「何もしていないのに突然Facebookアカウントが停止になった」、「停止したアカウントを再開にはどうすれば」とお悩みではないでしょうか。しかし、Facebookのアカウントが突然停止になるのには理由があり、悪質でないものに関しては解除してもらえることが多いです。
そこで本記事では、Facebook(フェイスブック)アカウントが停止になる理由と、アカウントの再開・解除方法を徹底解説。突然Facebookにログインできなくなって困っている人の参考になれば幸いです。
アカウントが停止される6つの理由
Facebookのアカウントが停止される理由は、規約を違反した時や迷惑行為を何度も繰り返した場合が多いです。では、どんな事が規約違反や迷惑行為に当たるのか1つずつ紹介していきます。
Facebookで禁止されている目的での利用
Facebookでは嫌がらせや商品の宣伝、スパム、出会いなどを目的とした利用を禁じています。これらの事を目的として他のユーザーに友達申請をしていると、Facebook側から検知されてアカウント停止だけでなく、削除もありえます。
実在しない人物を名乗っている
Facebookは実名登録を推奨しています。そのため利用規約にも実名での登録が望ましいとされており、実在しない人物の名前を使用するとアカウントの停止や削除もありえます。
実在する人物・団体を詐称する
上記にも関係しますが、Facebookは自分の名前で登録するSNSです。ですが、中には実在する人物や団体になりすまし活動する人もいます。これらの行為も発覚すればアカウント停止・削除の処分となります。
Facebookの規約に違反したコンテツの投稿
Facebookは誰でも観る事の出来るSNSです。そのため性的な写真や暴力的な写真、これらに類するような物を投稿すると規約違反にあたります。これが原因でアカウント停止や処分という事もあります。
多くのユーザーに友達申請をした
Facebookでは1日友達申請出来る人数は決まっておりません。ですが、申請する時にメッセージなどを添えておらず、不特定多数のユーザーに手当たり次第に友達申請をしていると、Facebook側から迷惑行為と認定される場合があります。
また、ユーザー側から迷惑行為だと通報され、その数が多いとアカウント停止・削除となりえますので注意しましょう。
Facebookからの警告を受けているのに禁止行為を止めない
上記の規約違反や迷惑行為は悪質な場合は一発でアカウント停止・削除となります。ですが、場合によってはFacebook側から規約違反や迷惑行為を止めるように警告で止められる時もあります。
この警告を複数回無視すると、アカウント停止・削除処分となります。
Facebookの違反検知システムに該当している
Facebookはユーザーが利用規約を違反しているかどうかを厳しくチェックしています。その方法は自動と手動で、どんな違反を検知するのか分かれています。
自動検知システム
自動検知システムでは、主に友達申請の回数や割合をチェックしています。送った友達申請の無視される回数や割合、送った友達申請の数と送られた友達申請の数の比率などをチェックし、悪質だと判断すると警告、あるいはアカウント停止処分となります。
他のユーザーからの通報
Twitterやインスタグラムにも搭載されている通報システムです。規約に違反するような行為をしたり、虚偽の名前、実在の人物になりすます、禁止されているコンテンツの投稿などをして周りに迷惑をかけると通報されます。
通報する内容は秘密となるため、通報された側には誰が通報したのか、どんな理由で通報されたのか知られることはありません。通報された件数や内容を見てFacebook側が悪質だと判断すると、アカウント停止・削除処分となります。
停止される覚えがない場合、アカウントの再開申請を!
Facebookの違反検知システムは、機械的に判断するケースもあります。本人が違反しているつもりは無く、普通に使っていても突然停止処分される場合があります。特に新規アカウントで友達申請を1日何度もしていると、よく利用停止処分にされてしまいます。そんな時はアカウント停止の異議申し立てをしましょう。
Facebookアカウント停止の解除方法
アカウント停止処分の解除は、Facebookのヘルプセンターから申し立てが出来ます。これはスマホ・パソコン共通のやり方となっています。ここでは、スマホから異議申し立てをする方法を紹介します。
ヘルプセンターの検索欄から『個人用アカウント』と検索します。『個人用Facebookアカウントが停止されました』という項目を選択し、「異議申し立てのフォーム」をタップします。
表示された画面で、ログイン時に使用しているメールアドレス・または携帯電話の番号、氏名、そしてIDを提出します。
IDとは本人確認の画像で、顔写真入りの公的身分証明書なら問題ありません。運転免許証などを写真・スキャンしてJPEG画像で送信します。具体的には、ID欄には次のような情報が書かれている免許証などを提出するのが無難です。
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 顔写真
- 有効期限
これでアカウント停止処分に対する申し立ては終了です。
アカウント停止に関する注意点
アカウント停止後に退会はできない
アカウントが停止処分にされるとログインができません。そのため、停止されているアカウントをを使った退会処理が行えません。
また、異議申し立てを却下された場合は、アカウントを削除する事はほぼ不可能になります。なぜならFacebookには直接担当者と連絡を取れる手段が無いため、申し立てフォーラムだけが唯一の手段となっています。
異議申し立てを却下されたアカウントは放置する以外、現在のシステムでは取れる手段はありません。
新しいアカウントを作っても大丈夫か?
原則として複数アカウントの所持は禁止されていました。しかし、最近では会社や組織に属した状態でFacebookに登録し、プライベートと分けて使用するという利用方法が増えています
そのため、以前なら同じIPやスマホで複数アカウントをしていると、突然停止されたり削除されていましたが現在は減少傾向にあります。
ただし、利用規約では禁止事項に含まれているため、アカウントを停止されたから新しいアカウントを作っても、そちらも突然停止される場合があります。実行する際は事故責任で行いましょう。
異議申し立て後、アカウント再開までにかかる期間は?
異議申し立てをしてから解除までにかかる期間は、利用者によって違います。人によっては即解除される場合もありますが、2週間以上かかってから解除される場合もあります。また、人によっては24時間でアカウントが再開されることも。
注意点としては異議申し立てが通りアカウントの停止処分が解除されたとしても、解除したという通知は送られません。そのため、自分でFacebookにログインしないと解除されたかどうかは分かりません。また、異議申し立てをしてもFacebook側が棄却したという通知も来ません。
その場合はアカウントを諦めるか、再度解除申請を行いましょう。