「今流行りのプログラミングスクールについて調べたけど、Crefus(クラファス)ってどんなところなんだろう」
と思っている親御さんも多いことでしょう。
確かに昔にはなかった習い事なので、戸惑ってしまいますよね。
そこで今回は、高品質な教育で有名なCrefus(クレファス)について紹介します。
Crefusのメリットや料金だけでなく、実際の評判などを解説しているのぜひ読み進めてくださいね。
話題のロボット教室Crefus(クレファス)とは
今、子どもたちをプログラミングやロボット教室に通わせる親御さんが増えています。
中でもロボット教室Crefusは、最新の教育方式を導入したことで注目されているのです。
ここではそんな、Crefusの概要について解説していきます。
Crefus(クレファス)は老舗のロボット教室
Crefusは2003年に設立されたロボット教室です。
当時は、現在ほどプログラミングやロボット工学が注目されていませんでした。
そのため、こういったロボット教室は全国でも珍しい施設でした。
最近はプログラミング学習の必修化もあり、全国的に教室が増えてきています。
そのなかで、15年以上前にこういったスクールを設立したCrefusは、かなり老舗のロボット教室となっています。
15年以上前から現在の流れを予測して作ったと考えると、すごいですよね。
また老舗らしい実績があるため、信頼できるスクールといえるでしょう。
STEM教育を実践
Crefusの特徴として、STEM教育を導入しているところが挙げられます。
STEM教育とは科学、技術、工学、数学という教育分野の総称を指す言葉です。
2000年代にアメリカで始まった教育モデルで、いろいろな国で、科学技術開発の進歩のために、義務教育の段階でSTEMを導入しようという議論があるのです。
また、労働力の開発や移民政策、安全保障との関係もあるなど、今世界が注目している教育分野といえます。
日本ではまだ馴染みが薄い言葉ですが、世界の流れの中で議論され続けているのです。
CrefusではSTEM教育を国内でいち早く取り入れているので、国内だけでなく世界で役に立つスキルを早いうちから学べます。
全国に100教室以上を展開
世界で注目されている教育を実施しているCrefus。
実は、全国で100以上の教室を展開しているのです。
ただし、人口分布の関係上関東や関西に集中しており、展開していない県もあるのも事実。
一方で、そのなかでも教室数は年々増加しているので、現時点で通える教室がない方でも将来的に通えるようになるかもしれません。
まずは公式サイトの教室一覧から確認してみてくださいね。
幼児から高校生まで通える
Crefusには幼稚園年長から高校生まで通うことができます。
幼児の段階から通えるので、早いうちからプログラミングに自然と馴染めるのです。
一方で、小学生や中学生になってから通い出すこともでき、学校でのプログラミング必修化に合わせて学習をスタート可能です。
ただし、ここで注意しなければならないのは高校生になってしまうと新規入学ができなくなる点。
これからの流れを考えると、通わせようと思ったらすぐに資料請求や体験入学に行くなど行動を起こしたほうがいいでしょう。
レゴ教材を使ってロボットプログラミングを学ぶ
Crefusには子どもたちを夢中にさせる仕組みがたくさんあります。
そのうちの1つは、教材キットにレゴブロックを採用しているところです。
レゴブロック特有の自由に組み合わせて作るという特徴を、最大限に活かしています。
自身のつくったものが、プログラミングによって思い通り動くという喜びがあるので、子どもたちが夢中になっていくのです。
レベル・学年に合わせた12のコースを用意
Crefusにはレベル・学年に合わせて12のコースがあります。
幼稚園年長から小学2年生が対象のKicksジュニアエリートコースでは、子供の自由な発想力や想像力を育成し、想像力を磨くことで、科学的知識を伸ばす教育をしています。
また小学3年生以上のCrefusコースではロボットをテーマにしたものづくりによって、プログラミングの基本だけでなく算数、電気、物理、さらにはメカニズムの基礎をしっかり学べるのです。
さらにCrefusコースにはその上に2つの特別コースが用意されており、高度なプログラミングやC言語をつかった本格的なロボット制作が可能になります。
そして最上位のコースではこれまでの総仕上げとして、学習したすべての技術を使い、本格的なロボットを作成していくのです。
このように、学年やレベルに応じた12種類のクラスによって、それぞれのレベルに合わせて無理なく学習ができます。
ハイレベルな生徒向けコースも用意
前述の特別コースは、ハイレベルな生徒向けのコースです。
- 赤外線センサーを使ったロボット製作
- 本格的な二足歩行ロボットづくり
- プログラミングの基本構造の理解
など、これまでの学習を活かしたより発展的な授業が受講できます。
さらに、特別コースの中でも上位のSSコースでは、ロボットアームについての理解やPID制御、本格的な金属パーツを利用したロボット製作だけでなく、自分の興味のある工学分野を見極めて自発的に研究課題に取り組むのです。
このようなハイレベルコースに進むためには早いうちから通い、プログラミング技術を取得する必要があります。
ハイレベルコースを受講できれば、仕事でも使える高レベルのプログラミング技術を取得できるのです。
ロボットコンテストに挑戦できる
Crefusに通うことで、ロボットコンテストに挑戦可能になります。
挑戦できるロボットコンテストはFLLという大会で、9歳から16歳の青少年を対象にしたものです。
レゴ社とアメリカのNPO法人である「FIRST」によって2004年から開催。
今では世界88ヶ国から32,000以上のチームが参加する巨大な大会になっています。
Crefusでは世界的に有名になっているFLLに初年度から出場。
大会公認のプラチナスクールにもなっているので、早いうちから世界を相手にする感覚を養えるのです。
Crefus(クレファス)が注目される理由
プログラミング教育の必修化などにともなって、ロボットやプログラミング教室の人気が高まっています。
中でもCrefusは国内で高い注目を集めているのです。
ここではCrefusがなぜ注目されているのか紹介します。
プログラミング教育の必修化
小学校でプログラミングが必修化するのは、2020年からです。
そう、もうすぐ始まる新年度からですね。
なぜプログラミングを小学校で学習するのかという疑問に対し、文部科学省では次のような狙いがあるとしています。
- プログラミング的思考の育成
- コンピューター技術を人生や社会づくりに活用しようとする態度を育てる
- 身近な生活の中でコンピューターが活用されていることを理解する
- 問題解決のためには必要な手順を踏む必要があることを理解する
これらをまとめると、必修化の狙いは、「プログラミング的思考を身につけ、色々な問題に対し理論的に挑戦していける人間の育成」となるのです。
Crefusでは、プログラミング的思考を身につけるため、座学だけではなく実際に手を動かすということを重視。
興味をもって楽しみながら、段階を踏んで問題に取り組む考え方を取得できる観点から注目を集めています。
習い事として関心が高まっている
子どもの習い事として人気が高いのは水泳やピアノ、書道に英語などですよね。
一方で、世間ではインターネットやSNS、スマートフォンの普及によってデジタルリテラシーが重視されるようになっています。
それに伴い、習い事としてのプログラミングも注目されるようになってきているのです。
また、とある調査では将来子どもに就いてほしい職業で、プログラマーが安定職として人気の公務員を抜いたとのデータもあります。
子どもに早いうちにプログラミングを学ばせ、将来につなげてほしいという親御さんが増えてきているといえるでしょう。
プログラミング的思考はさまざまな分野に応用できる
文部科学省は子どもたちに、プログラミング的思考を身に着けてほしいと考えています。
プログラミング思考とは、自分が実現したい未来や成果に対して、どんな動きをどう組わわせていくかや、どう改善していくかを論理的に考える力です。
具体的には、難しい問題を分解して小さなところから取り組める思考や、問題解決手順の思案、多くの問題の中で優先的に取り組むべき課題の発掘など。
これらの思考を育てることで、現実社会での問題解決能力が高い人材を育成しようとしているのです。
Crefus(クレファス)とほかのプログラミング教室の違い
Crefusには、他のプログラミング教室とちがうところがいくつかあります。
それらはCrefusならではの特徴で、子どもたちのプログラミング的思考の育成に大きく役に立つのです。
ここではCrefusの大きな特徴を4点紹介します。
ハードウェアを動かしながら学べる
Crefusはロボット教室と名乗っているだけあり、ハードウェアを動かしながら学習可能です。
ハードウェアとは、ソフトを実行するための機材のこと。
スマートフォンの中にあるアプリケーションがソフトウェアとすると、ハードウェアはスマートフォン本体です。
プログラムを実体化させるためのハードウェアを動かせるので、視覚的にもプログラムを理解しやすく興味をもちやすいといえます。
こういった実際のハードウェアを動かしたプログラミング学習は、学校での実施が難しいうえ、プログラミングスクールでも機会が多いとはいえません。
つまり、ハードウェアを動かした実感しやすいプログラミング学習は、Crefusの大きな特徴でありメリットといえるのです。
アタマだけでなく手を動かしながらプログラミングを身につけられる
Crefusでは、ハードウェアを動かしながらプログラミング学習ができると紹介しました。
そしてハードウェアにはソフトウェアにはない大きな特徴があります。
それは、手で動かさなければならないこと。
たとえばテレビというハードウェアをつかうためには、配線をし電源プラグをさしてスイッチを入れる必要がありますよね。
このとき頭で考えるだけでなく実際に動かしてみないと、テレビを見ることはできません。
配線を頭で考えた上で、必然的に手を動かさざるを得ないのです。
Crefusではこのようにプログラミングを頭で考えるだけでなく、実際に活用するところまで落とし込んだ授業を展開しています。
そのため手を動かして体験することが多く、子どもたちの興味も高まってくのです。
体験重視で小さな子どもも楽しく学べる
Crefusでは小さな子どもでも楽しく学べる体験型の授業を展開しています。
小学校1年生を対象にしたコースでは、ブロックなどの具体物で遊びながらも、身近な長さや大きさ、数や重さなどを体験できます。
身近にあるものをどう組み合わせていくかなどを、科学的に考える感覚を養えるのです。
また、ブロックなどの組み立てを通したバランス感覚や構造を考える力、計画力が自然と備わっていきます。
こうした実体験をフル活用した学びの場をつくることで、プログラミング的思考の基礎がつくられるのです。
プログラミング以外の能力も身につけられる
ここまではプログラミング能力の育成について解説してきました。
Crefusでは、プログラミング能力以外にも社会的に大変役立つ能力を身につけることができます。
先程の小学校1年生コースでは、グループワークを行っており新たな課題へのチャレンジをすることで新しい自分に出会うことができます。
さらに、ちょっと難しい疑問を解決するために仲間と協力することで、コミュニケーション能力を養えるのです。
さらに年2回、学んだ成果を発表する大会も開催されているので、プレゼンテーション能力も身に付きます。
インプットだけでなく、アウトプットする機会も豊富なので人に何かを伝える力が自然の取得できるのです。
Crefusで身につけられるコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力は、現代社会において重要視される項目のひとつ。
幼児期からこういった能力をみにつけられることが、他のプログラミング教室にはないCrefusの大きな特徴といえるでしょう。
Crefus(クレファス)に子どもを通わせる費用は?
プログラミングだけでなく、これからの社会に活用できる考え方や能力を取得できるCrefus。
ここまでCrefusのメリットを解説してきましたが、やはり気になるのはお値段ですよね。
Crefusに通わせるためには4つの費用を支払う必要があるので解説します。
なお、教室によって少し上下するので目安として御覧くださいね。
入会金
Crefusの入会金は税込みで16,500円が相場。
なお1つの教室に通い続けていれば、入会金の支払いは1回限りです。
ただし何かしらの理由によって教室を移動する事案が発生した場合には、入会金が再度必要になります。
月謝
次に月謝(受講料)を紹介します。
Crefusの受講料は、年齢が上がるごとに高くなっていくので注意。
小学校2年生までのコースは9,900円、3年生コースが14,300円、4年生コースが15,400円、5年生より上のコースが16,500円です。
なお、5年生コースより上のプレミアムコースなどはすべて1月16,500円となっています。
3年生から5年生までの料金が変動的なので、間違えないようにしましょう。
ロボット教材代
Crefus入会でもっとも注意が必要なのが、ロボット教材代です。
1月に必要な教材代は1,100円ですが、入会やコースが変わる際にロボットなどの機材代が発生する場合があります。
教材代が必要なのは主に、入会時と小学1年生コース、小学3年生コース、小学4年生コースです。
機材代金は、最低8,000円から24,000円、53,000円となっていきます。
レベルの高い学習をするようになると、ロボット機材代も高額になっていくので通わせるとしたらそれなりの覚悟が必要でしょう。
その他の費用
Crefusの月謝にはその他の費用として1,100円が必要になります。
その他の費用という名目ですが、具体的には維持費です。
施設維持のための協力費と考えればわかりやすいでしょう。
Crefus(クレファス)の評判は?
Crefusは将来的に役に立つ知識を取得できると解説してきましたが、ここからは実際に使ってみた方々からの評判を紹介します。
大きく分けて3つのポイントから解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
同業他社より授業料は高め
Crefusの評判を調べていると、料金が高いという意見が多数見られます。
実際Crefusの料金は同業他社に比べても割高です。
例えばヒューマンアカデミーは、初期費用が一律40,500円、月謝が教材代込みで10,260円。
初期費用にはロボット代も含まれ、これ以降請求はありません。
こう見ていくと、Crefusのロボット教材費の高さがわかりますね。
週に1回程度通う必要がある
Crefusは4月スタートで週1回を1年間通うことを前提に講座を開いています。
つまり毎週通う必要があるのです。
Crefusだけに通っている子どもならいいかもしれませんが、他の習い事や塾などと組み合わせるには少し大変ですよね。
ちなみに、先ほど紹介したヒューマンアカデミーは月2回です。
また他には、月に2回~8回を選択できるスクールもあります。
このような観点から見ていくと、Crefusは他社と比較して少しタイトなスクールといえそうです。
教育の質は高評価
高額な費用とタイトな日程が気になるCrefusですが、質の高い教育が受けられることでも知られています。
他のスクールではなかなか身に着けられない自立心や、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力などを取得できるのです。
またロボットコンテストで数多くの入賞歴があることをみても、質の高い教育が行われているといえるでしょう。
実際評判を見ていても、教育に関しては高評価な意見が多くみられました。
タイトな日程や料金に見合った教育がされているということですね。
Crefus(クレファス)の無料体験教室に参加してみよう
ここまでお読みになって、Crefusに対し興味をもった親御さんもいるのではないでしょうか。
そこでCrefusが開催している無料体験教室について紹介します。
無料体験教室を実施
Crefusの教育は質が高いというけれど、実際見てから決めたいという方のために、無料体験教室を各教室で実施しています。
無料体験教室では、実際のCrefusで行っている授業を体験できるだけでなく、施設についてのわかりやすい説明などが受けられます。
プログラミング教室を検討している方はぜひ検討してみてくださいね。
授業の雰囲気や、身につく内容を知ろう
Crefusの無料体験教室では、実際に授業で使用するロボットキットを使ってのプログラミングやロボット組み立てを体験できます。
実際に行われている授業を受けることで授業の雰囲気や、入会してから子供のどんな能力を伸ばしていけるのかわかるのです。
体験教室は個別で行われていますが、実際の生徒と講師が話しているところも見られることもあります。
体験教室を受講する際は、注意深くまわりを見ながら子どもの様子に目を向けるようにしましょう。
近くの教室を検索
Crefusは、全国で100ヵ所以上の教室をもっています。
もし体験教室を受講したい場合は、Crefusの教室一覧ページ(https://crefus.jp/classes/)より確認してくださいね。
なお、現在はコロナウイルスの影響で授業を行っていない教室もあるので、必ず教室の情報をチェックしてから申し込みしましょう。
まとめ
Crefusは質の高い教育が受けられる反面、費用が高く日程もタイトな教室といえるでしょう。
そのぶん親御さんが、子どもの本気度などを見極める必要があるといえます。
もしプログラミング教室入会を検討しているのであれば一度体験教室に足を運び、子どもや教室の様子をしっかりと見た上で、費用に見合った成果が出るか判断するようにしましょう。
お子さんのプログラミング教育について、詳しく知りたい方は次の記事を参考にしてください。