iPhone の機能を使って、もっとコミュニケーションを楽しみたいという方も多いことでしょう。
そこで今回は、アニ文字とミー文字という機能をお伝えします。
これを使うと、LINEなどのメッセージのやり取りだけでなく、FaceTimeのビデオ通話もより楽しくなりますよ。
iPhoneのアニ文字/ミー文字の使用方法は?
今、若い世代を中心に、アニ文字やミー文字という機能が流行しています。
まずはアニ文字やミー文字とはそもそも何かというところから、基本的な使用方法を紹介します。
アニ文字とは動く画像で音声を送信できるサービスのこと。
アニ文字は、iPhone X以降で使えるようになった、キャラクターや動物を使って録音しメッセージ送るサービスのことです。
顔を撮影しながら録音し、表情を変えると顔の動きを真似してくれるのが特徴です。
キャラクターは猫やパンダなどの動物から、ロボットやうんちくんなど20種類があります。
ミー文字はオリジナルのアニ文字
アニ文字は、オリジナルのキャラクターも作成可能です。この自分だけのオリジナルキャラクターのことを「ミー文字」といいます。
ミー文字はiOS12から登場した機能で、カスタマイズできるのは人間のパーツのみです。
しかし、輪郭、髪の毛、肌色といった基本的要素から、口紅や眉毛といった細かいところまで調節可能です。
作成したミー文字は、アニ文字として使用できます。
アニ文字の作り方
アニ文字やミー文字はメッセージアプリから作ります。間違えやすいのですが、カメラアプリではありません。
メッセージアプリを起動したら新規メッセージが既存メッセージを選びます。
宛先が開いた状況で文字入力欄に触れるとキーボードの上に猿マークが出てくるのでタップしましょう。
これで、アニ文字やミー文字を送信したり、作成したりできます。
注意点は、宛先がない状態でアニ文字ミー文字の送信は不可能ということです。必ず宛先を決めてから作成しましょう。
アニ文字を選ぶと、「顔を表示に合わせてください」と表示されます。写真を撮るようにスマホを正面に向けましょう。
メッセージがなくなったら、赤いボタンを押して録画がスタートします。最大30秒録画可能です。
録画しなおしたい場合は、ゴミ箱アイコンを押してもう一度撮り直します。
完成したら、上向きの矢印を押すと相手にメッセージが送信されます。
ミー文字の作り方
iOS12から登場した人間の顔パーツをカスタマイズできる機能です。
アニ文字の選択画面で、キャラクター選択の左にある+ボタンを押して顔のパーツや色をカスタマイズ。
自分だけのミー文字を作成できます。
設定画面をスライドすれば、顔の輪郭や目の形、唇や眉毛などの細かいカスタマイズが可能です。
さらに、まつ毛の本数、目の色といった超細かいパーツまでも、多くのパターンがあります。
詳細作り込むことで、自分そっくりのミー文字が作成できちゃうかもしれませんよ。
作成が完了したら右上の完了ボタンを押します。すると、アニ文字の一覧に、オリジナルのミー文字が追加されます。
後はアニ文字と同じように楽しむだけです。
また一度作成したミー文字は削除や編集、コピーが可能です。
ミー文字の左側にある三点リーダーから、編集、削除、複製を選べます。
編集画面では、1回作ったミー文字を改めて作り直せるので、気が済むまで編集可能です。
アニ文字とミー文字が利用できる機種
アニ文字が作成できる機種は次のとおりです。
iPhone 11
iPhone 11Pro
iPhone X
iPhone XS
iPhone X MAX
iPhone XR
また、ミー文字が作成できるのはこれらの機種でiOS 12以降を搭載したモデルです。
ちなみに、iiPhone X以前のモデルではアニ文字やミー文字は作成できません。
しかし、iPhoneであれば、旧式モデルでもメッセージ上でアニ文字やミー文字を受信できたり、送られてきたアニ文字を、LINEやインスタを通して共有できます。
アニ文字とミー文字をLINEで使う方法
ここからは、アニ文字とミー文字をLINEに送信するやり方を紹介します。LINEやInstagramで使うと、色々なメリットもあるので、併せて紹介します。
LINEを使えばアンドロイドなどの機種にも送信できる
アニ文字やミー文字はLINEで送信することができます。この場合データ動画という方式になるため、Android携帯など、iPhone以外の機種にも送信できます。
LINEで送信したアニ文字は相手のLINEのトーク画面に動画として残されます。
キャラクターがあなたの声で喋り出すことは変わらないので、きっと驚かれることでしょう。
友達同士のコミュニケーションも益々活発になりますね。
LINEでの送信方法
アニ文字やミー文字を送る場合は、Messageアプリでアニ文字を作成し、LINEに共有するという形をとります。
アニ文字を普通に作成したら、送信したアニ文字をタップ。
画面の左下にある共有ボタンを押してLINEを選択すると、LINEアプリが起動するので、送信する相手を選びましょう。
この方法でLINEのトーク画面にアニ文字を送信できます。
ちなみに。設定によっては共有メニューにLINEがない場合があります。その場合は、共有メニューを開き一番右までスクロール。
その他ボタンを選択し、共有可能なアプリやサービスが表示されたら、デフォルト設定をオンにして、アプリの左にある+を押して完了ボタンを押します。
あらためて供給メニューを開けば、特定のアイコンが追加されています。
LINEで使う際には、メッセージも送信できる
アニ文字を送信する際にメッセージも入力できます。
メッセージを添える場合は、送信先選択画面の下に文字を打つところがあるので、メッセージを入力し送信。
相手によっては音声付きのアニ文字は聞けない場合もあるので、送ってあげたほうが親切といえるでしょう。
Instagramで使用する
LINEと同様に、Instagramでもメッセージからアニ文字を直接送信可能です。
アニ文字をタップして共有を開き、Instagramのアイコンを選択します。
投稿前の画面へ移り、コメントを追加してからシェアをタップしましょう。
シェアを押した後にインスタグラムのアプリを開くと、自分の投稿に反映されてることがわかります。
アニ文字/ミー文字をさらに活用する方法
アニ文字とミー文字をもっと活用する方法もあります。
ここでは、その一例を紹介していきましょう。
Facetimeでおもしろビデオ通話ができる
IOSのアプリであるFaceTimeでは、アニ文字やミー文字を使えます。
まず、FaceTimeアプリを立ち上げてから電話をかけ、通話状態にしておきます。
画面下の☆マークを選び、猿のマークから好きなキャラクターを選ぶとアニ文字やミー文字を反映できるようになるのです。
また。FaceTimeのアニ文字は、☆ボタンから変更が可能です。
そして、FaceTimeの×ボタンを押すとアニ文字を削除できます。
FaceTimeでアニ文字を使えば、普段の通話がより楽しいものになるでしょう。
ステッカーにする
アニ文字やミー文字はステッカーとして使えます。
ステッカーとはメッセージの好きなところに貼れるシールのようなものです。
使い方は、最初に相手にメッセージを送っておきます。そして猿のマークからアニ文字を起動して準備完了。
あとは表情を作ったあと、アニ文字を長押しすれば浮き出るのでメッセージの好きなところに貼り付ければ完成です。
ちなみにステッカーは、1通以上メッセージを送った相手にしか送れないので気をつけましょう。
また、IOS13以降では、ステッカースタンプの専用ボタンから自分の作ったミー文字もステッカーして使えるようになっています。
Instagramをもっと自由に
Instagramでは文字ステッカーも使えます。ストーリー作成画面で文字入力をし、キーボードを表示させておきましょう。
一番左にスクロールし、よく使う絵文字の所にアニ文字のステッカーがあります。
ステッカーの右下にある「・・・」ボタンをタップすれば、たくさんのアニ文字、ミー文字のステッカーが選べるようになっています。
あとは通常の通りと同じように、ステッカーを貼り付け、位置や大きさを変えるだけです。
カメラエフェクトを使う
カメラエフェクトを使うことで、メッセージのやりとりや会話をより楽しめます。
さらに、アニ文字を使い写真やビデオを作成できるのもポイント。
まず、メッセージアプリを開き新規作成ボタンをタップするか、既存のスレッドを開いておきましょう。
次に、写真をタップし写真かビデオを起動します。
星ボタンをタップし、くまのアイコンを選択してから、キャラクターを選ぶと顔をアニ文字に変えられます。
また、ひとつの写真やビデオに複数のアニ文字エフェクト追加可能です。
実際にやってみると、非常に楽しく写真のやり取りできます。
まとめ
IPhoneのアニ文字や絵文字を使うとよりコミュニケーションが楽しくなります。
使い方も慣れると簡単で、LINEやInstagramにも応用できます。
また、FaceTimeのテレビ通話にも使えるのでいつもの楽しいおしゃべりがもっと楽しくなることでしょう。
さらに、オリジナルのアイコンを作れば自分らしさを演出できるうえに、すっぴんを見せたくない場合でもテレビ電話を楽しめます。
みなさんも、一度やってみると、その楽しさにハマるかもしれませんよ。