ごくごくあたり前のことですが、Androidスマホは何か動作するたびにバッテリーが減っていきます。逆に考えれば、何もしなければバッテリーが減らないハズ。
しかし、実際は何もしなくてもバッテリーがぐんぐん減っていきます。
そこでこのページでは、Androidスマホのバッテリーの減りが早い時に確認したい8項目について紹介していきます。
Androidスマホのバッテリーの減りが早い時の8つの確認事項
最もバッテリーを消費する機能は、ディスプレイと言われています。ディスプレイを点灯するためにバッテリーをどんどん消費するという仕組みですね。また、パケットを送受信したり、基地局やアクセスポイントなどの通信相手を探したりするときにも、バッテリーを消費します。
このようなAndroidスマホ一般的と言えるような機能でも、使いかたによっては機能を制限してスマホのバッテリーの減りを遅くすることができるのです。
1.画面の明るさ
ディスプレイが点灯しなければ、インターネットもYouTubeもLINEも見られません。ですのでディスプレイの点灯を完全に制限することはできません。しかし、ディスプレイが明るすぎると、バッテリーの減りが余計に早くなります。
そこで、ディスプレイの明るさを暗く抑えることで、バッテリーの減りを遅くすることができます。ディスプレイの明るさを調整するのは設定アプリから行うことができます。
まず、設定アプリを開きディスプレイをタップします。
ディスプレイ設定画面では、「明るさのレベル」を調整します。自分の好きな明るさに調整して「OK」をタップして完了です。
暗すぎると画面が見えませんので、使用に問題ない範囲で明るさを調整しましょう。
2.スリープまでの時間
スリープまでの時間は、最後に操作してからディスプレイを消灯するまでの時間です。
ディスプレイが点灯している時間は、バッテリーの減りが早い時間と考えられますので、できるだけ早くディスプレイを消灯すると良いでしょう。スリープ時間は設定画面から調整することができます。
まず、設定アプリを開きディスプレイをタップします。
ディスプレイ設定画面で「スリープ」をタップして、ディスプレイが消灯するまでの時間を選択してください。5分以上は長すぎてバッテリーの減りが早いと感じますので、目安としては2分以下もしくは1分以下にすると良いでしょう。
スリープまでの時間が短すぎると、思いのほか頻繁にディスプレイが消灯して使いにくく感じるかもしれません。
3.機内モード
電波を発している状態はバッテリーの減りが早いと考えて間違いありません。そこで、電波を使用しない場所では、機内モードにするのもよいアイディアです。
機内モードの設定方法はスマホによって異なりますが、大抵の場合は電源ボタンを長押すると機内モードが表示されます。
機内モードにすると都合が悪い場合は、個別に電波を発する機能をオフにしましょう。
4.モバイルデータ通信
利用している場所(ご自宅、職場など)の電波状況によってバッテリーの減りが早い場合があります。残念ながら、画面上部に表示されているアンテナの本数が少ない場所では、バッテリーの減りが早くなります。
これは、より電波状況の良い基地局がないか探しているためです。そこで、アンテナの本数が少ない場所で、インターネットや、メール、LINEなどを利用しない場合は、モバイルデータを無効にしましょう。
モバイルデータの通信設定は設定画面からも行えますが、ウィジェットから操作したほうが簡単です。Androidの機種によって違いますが、Galaxyの場合は上から下にスワイプするとウィジェットが表示されます。
その中にモバイルデータ通信がありますので、アイコンをタップしてオフにします。オフにすると、パケットを使用できなくなりますので、少し不便になります。また、電波状況が安定している場所では、バッテリーの減りの早さにはあまり影響がありません。
5.Wi-Fiの設定
通常、Wi-Fiを使える場所は限られています。明らかにWi-Fiを使えない場所では、Wi-Fiをオフにしましょう。Wi-Fiをオンにしていると、アクセスポイントを検索し続けますので、バッテリーの減りは確実に早くなります。
モバイルデータ通信と同様にウィジェットを表示させます。Wi-Fiのアイコンがありますのでタップしてオフにします。
設定アプリのWi-Fi設定からも同様の操作を行うことが出来ます。
6.Bluetoothの設定
Bluetoothイヤホンなど、Bluetooth対応機器を使用しない場合は、Bluetoothをオフにします。
また、Wi-FiとBluetoothは電波が干渉します。電波の干渉は、余計な通信が発生し、バッテリーの減りが早くなる原因となります。
ウィジェットを開いてBluetoothのオンオフを切り替えます。
7.GPS(位置情報)の設定
ホーム画面などに現在地が表示される場合は、GPSの電波を受信して、測位を行っています。現在地の情報が必要ない場合は、GPSをオフにしましょう。GPSの電波を受信している間は、バッテリーの減りが早くなっています。
ウィジェットを開いて位置情報のオンオフを切り替えます。
現在地の情報が利用できなくなりますので、Googleマップなどで自分の場所はわからなくなります。ですが、位置情報は必要になったときにオンにすれば十分です。
7.最後はバッテリー交換も視野に
バッテリーが劣化して、十分に充電できなくなっている可能性もあります。
バッテリーが膨らんできた場合は、危険ですからすぐにバッテリーを交換しましょう。バッテリー交換については、端末の製造元、または購入した販売店にお問い合わせください。
格安スマホ(SIMフリースマホ)に関しては、製造元の公式ショップでバッテリーを販売している可能性もあります。
バッテリーの減りが早いならモバイルバッテリーを携帯しておこう
どうしてもバッテリーの減りが早くて1日も持たずにバッテリーが切れてしまう…。という場合に助けになるのはモバイルバッテリーですね。最後に、おすすめのモバイルバッテリーを紹介しましょう。
【BLUEDOT】BMB-101
BLUEDOT株式会社が製造、販売している10,000mAhのモバイルバッテリーです。電池部分には、リチウムポリマー電池を使用しているため、リチウムイオン電池と比較すると、破裂することが少ないそうです。
性能については、一般的なモバイルバッテリーと比べて可もなく不可もなくですが、デザインが大変人気の商品です。色を選べるのも重要なポイントですね。
【ADATA】P20000D
エイデータテクノロジージャパン株式会社が製造、販売している20,000mAhの大容量モバイルバッテリーです。
平均的なスマートフォンなら約6.4回の満充電が可能になっています。これだけ容量が大きいと、数日充電しなくても困らないでしょう。本体にデジタルディスプレイがついていて、電力残量が数値で表示されますので、残量を心配するストレスからも解放されます。
また、高輝度のLED懐中電灯機能を装備しているのも、いざというときに便利かもしれません。