本記事では、Google Chrome(グーグルクローム)のキャッシュクリア(削除)方法を紹介しています。キャッシュを削除することで、ウェブサイトの情報などが最新のもの、または表示の問題が解決することがあります。
なお、シークレットウインドウを使ったり、「CTRL + F5」、「SHIFT + F5」でリロードするとキャッシュの状態が無視されて読み込まれます。特にシークレットウインドウは検索履歴やキャッシュが残らないので、プレゼンなどでGoogle Chromeを使う際は活用をおすすめします。
Chrome:キャッシュクリア方法【PC版】
Google Chromeのキャッシュ削除方法は、大きく分けて2つあります。
- 設定からのキャッシュクリア
- 今開いているページのキャッシュクリア
それぞれのやり方を詳しく解説していきます。
設定からのキャッシュ削除方法
Google Chromeに溜まったキャッシュを一気に削除するのでしたら、設定からの削除が最もおすすめです。
1.右上の「・・・(メニュー)」をクリックし「設定」をクリック。
2.設定画面最下部にある「詳細設定」をクリック。
3.「閲覧履歴データを消去する」をクリック。
4.「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れ、「データを消去」をクリックするとキャッシュが削除されます。
なお、期間に関して特にこだわりがない場合は基本的に「全期間」で大丈夫です。ある一定の期間のキャッシュだけを削除したい場合は、1時間、24時間、7日、4週間の中から期間を選んでキャッシュクリアをしてください。
また、詳細設定タブではもっと細かくクリアする範囲を選ぶことができます。
閲覧履歴データの消去画面は、「CTRL + SHIFT + DEL」を同時押しするとすぐに開きます。Macの場合、「コマンド⌘ + SHIFT + DEL」キーの同時押し。こちらの方が早くアクセスできるのでショートカットを覚えておくと捗ると思います。
現在のページのみキャッシュ削除する方法
現在開いているページのCSSやJSを再度読み込み直したい場合、キャッシュが作られていると何度リロードしても画面表示が変化しないこともあります。その時はキャッシュクリアすべきですが、先ほど紹介したやり方だと「特定のページのキャッシュ削除ができない」のがデメリット。
そこで、現在開いているページのキャッシュクリアをする方法について紹介します。
該当WEBページを開いたら、「F12」を押します。F12キーを押すとコンソールが画面下部や右側に開かれるはずです。
次に、Google Chrome左上の「リロードボタン」を右クリックし、「キャッシュの消去とハードの再読み込み」をクリック。
この一連の流れで、現在開いているページのキャッシュのみがクリアされます。なお、F12でコンソールを開いていない場合右クリックしても反応がありません。必ずF12キーでコンソールを表示してからキャッシュを削除しましょう。
Chrome:キャッシュクリア方法【スマホアプリ】
Chromeはスマホアプリとして、AndroidとiPhone(iOS)に提供されています。スマホアプリ版Chromeのキャッシュクリア方法は2つ。
- アプリからキャッシュ削除
- 設定からキャッシュ削除(Android版のみ)
iOSの場合、アプリ上からキャッシュクリアするしかありません。Androidはアプリそのもののキャッシュを削除する機能が備わっているので、2番めの方法を使うことも可能。それぞれのやり方を画像つきで解説していきます。
Chromeアプリ上からキャッシュクリアする方法
1.右下の「…」から「履歴」をタップ。
2.「閲覧履歴データを削除」をタップ。
3.削除したい項目を選び、「閲覧履歴データの削除」をタップ。
キャッシュクリアだけしたい場合は、「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れて処理を行いましょう。ただ、念の為Cookieの削除もしておくことをオススメします。
設定からキャッシュクリアする方法(Androidスマホのみ)
1.「設定」アプリを開き、「アプリ」をタップ。
2.アプリ一覧から「Chrome」を探してタップ。
3.「ストレージ」→「キャッシュを消去」の順番にタップ。
これで、Google Chromeアプリのキャッシュがクリアされました。
まとめ
ここまで、Google Chromeのキャッシュクリア方法をパソコンブラウザとスマホアプリに分けて紹介してきました。
キャッシュクリアを行うことで、Chromeの動作が軽くなることがあります。キャッシュは削除しないと溜まっていく一方なので、定期的にクリアしてあげましょう。