
2.顔認証
次に顔認証を登録します。顔認証は意外と精度が高いのでおすすめできます。虹彩認証と組み合わせことはできませんが、顔認証でしたら歩きながらでもロック画面の解除をすることが可能です。
先ほどと同じように設定アプリを開いたら「ロック画面とセキュリティ」をタップして、「顔認証」を選択してください。あとは手順に沿って顔認証をしていくだけですが、一応免責条項などは確認してください。
顔認証のコツは普段着用しているメガネなどもつけて認証登録することです。メガネを外すと顔認証に失敗するんじゃと思われがちですが、何度かメガネを外して歩きながら顔認証でロック画面の解除も試みて、失敗したことはほとんどないので顔認証に精度はかなり高いかと思います。
一応直射日光などが当たらない場所で顔認証をとることをおすすめします。
3.虹彩認証
最後に虹彩認証です。こちらも先程と同じように設定アプリを開いて、「ロック画面とセキュリティ」から登録することが可能です。
虹彩認証とは、目の光で画面のロックを解除する機能です。私はこの機能が搭載されているスマホはGalaxy S8/S8+が初めてだったので、多少登録に手間取りましたが、チュートリアルをしっかり読めば簡単に登録することが可能です。
その分チュートリアルの数は多いので多少読むのは面倒ですが…。とりあえず眼鏡とコンタクトレンズを使用している人は外して登録しないと、虹彩認証の精度がガクッと落ちるみたいです。
虹彩認証を登録する時は、ベゼル部分のカメラ付近をキレイにしておいてください。
顔認証と虹彩認証を登録した場合、どちらか片方しかロック解除に使うことができないのでお好きな方を選択しましょう。個人的には顔認証のほうが精度が高いのでおすすめです。
これで認証関連の初期設定方法は全て完了です。
指紋認証と顔認証or虹彩認証は併用することが可能ですので、顔認証が上手く行かなかったら指紋認証をしてみるなど工夫して使っていきましょう。
ナビゲーションバーの設定
Galaxy S8/S8+ではホームボタンなどの物理ボタンが廃止されており、その代わりとして画面内に「ナビゲーションバー」が表示されるようになりました。
このナビゲーションバーのレイアウトやバーの色などを設定から変更することが可能です。ホームボタンの感度も調整ができるので、ちょっと反応が悪いかなといったときに高感度にしたりと調整が可能です。
ナビゲーションバーの設定を変更するには、設定アプリを開いて「ディスプレイ」→「ナビゲーションバー」からおこなうことができます。
ディスプレイ解像度の変更
Galaxy S8/S8+はディスプレイの解像度の変更が可能になっています。
そしてGalaxy S8/S8+を購入した時のデフォルト状態の解像度は、「2220 x1080 (FHD+)」となっており、Galaxy S8/S8+が持つ本来の最高解像度に設定されていません。ちなみに最高解像度は「2960 x 1440 (WQHD+)」となっています。
では、最高解像度のWQHD+に変更してみましょう、設定アプリを開いて「ディスプレイ」→「画面の解像度」まで移動します。すると、3つの解像度を選択できますので、「2220 x1080 (FHD+)」に変更してください。
「1480 x 720(HD+)」、「2220 x1080 (FHD+)」、「2220 x1080 (FHD+)」に設定してそれぞれスクリーンショットを撮ってみましたが、正直そこまで違いはわからないという印象。ホーム画面ではわかりにくいですね。動画などを見るとかなり違って見えると思います。
最後に
以上が、Galaxy S8/S8+を購入した時に必ずやっておきたい初期設定の紹介でした。
今回の記事内容をまとめると、
- 認証関連の登録は済ませておく
- SIMフリー版は言語、日付、キーボードの設定を必ずやること
- ナビゲーションバーのカスタマイズも必要ならする
- ディスプレイの解像度も調整しておく
まだまだGalaxy S8/S8+を使いこなせていない感じはしますが、とりあえずこれらの設定はやっておくといいかなと感じました。