本記事では、Androidスマホで削除してしまったアプリを復元する方法について解説しています。
Androidスマホには、様々なアプリがインストールできます。使ってみて、自分と合わないなと思ったり、使わなくなったアプリをアンインストールすることがあると思います。
そんな時、間違えて消すつもりのなかったアプリも消してしまった、ということになっても復元は可能なので焦る必要はありません。
基本的なアプリの復元方法
アプリを消してしまった場合の復元方法は、大きく分けて2つあります。それぞれの復元手順について順番に解説していきます。
ホーム画面のアイコンを消した場合
ホーム画面にあるアプリは、パソコンでいうところのショートカットです。ここのアプリを削除したからといって、アンインストールとはなりません。
ホーム画面に表示されているアプリドロワーをタップして、アプリがまだ端末内にインストールされているかを確認します。
例えば、下記の「サカつく」をホーム画面に表示させたいときは、まずアイコンを長押しをします。すると、ホーム画面に追加の表示がされますので、そこに合わせてアプリを移動すると、アプリがホーム画面に復元されます。
スマホ内からアンインストールしていた場合
アプリドロワーを探してもアプリが見つからない場合は、アンインストールしてしまったのでしょう。ですが、GooglePlayストアのダウンロード履歴から、ダウンロードしなおすことができます。
まずは、スマホホーム画面からGooglePlayストアを開きます。アプリを開いたら、左上のメニューアイコンをタップし、「マイアプリ&ゲーム」をタップします。
ライブラリの項目には、これまでインストールして、現在未インストールのアプリが一覧となっています。この中から目的のアプリを探して、インストールし直せば復元の完了です。
ちなみに有料アプリの場合、同じアカウントでインストールしなおしても追加の料金を払うことはありません。
アプリのうっかり削除を防ぐ方法
本来削除したくない場合でも、うっかりアプリを削除してしまう可能性があります。iPhoneだと、アプリの削除に制限を掛けられますが、Androidスマホではその機能はありません。
そんな時にAndroidでは、「Nova Lancher」というホームアプリを使ってうっかり削除を防ぐことが出来ます。
アプリをインストールして、「Novaの設定」をタップします。デスクトップをタップし、一番下の高度な設定にあるホーム画面のロックをタップします。これでアプリを間違えてアンインストールすることはなくなります。
「Nova Lancher」以外にも優れたホームアプリはあります。自分のスマホにあったのを選びましょう。
アプリのバックアップ方法
アンインストールしたアプリを、再インストールしてもデータが全て復旧できるとは限りません。データも復旧したいのなら、バックアップが不可欠になります。Androidスマホには復元する方法が二種類あります。
本体に最初からあるバックアップ機能
androidスマホには、機種ごとにバックアップが存在します。その場合、Googleアカウントと紐づけされたものしか復元しません。復元されるデータは主に、アプリと通話履歴、端末の設定などです。
スマホのホーム画面から「設定アプリ」を開きます。次に設定画面の一番下にあるシステムをタップします。
システム画面にある「バックアップ」をタップすると、スマホにバックアップされているデータや日付が表示されます。Googleドライブへのバックアップがオンになっていれば、自動的にバックアップされています。
バックアップアプリを使う
本体に備わっているバックアップ機能は、手軽な分バックアップできる項目が少ないです。音楽や写真のバックアップしたい場合は、バックアップアプリが必要になります。
今回は「JSバックアップ」を例に使い方を説明します。
インストールして、規約に同意するとホーム画面に移動しますので、「バックアップ&復元」をタップします。
「JSバックアップ」は指定のクラウドか、パソコン、SDカードにデータを保存します。自分のDropboxを持っていると、バックアップ先として指定できます。
復元するときは、「復元する」をタップし、バックアップを作成した保管先からデータを指定します。
最後に
以上、Androidスマホで削除したアプリを復元する方法や、うっかり削除を防ぐ方法の紹介でした。
間違えてアプリをアンインストールしてしまうことは、よくあります。そんな時は慌てずに、今回紹介した方法で簡単に復元できます。
また、こまめにバックアップを取っておくと、不意の事故に遭遇してもスマホのデータを取り戻せます。