auの2017年春モデルとして、SHARPの「AQUOS SERIE mini SHV38」が販売されることがわかりました。発売日は2017年2月上旬以降で、現在auの公式サイトにて予約を受け付け中です。
今回は、au春モデルの1つ、AQUOS SERIE mini SHV38のスペック情報などをまとめました。学割を利用してスマホデビューしようとしている学生や、auに乗り換えようと思っている方も一度この端末の良さを見てから、購入に踏み切って下さい。
AQUOS SERIE mini SHV38のスペック情報
メーカー | SHARP |
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名称 | AQUOS SERIE mini SHV38 |
OS | Android 7.0 |
ディスプレイ | 4.7インチ 1080×1920(FHD) |
CPU | Snapdragon 617(MSM8952) |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 16GB |
アウトカメラ | 約2100万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
バッテリー | 2,400mAh |
本体サイズ | 約67 × 135 × 8.6mm |
本体重量 | 約134g |
カラー | ネイビー/ホワイト/シャンパンピンク |
その他機能 | 防水/防塵/外部メモリ対応(最大256GB) おサイフケータイ/Bluetooth/ワンセグ |
前機種のAQUOS SERIE mini SHV33と比べるとバッテリー容量が減っています。しかし、SHV38になって、Android7.0の省電力、IGZOディスプレイによる省電力化、Snapdragon 617が省電力仕様という理由でそこまでバッテリーを積まなくてもいいのではないか、ということでバッテリー容量が減って、薄くなったのかと思われます。
ただ、公式で発表されている電池持ち時間が最大約75時間と、連続通話時間約900分と、実はSHV33よりも少なくなっているのが気になる所です。実際はそこまで省電力化できていなく、ただバッテリー容量が減っただけという印象も否めません。たしかに少しは本体が薄くなりましたが、重量自体はSHV38のほうが重くなっています。
AQUOS SERIE mini SHV38の特徴
AQUOS SERIE mini SHV38の形状が曲線に変化
今回のAQUOSからは、角っこが曲線になり、若干iPhoneを連想させるボディに変化しました。今回曲線にした理由は、デザイン性と持ちやすさを追求するためだとも言っています。カラーバリエーションも4色から3色に減り、どちらかというと柔らかい印象を受ける、ネイビー、ホワイト、シャンパンピンクの3色となっています。
アルバム画像非表示機能
SHV38には撮った写真をアルバム内で表示させるか表示させないかを選択することが可能になりました。もし他人にスマホを拾われて中身を見られたとしても、この機能を使ってあらかじめ見せたくない画像を非表示にしておけば安心です。そもそも見られたくないものは、スマホに入れておかない方が良いかもしれないですが。
見るだけロック解除機能
SHV38では、スマホのインカメラを使ってロック画面の解除を行うことが可能になっています。インカメラで自分の目をスキャンしてロック画面を解除するという仕組みです。この機能を使うには、予めインカメラを使って目の登録が必要となっており、登録できるのは1人だけとなっています。
カメラの進化
SHV33から変わらず、SHV38でも高画質のF1.9のレンズを使用しています。そしてSHV38では、アウトカメラが約2100万画素と大幅に向上し、細部まで繊細な描写が可能になりました。またインカメラのほうも画素数800万画素まであがり、広角レンズを搭載しているので自撮りをしたときでも、風景まで一緒に撮影することが可能となりました。小顔補正・美肌補正という神機能もついているので、自撮りを多くする人にはかなりおすすめできるカメラの出来栄えかと思います。
また、今回のSHV38から、デジタルカメラなどで有名なリコーの『GRシリーズ』メンバーがによる画質認証プログラム『GR certified』を取得しています。つまり、リコーのレンズや画像処理の画質認証を全てクリアしたカメラを使っているということです。
高画質な写真をとるだけではなく、ハイスピードオートフォーカスや手ブレ補正もついているので、スマホの領域を超えたカメラを楽しむことが可能です。
AQUOS SERIE mini SHV38の評価
ネットでの評価を一部抜粋
メインカメラは良さそうだが、電池だけが心配。
今更Snapdragon 617はありえない。
なぜSHARPはストレージ16GBしか出さないのか。32GBは最低でも欲しい。
type-c非採用なのか…。
などなど、実はそこまで良い評価をもらえていないようです。やはり懸念されるのが、「バッテリー容量が少なくなったことで、どの程度電池が持つのか」という部分です。いくら省電力化のディスプレイやOSを使用したからと言っても、公式が発表している最大通話時間が前機種のSHV33より劣っているのはかなり残念です。
また、Type-Cコネクタが未だに採用されておらず、今回もmicroUSBでの充電、接続となります。Xperia XZではType-Cとなったというのにこれも残念な部分です。早くケーブル系統は一つに統一してもらいたいものですね。
個人的な評価
おすすめ度:★★★☆☆
良い点
- カメラの大幅な進化
- ディスプレイがHDではなくFHD対応
悪い点
- バッテリー容量が少ない
- Snapdragon 617が微妙
- Type-Cじゃないので急速充電不可
個人的にはこのような評価です。特に高スペックというわけでもないので、ミドルレンジスマホとして使うのが良いと思います。3Dゲームや音ゲーにはあまり向いていない端末かなと。カメラを多く使う人にとっては良い端末ではありますね。
最後に
以上が、AQUOS SERIE mini SHV38のスペック・評価・発売日情報まとめでした。
auでは2017年2月上旬に発売予定で、2017年1月19日現在、既に予約受付中なので、絶対に欲しいという方は今から予約してみるのもいいかと思います。予約についてはオンラインからもできますのでそちらからチェックしてみてください。