最近のAndroidスマホには、購入した時に標準のブラウザとして「Google Chrome」がインストールされています。
Chromeは便利なブラウザアプリですが、使い続けていると、他のブラウザでもっと使いやすいものはないか、あわよくば乗り換えようかを検討してしまう人もいらっしゃるかと思います。
そこで本記事では、Androidスマホの標準ブラウザを他のブラウザアプリに変更する方法や、代表的なブラウザアプリの特徴などをご紹介します。
Google Chromeの特徴
まず、多くのAndroidユーザーが使用しているGoogle Chromeアプリの特徴を簡単にご紹介します。
【1】パソコンのChromeと同期できる
スマホのChromeアプリとPCのChromeは同じGoogleアカウントを持っている場合、ブックマークや履歴、自動入力用に保存したデータなどが共有できます。
パソコン上でやりかけの作業を続けたい時や、咄嗟にログインパスワードが思い出せなくても、共有されていればそれらをスムーズに行えます。
【2】便利な機能が多数搭載
スマホの画面を意識して開発されているため、指先一つで全ての操作が可能となっており、ストレスなくウェブを楽しめます。
Google製ならではの特徴として翻訳機能がデフォルトで搭載されています。開いたページが母国語以外で書かれていると、翻訳するかどうか選べるようになっています。
また、文章を範囲選択するとそのまま検索が可能なのも、Googleならではの機能です。
標準ブラウザの切り替え方
気に入ったブラウザアプリを見つけたら、今度はそのアプリをスマホの標準ブラウザに切り替えましょう。今回はSONYのXperiaSO-4Jを実例に説明します。
まずはホーム画面を開き、「設定」から「アプリと通知」をタップします。次に「標準のアプリ」をタップしてください。
次の画面で、標準で使うアプリの設定を行います。現在Chromeとなっている所を、Firefoxなどにチェックを入れれば設定は完了です。標準になったブラウザが、ウェブを開く時に自動で選択されるようになります。
残されたChromeアプリの扱い
変更後のChromeを無理に削除する必要はありません。新しいブラウザアプリにに馴染めなかった時に戻そうとしても、アンインストールしてしまうとそれまでのデータが消えてしまいます。
また、一つのアプリに全部のパスワードやフォームが集中するのは、何かあった時に危険なため、リスク分散として併用して使うのも良いかもしれません。
Chrome以外の代表的なブラウザアプリの特徴
Googleplayでは日々、膨大な数のアプリを配信しています。ブラウザアプリだけでも何十種類とあります。ここでは、そのうちの一部をご紹介させていただきます。
【1】アドオンが豊富な「FireFox」
パソコンのブラウザとしてChromeに並んで知名度のあるFirefox。
スマホ版Chromeでは除外されたアドオン機能が搭載されているため、パソコンと同じように機能を拡張できます。例えば、デフォルトのテーマを自分好みのテーマに切り替える事も簡単に出来ます。
これ以外にも様々なアドオンが無料で提供されているので、標準ブラウザの乗り換え先としてもおすすめできます。
【2】動作が軽く、Flashが使える「ドルフィンブラウザ」
ドルフィンブラウザは動作が軽いためゲームなどが快適にプレイでき、他のブラウザアプリに無いユーザーインターフェイスを搭載しています。
また、最近では珍しくFlashを使用できます。
Flashの開発会社は2020年にサポートを終了すると発表されましたが、まだFlashで動くゲームやサイトは存在するので、意外と必需品です。
【3】自分好みのカスタマイズが可能な「Habit Browser」
Habit Browserは様々な機能が搭載された驚きのアプリです。例えば、一般的にアドレスバーの位置は上かもしれませんが、このブラウザアプリでは下に設定する事も可能です。
それ以外にも、フリック時の動作を左右で細かく設定、クイックメニューを合計で16個設定など、ここでは書ききれない機能がデフォルトで入っています。
Google PlayストアでDLスマホの標準ブラウザ変更方法/まとめ
以上が、スマホの標準ブラウザを変更する方法、および他の代表的なブラウザアプリの特徴についての紹介でした。
Chromeは10憶ダウンロードを突破した、世界で多くのユーザーに使われているブラウザアプリです。だからといって、誰にとっても使いやすいという訳ではありません。
Androidは自由なカスタマイズを可能としています。これを機に、自分にもっと向いているブラウザを探すのも良いかもしれません。