dカード GOLDの審査期間について、最長期間や最短時間はどのくらいか解説しています。
ドコモショップでスマホ等を契約すると一緒におすすめされることが多いdカード・dカード GOLDですが、私が契約した時は審査期間が非常に短かったことを今でも覚えています。
dカードGOLDは審査内容で期間が変わってくるので、審査内容やポイントについても紹介します。
dカード GOLD審査期間の目安(最長と最短時間)について
dカードGOLDの審査期間は、結論から言うと「最短5分で完了する」と公式サイトに書かれています。しかし、下記の条件を満たさないと5分で審査は完了しません。
- 9:00~19:50にカードお申込み手続きが完了している
- お申込み時に引き落とし口座の設定が完了している
- ドコモユーザーである
- dカードからのアップグレード
上記条件を満たしても、申込者のクレジットカードヒストリーやドコモの滞納状況などによっては、審査が数日かかってしまう場合もあるようです。
しかし条件を満たせば5分で審査が完了するので、ドコモユーザーにはかなりおすすめです。
dカードGOLDおすすめポイント
- ドコモ利用料金10%還元
- IDキャッシュバックがもらえる
- dカードよりポイントがお得に貯まる
- 利用料金に応じてクーポンがもらえる
dカードGOLDにはお得な特典が満載!ドコモ利用料金10%還元は、入会が完了した瞬間から適応されます。
貯まったdポイントはドコモ料金の支払いにも使えるので、ドコモユーザーにはおすすめですよ!
dカード(GOLD)の審査基準
dカードGOLDの審査基準について見ていきましょう。
1.入会条件について
dカード GOLDの入会条件は下記のように定められています。
- 個人での入会であること(法人はNG)
- 20歳以上(学生を除く)、かつ安定した収入がある人
- 本人名義の口座での支払いができる人
- その他ドコモが定めている基準を満たせる人
1~3の基準は明確でわかりやすいですが、4つ目のドコモが定めている基準を満たせるかが一番の難関箇所でしょう。
また、dカード GOLDの手続きにはdアカウントが必要です。dカード GOLDに申し込む場合は、最初にdアカウントを発行しておきましょう。
2.dカード GOLDの審査元はどこか
dカード GOLDの審査元はどこになるのでしょうか?発行されるクレジットカード番号などから「三井住友銀行」ではないかと言われていますが、真偽はハッキリとしていません。
dカードは元々ドコモと三井住友カードが提携して発行されているカードです。2018年に資本関係は解消されていますが、dカードを始めた当初は二つの会社で行っていました。
現在もdカード発行に必要なシステムは三井住友カードが担当しているため、クレジットカード番号には三井住友銀行の形跡があるのでしょう。
実際に審査を担当しているのは、三井住友銀行ではなくドコモという意見もあります。
その理由はクレジットカードの裏面にあります。大抵のクレジットカードの裏面には、審査担当会社の電話番号などが書いてあります。例えば、Amazonクラシックカードでは、「三井住友カード株式会社」の電話番号が掲載されております。
しかしながら、dカード GOLDには三井住友の連絡先ではなく、「株式会社NTTドコモ」と書かれているので、審査もNTTドコモが行っているのではないかと考えられます。
実際のところどちらが審査元かは明確には記載されていません。発行に必要なシステムを担当しながら、審査まで三井住友カードが行っている可能性もあります。
3.ドコモ利用者は若干有利?
dカード GOLDの審査は、ドコモユーザーの場合、ドコモの支払いを毎月滞納なしで支払っているかも見られます。毎月支払っている人は、信用力があると判断されるでしょう。ただ、あくまで一つの要因に過ぎないので、ドコモユーザーだから有利とは言い切れません。
4.審査に大事なのは信用力
dカード GOLDに限らず、クレジットカードの審査で重要視されるのは信用力です。dカード GOLDを与えても大丈夫な人かどうかが見られます。
信用力は「クレジットヒストリー(通称クレヒス)」から確認します。クレヒスとは信用情報とも呼ばれ、社会的信用があるかどうかを確認できる場所です。
国内に3社ある信用情報機関に記録されており、クレジットカードの審査を行う際に必ず参照されます。クレジットカードやローンの利用履歴、利用状況や返済履歴、返済の延滞や債務整理などの事故情報を記録しています。
返済の延滞など何か事故記録がある人は、審査に落ちる可能性があります。初めてクレジットカードを作る「スーパーホワイト」の人も、年会費がかかるdカード GOLDの利用は難しいでしょう。
スーパーホワイトの人は信用力を判断する基準がないため、クレジットカードを使ってクレヒスを作りましょう。dカードから始めたり、学生でも作れる審査の緩いカードから始めたりするのがおすすめです。
5.支払い能力も見られる
dカードGOLDの入会条件に「安定した収入がある人」と記載されているように、支払い能力もみられます。支払い能力は以下の6つの項目で判断されます。
- 年収
- 勤続年数
- 勤務先
- 年齢
- 借入額
- 雇用形態
基本的には一定収入があり、過去に信用事故を起こしていなければ審査に通るでしょう。dカード GOLDは総合判断で支払い能力を見るため、無収入の専業主婦でも通る可能性があります。
配偶者に収入があり、本人のクレヒスが良ければ支払い能力があると判断されます。
dカード GOLDの審査結果の確認方法
dカードGOLDの審査結果はメールで送られてきますが、結果を早く知りたい人のための確認方法を紹介します。
My docomoから確認
ドコモユーザーはMy docomoですぐに確認できます。サービス一覧の中にある「ご契約内容確認・変更」を押しましょう。
画面の一番下にdカード GOLDの契約状況が確認できます。審査に通った場合は「契約中」と表記され、審査に落ちた場合は「未契約」と表記されます。
メールや郵送で結果が届くよりも先に公開されるので、すぐに審査状況を知りたい人におすすめです。
dカードGOLDデスクから確認
ドコモユーザー以外の人は、dカードGOLDデスクから確認できます。電話で審査状況を確認すれば、答えてもらえます。
電話番号:0120‐700‐360
受付時:午前10時~午後8時(年中無休)
dカード GOLD入会から利用開始までの流れ
dカード GOLDをネットから申し込む場合の、入会申し込みから利用開始までの流れを紹介していきます。主な流れは次のとおりです。
- パソコン・スマホから入会申込み
- 入会受付のメールを受信
- 入会審査合否のメールを受信(ここまで最短5分)
- クレジットカードの発行(最短で5日)
入会審査に関しては、スムーズに審査ができる人は最短5分程です。ただし、営業時間内(9:00 ~ 19:50)に申し込み手続きを完了していないと次の日の審査に回されるので注意してください。
dカード GOLDの入会手続きは早いほどお得!
dカード GOLDの特典の中にある「毎月のドコモのケータイ/ドコモ光ご利用料金の1,000円(税抜)ごとに税抜金額の10%還元
※ご利用料金1,000円(税抜)につき100ポイント。」は入会完了月から適用されます。
月末に入会手続きをしてしまい、翌月頭に審査が完了した場合、前月の利用料金は10%還元されません。月末になる前にdカード GOLDの申込みをした方が断然お得です。
また、dカード GOLDには年間ご利用額特典があり、1年間で100万円以上使うとお得なクーポンがもらえます。
dカード GOLD審査期間を短くするためのコツ
dカードGOLDの審査期間を短くするためのコツをご紹介します。「毎月のドコモケータイ/ドコモ光のご利用料金の10%還元」などお得な特典はいち早く受けたいものです。審査期間の短縮や素早いカード発行をする方法を見ていきましょう。
1.Web申し込みなら運転免許証が最速
運転免許証を持っている人は、Web申込みが圧倒的に早いです。運転免許証は個人を証明する資料として有力なので、本人確認の審査がすぐに終わります。
逆に運転免許証以外の場合は、保険証やパスポートなどが2つ以上必要だったり、本人確認書類の記入をしてドコモに返送しないといけなかったりと手間がかかってしまいます。
運転免許証を持っていない人は、ドコモショップでdカード GOLDに入会した方が早いです。ドコモショップだと、本人確認書類をその場で作れるので発送の手間がかかりません。
「運転免許証を持っている → Web申込みが最速」「運転免許証を持っていない → ドコモショップが最速」と覚えておきましょう。
2.キャッシング希望枠は「入会後検討」にする
dカード GOLDを申し込みする際に「キャッシング希望枠」を入力しなければなりません。キャッシング希望額を50万円や30万円などに設定してしまうと、キャッシングに関する審査が入ってしまい審査が遅くなってしまいます。
キャッシング希望枠は「入会後検討」に設定すれば、審査が短くなります。その他にも「海外キャッシュサービス希望枠」がありますが、こちらも同様に入会後検討に設定するのがベストです。
3.支払口座設定で「インターネット設定」を選択
dカードGOLDの支払い口座設定では、「今すぐインターネットでお支払い口座を設定」を選びましょう。
「郵送で口座振替依頼書を送付」の項目を選んでしまうと、依頼書が到着して返送する時間を待たなければなりません。郵送状況によっては5~7日間ロスしてしまいます。
4.登録内容や入力内容の誤りに注意
dカードGOLDの申込内容と、ドコモに登録している内容が異なると「虚偽情報」と認識されてしまいます。
住所や勤務先が変わっているのに届を出していない人は、先にドコモの情報を更新しておきましょう。
相違があるまま申込してしまうと、電話による確認が行われ、審査に時間がかかってしまいます。
dカード GOLDの審査結果が「来ない」場合
dカードGOLDはお申込み時と審査後に、dアカウントに登録しているアドレスにメールが送られてきます。
dカードGOLDの審査には時間がかかる場合がありますが、受付メールが送られてきていない場合はメール設定に問題があるかもしれません。
ドコモのメールアドレスで登録していると、ドメインに引っかかり迷惑メールに振り分けられる場合があります。
申し込みをする前に受信したいドメインに「d-card.jp」を入れておきましょう。
dカード GOLDの審査に通る5つのポイント
dカードGOLDの審査に通る5つのポイントをご紹介します。
1.勤務形態・状態
dカードGOLDの審査には勤務形態も影響します。収入の多さよりも安定度が重視されるため、正社員の信用度が一番高く、収入が高い自営業よりも審査に通る可能性があります。
勤続年数は長ければ長いほど評価が上がり、1年以上の勤続実績があるのが好ましいです。
2.今の住所に一定期間以上住んでいる
dカードGOLDの審査では、個人の資産も確認されます。持ち家があるのかどうか、居住年数はどれくらいかが見られます。
持ち家があれば、万が一お金を返せない状態になっても家を担保にできるため審査に通りやすくなるでしょう。
賃貸でも居住年数が長いと信用力が高まります。本人や家族が所有している住居に住んでいる場合は、居住年数が短くても不利にはなりません。
3.ドコモの利用歴が長い
dカードGOLDはドコモが運営しているため、ドコモの利用歴が長いと信用力が高まります。携帯料金を期日通りに支払い続けている人は、これまでの利用状況が信用に繋がります。
ただし、利用歴が長くても利用料金の滞納や延滞が見られるとマイナスに働くでしょう。
4.カードの多重申し込みは避ける
dカードGOLDの申込をする際、他のカードを同時に申し込むのは辞めましょう。短期間に複数のクレジットカードに申込をしてしまうと、「カードを使ってもらえない」「お金に余裕がない人」と思われるかもしれません。
クレヒス上で確認できてしまうので、他のカードを作る時は期間をあけるようにしましょう。
5.クレヒスを磨いておく
dカードGOLDの審査を通りやすくするためには、クレヒスを磨いておくのも大事です。クレジットカードの審査にはクレヒスが大きく関わってきます。
特にクレジットカードの発行が始めての人は、他のカードでクレヒスを作っておきましょう。信用情報を作るだけで審査結果が変わってきます。
dカード GOLDの審査に通らない原因
dカードGOLDの審査に通らなかった場合、考えられる原因を見ていきましょう。
学生の申込
dカードGOLDは入会条件に「学生を除く」と書かれています。20歳以上の大学生でも、学生のうちはdカードGOLDは使えません。
dカードは使えるので、大学生のうちはdカードを使いましょう。
無職・専業主婦・パートアルバイト・勤続年数が短い
dカードGOLDは安定した収入と、勤続年数や勤務形態が見られます。一定の収入があっても、パートやアルバイトの場合は審査に落ちる可能性があります。
専業主婦も配偶者次第ではdカードGOLDが作れると前述しましたが、収入のある人よりは受かりにくいです。
過去に支払いの延滞・滞納をしている
dカードGOLDの審査では、過去に延滞や滞納をしている金融事故には厳しいです。金融事故情報が登録されるのは延滞日数61日以上、1年間の遅延3回以上です。
遅延や滞納をした経験があっても、上記の数字以下の場合は審査に影響しない場合もあります。
記入ミスがあった
dカードGOLDに申し込む際、記入情報にミスがあると審査に通らない可能性があります。
住所を書き間違えていたり、電話番号を書き間違えていたりしないか注意しましょう。特に電話番号の記入ミスは連絡が取れないので、架空情報を記載したと判断されます。
ドコモからの連絡に出なかった・折り返さなかった
dカードGOLDの審査にあたり、情報の不備や確認したいことがある場合、ドコモから確認の電話がかかってきます。
知らない番号だから無視をしたり、折り返さずに放っておいたりすると審査に通りません。申込をした際は電話がかかってくるかもしれないと考えておきましょう。
キャッシング枠を申し込んだ
dカードGOLDに申し込む際、キャッシング枠に申し込むと落ちる可能性が高まります。キャッシングはお金を借りるものなので、ショッピング枠よりも厳しく審査されます。
キャッシング枠に設定した金額に応じた支払い能力が見られるので、安定した高い収入が必要です。
dカードGOLDの審査が落ちた時の対処方法
dカードGOLDの審査に落ちてしまうと、もう使えないのでしょうか?審査に落ちた時の対処法を紹介します。
家族カードを利用する
dカードGOLDの審査に落ちてしまった場合、家族カードを使う手があります。専業主婦の方やパート・アルバイトなどで一定収入がない方は、世帯主にdカードGOLDを発行してもらいましょう。
家族カードは年会費無料で使えます。審査対象は本会員だけなので、審査に落ちた人も安心です。
半年後に再度申し込みをする
dカードGOLDの審査に落ちた人は、半年後にもう一度申し込みましょう。審査に落ちた情報は半年間はクレヒスに残りますが、それ以降は一から審査してもらえます。
実際数回チャレンジした結果、dカードGOLDの審査に通った人もいます。審査に落ちた原因を特定し、半年後までに改善しましょう。クレヒスが原因の場合は、半年間磨いておけば審査に通りやすくなります。
キャッシング枠をつけて審査に落ちた人は、キャッシング枠を設定せずに申し込んでみましょう。
最短5分で実際に入会審査が完了するか試してみた
dカード GOLDの審査は、実際に5分で完了するのか試してみました。ここで言う5分というのは、「受付完了メール受信後5分以内に入会審査が完了するかどうか」を基準にしています。申し込み入力から入会審査完了までではないので注意してください。
既にdカードは持っていたので、dカード GOLDへアップグレードしました。なぜか受付完了メールが送られてこず、受付してから7分程で審査完了のメールが届きました。
5分ではありませんでしたが、それでもその日の内にdカード GOLDの審査が終わりました。非常にスピーディーで好感触です。
念のため本当に審査が終わっているのかMy docomo経由で確認してみました。ステージがゴールドステージまで上がっており、dカード GOLDの審査が完了しているのを確認できました。
少し不安でしたが、問題なく審査に合格してdカード GOLDが使えるようになったので良かったです。
Apple Payを使うならMaster Cardを
dカード GOLDを契約し、iPhoneでApple Payを使うなら「Master Card」がおすすめです。dカード GOLDはiDなので、iPhoneのウォレットに登録してiDとして使う場合は、VISAでも問題なく電子決済できます。
しかし、Apple Payとして使うのならMaster Cardしか登録できません。私は利便性を考えてMaster Cardを選択しました。VISAでもiDでの決済は可能なので、Apple Payを使うかどうかでブランド選びが変わってきます。
dカード GOLDは入会キャンペーンを使って契約するのがベスト
dカード GOLDでは入会キャンペーンを度々行っています。
dカード GOLDに新規入会することで、iDのキャッシュバックを受け取ることが出来ます。キャンペーン期間は時期によって変動しますので、詳しくはdカード GOLD公式サイトをご確認ください。
最後に
dカード GOLDの審査期間は最長でどのくらいか、最短5分で本当に完了するのかの検証結果を見てきました。
ドコモユーザーはdカードよりもdカード GOLDのほうが、ポイント的にも断然お得になります。現在dカードの人も、dカード GOLDにすれば獲得ポイントが上がります。ポイントでお得になるため、年会費もそこまで気にならないでしょう。
ドコモユーザーの方はdカードGOLDの利用を、一度検討してみてはいかがでしょうか。