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QC対応USB充電器 Anker PowerPort Speed 4(43.5W 4ポート)のレビュー【A2040111】

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以前下記記事にて、Anker PowerPort Speed 5のレビューをしました。

QC対応USB充電器 Anker PowerPort Speed 5(63W 5ポート)のレビュー【AK-A2054521】

モバイルバッテリーなどで有名なAnkerでは、ACアダプタ対応のUSB充電器も販売しています。かなり評価も良いので、今回はQuick Chargeに対応した5ポートのUSB充電器を購入することに。 そ ...

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ただ、折りたたみ式プラグではなくサイズも大きく重さも結構あるため、持ち歩きするには少し不便かなと感じました。なので、「Anker PowerPort Speed 4」のUSB充電器を購入してみました。

そこで本記事では、Anker PowerPort Speed 4のレビューを行っています。結論から言うと、Quick Charge 3.0対応ポートを搭載しているので、充電速度も文句なしの満足できる一品でした。

Anker PowerPort Speed 4のスペック

説明書の製品仕様は次のようになっています。
型番 A2040111
入力 AC 100-240V
50/60Hz 1.7A
出力合計 43.5W
出力:Quick Charge 3.0
1ポート
3.6-6.5V/3A
6.5-9V/2A
9-12V/1.5A
出力:PowerIQ
3ポート
5V/2.4A
サイズ 68 × 68 × 29 mm
重量 142g

4ポートの合計出力は43.5W。出力の仕様的には前回レビューしたAnker PowerPort Speed 5と一切替わりありません。Anker PowerPort Speed 4はポート数が1個減っただけになります。

当然ながらQuick Charge 3.0にも対応しているので、対応スマホを使えばフルスピードでの充電が可能になっています。

また、折りたたみ式プラグを採用しており、コンセントに直挿しできるのがメリットです。見た目もコンパクトなので、そこまでスペースを占有しないのが強みです。似た商品にPowerPort 4がありますが、あちらはQuick Charge 3.0に対応していないので注意してください。

Anker PowerPort Speed 4の外観レビュー

ここからは、Anker PowerPort Speed 4のレビューを行っていきます。まずはUSB充電器本体の外観からチェック。

箱の中にはUSB充電器本体の他に、保証書と取扱説明書が入っています。Anker PowerPort Speed 4の保証は18ヶ月間有効なので、なにか不具合があったらぜひ利用しましょう。

ちなみに保証書と取扱説明書は、箱の内箱の更に下に入っています。

次にUSB充電器本体をチェック。Anker PowerPort Speed 4はブラックカラーしかありません。できればホワイトカラーも欲しかったなと思いました。

側面には4つのポート、反対側に折りたたみ式プラグが用意されています。

4つのポートは一番上のみがQuick Charge 3.0対応。残りの3つはAnker独自のPowerIQ対応ポートになっています。PowerIQは、ポートに接続された機器を自動的に感知して、その端末に合わせた充電速度を提供できる技術です。

折りたたみ式プラグを開くとこんな感じ。雷ガードがついていればもっと良いと思うのですが、多分そんなものはないと予想されます。

コンセントに挿すと、青色のLEDランプが点灯します。この状態になったら充電可能です。

次は実際に充電スピードに関するレビューを行っていきます。

今回は、Type-C、microUSB、Lightningケーブルの3つを使って、それぞれの電力出力具合をチェックし、Anker PowerPort Speed 4が正常に動作しているかを確認しました。

USB Type-Cの電力出力具合

まずはUSB Type-C対応のスマホで充電をした時に、どの程度電力出力をするかをチェック。

今回レビューに使った端末は、Galaxy S8 Android 8.0となります。

テスターをAnker PowerPort Speed 4挿して、そのままUSB Type-CケーブルとGalaxy S8を接続した時の出力結果が下記となります。

DC 8.81V/1.53A」、出力電力は13.406Wとなりました。

Galasy S8はQuick Charge2.0対応のスマホです。QC2.0は最大18Wまでの出力で、出力電圧は5/9/12Vのいずれかになります。数値を見る限りでは最大出力の18Wまで遠く感じますが、それでも通常よりも充電速度は速くなっています。

Lightningケーブルの電力出力具合

次にiPhoneと接続した時の電力出力具合をレビューしていきます。

今回レビューに使った端末は、iPhone 8 iOS11.3となります。

テスターをAnker PowerPort Speed 4に挿してライトニングケーブルとiPhone 8を接続。出力結果は次の通り。

DC 4.83V/1.97A」、出力電力は9.522Wという結果に。

iPhone 8を急速充電するためにはPD接続が必須なので、今回は通常充電となります。ですが、5V/2.4Aの出力12Wに迫る出力結果を記録し、iPhone 8の最大電流である2.0Aに近い数字を記録できたので、ほぼほぼフルスピードでの充電ができているはずです。

microUSBの電力出力具合

最後にmicroUSB対応Androidスマホと接続した時の電力出力具合をレビューしていきます。

今回レビューに使った端末は、Huawei nova lite 2となります。

テスターをAnker PowerPort Speed 4に挿してmicroUSBケーブルとHuawei nova lite 2を接続。その時の出力結果が下記となります。

DC 4.87V/1.39A」、出力電力は6.777Wという結果に。

一応Huawei nova lite 2はAnkerのPowerIQなら1.5~1.7Aの電流が流れる仕様になっています。今回もPowerIQを使っているので急速充電はできるはずですが、電流値に関してはそれを下回る結果になりました。

ですが、出力電力は5W以上を記録できているので、とりあえずは合格点をクリアしているかなと感じました。

電力出力バッチリ!Anker PowerPort Speed 4はおすすめできるUSB充電器

ここまで、Anker PowerPort Speed 4の外観レビュー、電力の出力チェックを行ってきました。

今回はQuick Charge 3.0ポートにつないでテストしましたが、このポートは接続端末がQC 3.0に対応していない場合PowerIQでの出力に切り替わります。

それぞれのケーブルで電力の出力を確認した結果、Lightningケーブルはほぼフルスピード充電、その他に関しては多少出力具合は落ちるが、概ね良好なテスト結果となりました。

A対応USBC充電器やモバイルバッテリーに関しては、やはりAnkerを選ぶのが正解な気がします。この記事がAnker PowerPort Speed 4の購入を検討していた方の参考になりましたら幸いです。

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