5G

5G回線でできることって?

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まもなく2020年になろうとしている頃、「5G」のサービス開始が目の前に迫っています。

2019年4月にアメリカと韓国では、すでに5Gが試験的に導入されました。

5G社会になると、私たちの生活にどのような変化が起きるのでしょうか?

今回は「5Gが導入されたらできること」について紹介していきます!

5Gってなに?3Gや4Gとの違いを解説。


「5G」は2020年から本格的に導入される次世代の移動通信システムです。

今まで使われていた3G・4Gとは、どのような点が変わったのでしょうか?

5Gの特徴とあわせて解説していきます!

5Gとは?

 

5G(Five Generation)とは、第5世代の通信システムのことです。
現在使われている4Gをより高機能にした通信回線で、これら通信システムの開発はNTTドコモが主体となって進められています。
5Gに関する研究は2010年頃から、NTTドコモによってスタートしていました。

少し歴史を遡ると、2000年代初頭に3G回線が登場しました。
私たちは3G回線のおかげで、携帯によるメール・通話はもちろん、インターネットを使って情報を検索できるようになります。

しかし3Gは一度に通信できるデータ容量、その通信速度に難がありました。
情報を検索しても結果が表示されるまで5秒くらいかかったり、画像の表示が途切れ途切れになったり、まだまだ快適な通信環境とは言えません。

それから10年ほど経ち、2012年に4G回線が登場します。
4Gによって、スマホによる動画の視聴やwebアプリの利用が当たり前に。
3Gよりも高速なデータ通信が可能となり、スマホに関して不便だと感じることは少なくなりました。

そして2019年、次世代の通信システム「5G」がプレリリースされました!
2020年には本格的に世界共通の通信システムとして導入予定です。

5Gの役割はスマホのようなモバイル通信の高速化だけにとどまりません。
iot技術によって、「車の自動運転」・「ロボットによる遠隔手術」などを実現させる可能性を秘めています!

5Gの3つの特徴

では5Gには今までの3G・4Gとどのような違いがあるのでしょうか。
5Gには大きく分けて3つの特徴があります。

①高速データ通信

5Gでは通信速度が20Gbpsとなり、4Gと比べ約20倍速いです!
スマホで動画を視聴するとき、動画が止まったり、音声が途切れてしまったりすることが少なくなります。

また4Gで使われていた3.6GHz以下の周波数に加え、より高い周波数帯を使用するようになりました。
本来、高い周波数帯は長距離通信に適していません。
しかし「ビームフォーミング」という技術を使うことで、電波を特定のユーザーに向けて飛ばしやすくし、より遠くでの通信を可能にしました。

②低遅延

データ通信をするとき、遅延が少なくなるのも5Gのメリット。
データを送受信していると微妙な遅延が起こりますが、5Gでのデータ遅延は1msとなっており、人間では感知できないレベルです。
これによって、遠隔地にあるロボットをリアルタイムで操作しても問題ないくらい、データ遅延を感じなくなります。

③多数同時接続

5G社会になることで、デバイスの同時接続台数が増えます。
4Gのときは1キロ平方メートルに10万台が限界でした。
しかし、5Gでは1キロ平方メートルに100万台のデバイス接続が可能となり、4Gのときの約10倍に!

これによって災害時など、人が集中するときでも、安定してデータが送受信されます。

5Gといえば動画!YouTubeなどはどう変わる?


5G社会は動画コンテンツにもっとも影響を与えると言われています!

youtubeなどのサービスは、今後どのように変わっていくのでしょうか?

動画再生自体がスムーズに

5Gのサービスが本格的に導入されれば、動画再生がスムーズになると予測されます。

現在の環境でも動画視聴は十分できますが、動画が止まったり、音声が消えてしまったりすることが少なからずありました。

5Gは今以上の高速データ通信を可能にするので、より快適に動画を視聴できます!

通信制限が緩和される

「今月動画を見すぎて、月末に通信制限がかかってしまった」
みなさんも経験あると思います。

今後は5Gによる高速大容量通信のおかげで、このような心配はなくなるでしょう。

まだ予測段階ですが、デバイスごとの通信制限の上限がアップ、もしくはデータ通信制限がなくなる可能性もあります。

ライブ配信が今以上に盛り上がる

5Gには「データの低遅延化」という特徴があるので、ライブ配信の可能性が広がります。

低遅延化によって音声のズレがなくなり、配信者と視聴者がよりリアルタイムで交流可能。

カメラアングルも一視点ではなく、360度視点の配信ができるようになり、視聴者はさまざまな角度から配信を楽しめます!

VTuberがより高性能に

5Gへの移行は、VTuberにも影響を与えます!

VTuberは主にyoutubeなどの動画コンテンツ上で活動する、2次元のキャラクターというイメージです。

しかし、5Gの導入で「高速データ通信」・「データの低遅延化」が実現すれば、VTuberを3次元のCGキャラクターとして動かすことも可能!

近い将来、「人間とVTuberが直接交流する」というようなことも実現するかもしれません。

動画以外にもたくさんこんなことが変わる!

5Gの導入によって、動画以外にも私たちの生活は大きく変化します。
・リアルタイムでのライブ観戦
・車の自動運転技術の発展
・遠隔操作での手術
・安全な災害復旧作業

他にもまだまだありますが、これらの具体例を見ていきましょう!

リアルタイムでのライブ観戦

5Gによって、スポーツやコンサートの観戦の仕方が以下のように変わります。

①データが低遅延化することで、よりリアルタイムでの観戦に。
②デバイスの多数同時接続により、マルチアングル(360度視点)での観戦が可能。

例えば野球観戦で、ピッチャー視点、バッター視点、さらには解説席視点など、自分の見たいアングルから観戦でき、より臨場感を味わえます!

車の自動運転技術の発展

車の自動運転技術は4G時代から研究が進められています。
現段階では、車の自動ハンドル操作や緊急ブレーキシステムを実装中です。

5G社会になり、将来的には人が一切操作をしない「完全自動運転車」が開発されると言われています。

自動運転にはハンドル操作以外にも、現在の位置情報や走行中の映像などのデータが必要不可欠。

またこれらデータがきちんと送受信されれば、車本体が自動で人の飛び出しを検知でき、交通事故の減少へと繋がる可能性もあります。

5Gの持つ「データの遅延化」は、自動運転技術の発展に大きく貢献するでしょう!

遠隔操作での手術

5Gによって、医療面でも私たちの生活は大きく変わります。

VR技術を応用して、人間の動きを遠隔地に転送することで、自分の分身(アバター)に同じ動きをさせることが可能に。
この技術を「テレイグジスタンス」といいます。

テレイグジスタンスを利用すれば、ロボットが手術のような緻密な作業を行えるので、私たちはどこにいても医療サービスを受けられるようになります!

安全な災害復旧作業

近年、日本では台風・地震による災害が増えていて、各地で現地住民やボランティアの方が懸命に復旧作業に取り組んでいます。
しかし災害直後だと余震などの二次災害により、復旧作業を行えない可能性が高いです。

そこで5Gを活用してショベルカーなどを操作できれば、安全な復旧活動が可能。
5Gの特徴である「高速大容量」・「低遅延」のおかげで、リアルタイムで建機を遠隔操作できるようになります。

建設業界は人手不足という背景もあるので、無人で建機を操作できるのはメリットでしかありません!

まとめ

「5G社会になって私たちができること」をまとめてみました。

iot・AIといった技術が発展し、もはやインターネットは私たちの生活には欠かせないモノです。

そして5G回線の登場によりインターネットの性能が強化され、私たちの生活を豊かにしていきます。

これからの5G技術や、家電・自動車などのデバイスの進歩に期待しましょう!

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