Android／ストレージの「その他」とは？消すべきなのか徹底解説

スマートフォンを長く利用していると、内蔵されているストレージが一杯になってしまう事がよくあります。その時に今まで撮影した写真や動画を整理すると思いますが、Androidのストレージを確認すると「その他」という項目で容量を意外と使っていることに気づきます。

そこで本記事では、ストレージの中にある「その他」という項目について解説していきます。

Android：「その他」はどんなファイル？

Androidのストレージにある「その他」のファイルに分類されるデータとは、スマホが画像・動画・音楽・メール・アプリのどれにも分類できないと判断したデータを指します。

例えばZIP・PDF・TXTのようなファイルや、拡張子が無いファイルが含まれます。

その他の確認方法

確認する方法は設定を開き、ストレージをタップするだけです。このように、ストレージ内の項目ごとに分類されている中に「その他」があります。

タップすると、「その他」に分類されているデータが確認できます。

確認できない時は「Yahoo!ファイルマネージャー」アプリを使おう

スマホのメーカーやバージョンによってはこの方法で確認する事が出来ません。そんな時は、ファイルマネージャー系のアプリを使いましょう。

今回は「Yahoo!ファイルマネージャー」を例に説明します。

インストールしてアプリを起動すると、自動でスマホ内のストレージ状況をグラフ化してくれます。

円グラフをタップすると、各項目の使用状況をパーセンテージで教えてくれます。このアプリを使うと、「その他」がスマホの容量をどれだけ圧迫しているのか分かりやすくなります。

Android：ストレージの容量が不足すると起きる問題

ストレージの容量が残り少ないと、様々な問題が起こりやすくなります。

スマホの動作が不安定になる

内部ストレージにはOSを動かす為のシステムがあります。しかし、内部ストレージの容量が満杯だとスマホの動きが遅くなり、下手をすれば再起動ループに陥ることもあります。

ダウンロード・アップデートができなくなる

ストレージの容量が少ないと、アプリのダウンロードやOSのバージョンアップが自動で行われなくなります。アプリやOSは常に最新の物に更新しないと、セキュリティの面で不安が生じます。

以上のことから、「その他」がストレージの容量を不足させているのなら、ある程度整理する必要があります。

「その他」はそもそも消しても良いファイルなのか

消すかどうかは自分次第。消しても問題ないですが…。

上述したように、「その他」のファイルにあるデータは画像や音楽以外のデータです。その中にはユーザーが作成したファイルや、ダウンロードしたファイル、あるいは自作アプリやアプリを作動させたり作業を保存しているデータの可能性があります。

「その他」がストレージを圧迫しているからといって端から消していったら、重要なデータを消す恐れがあります。そのため、面倒かもしれませんが、消す際は消しても問題ないかを確認しながら行いましょう。

その他のファイルを分別しながら削除する方法

実際に「その他」の不要ファイルを消す方法をご紹介します。今回不要ファイルを削除するのに使うアプリは、Yahoo!ファイルマネージャーです。

一つ一つ確認しながら手動で削除

アプリを開き、本体/SDカードの項目をタップします。幾つものフォルダが表示されるので、少々面倒ですがこの中から不要と判断できるファイルを選び削除していきます。

不要ファイルを自動で削除

単純に空き容量だけを増やしたいのなら、アプリのトップ画面にあるスマホクリーンplus+をタップしましょう。

ここではスマホ内部に溜まっている、キャッシュと呼ばれているゴミデータを自動で識別して削除してくれます。不要と判断されたキャッシュを確認したら、削除しましょう。

Android：「その他」の削除方法まとめ

以上、Androidスマホに存在する「その他」は消していいのか、削除する方法についての紹介でした。

「その他」のファイルから不要なデータを探すのは面倒かもしれません。ですが、時々スマホ内の整理整頓をしておくと、お気に入りのスマホを長く使用できるようになります。

スマホの容量不足に困っている方は、今回紹介した方法を使ってストレージの整理を試してみてください。

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